鉄フライパンのお手入れは“油選び”で決まる|保存に最適な油と錆びないコツまとめ
鉄フライパンのお手入れは“油選び”が超重要!— 意外と知らない保存用オイルの性質まとめ —
鉄フライパンのお手入れといえば、「洗う → 乾燥 → 油を薄く塗る」この流れを思い浮かべる方が多いですよね。
実際、あじねフライパンでも、長期間使わないときには油を塗って保管する方法を推おすすめしています。
しかし、ここで多くの方が見落としてしまうのが、
“塗る油の種類”によって保存の良し悪しが大きく変わるって事があります。
つまりはどんなことかと言うと、“油を塗ったのに錆びた”は、実は油の性質が原因、
ということがあったりします。
実は、油にもそれぞれ性質があり、酸化しやすい油を選ぶと逆に錆びやすくなることがあるんです。
なので鉄フライパンのお手入れ(保存)に適した油・向かない油を完全整理 しつつ、途中のランキングでは カウントダウン形式 でお伝えしようと思います。
よかったらコーヒーでも飲みながら、どうぞ読んでください。
◆ 鉄フライパンを使わないとき、どう保存するのが正解?
まずは基本から。
鉄フライパンは“水分”が残っていると錆びます。そのため、保存のときは次の流れが最も大事です。
① 完全乾燥(火にかけて水分ゼロに)
自然乾燥だけでは水分がとる事があるので、できたら少しでも火にかけて、フライパン全体をしっかり乾かしてください。
② 油は“拭くように塗る“
しっかり厚塗りしたからその分効果があるってことでは無いのです。逆に油は少ないほうが実は酸化しにくかったりします。
と言うのは、油も空気に触れると酸化し、劣化します。なので厚く塗るほど空気に触れる面積が増え、酸化も進みやすくなります。
厚塗り=酸化しやすいから→ 酸性に傾き鉄を錆びさせる原因
つまり油は防錆剤ではなく、“空気とのバリア膜”なので、膜が薄くても役割は果たします。
また厚塗りすると油がベタついて湿気を呼びます。
油を多く塗ると、ベトッとした状態になります。このベトつきは ホコリ、水分を吸着しやすい 性質があります。
結果として…
湿気+酸化した油 → 錆やすくなるって感じです。
③ 新聞紙で包んで保存する
湿気を吸ってくれるので優秀。フライパンを裏返して置くと内側に湿気がこもりません。
◆ 油を塗っても錆びる。理由は“酸化スピード”にあった
油は空気に触れるだけで酸化し、少しずつ 鉄を錆びさせる力(酸性)を持つ ようになります。
特に 不飽和脂肪酸の多い油=酸化しやすい油 は、長期間塗っておくと逆効果。
だから保存用の油選びはとても大切なんです。
◆ スーパーに並ぶ油の特徴と性質
まず、それぞれの油の“個性”を簡単に整理します。
• 紅花油:超酸化しやすい
• ひまわり油:酸化スピードが速い
• しそ油(えごま油):非常に酸化しやすい
• コーン油:酸化しやすい
• 太白ごま油:実は酸化しやすく保存には不向き
• 焙煎ごま油:抗酸化成分が多く酸化しにくい
• なたね油(キャノーラ):比較的安定
• サラダ油:中間レベル
• 米油:抗酸化成分豊富で酸化しにくい
• ピーナッツ油:中間の安定性
• ココナッツオイル:ほぼ酸化しない最強クラス
• ラード:酸化しにくいが不純物があり保存には不向き
ここからいよいよ、「錆びやすい油 → 錆びにくい油」へのカウントダウンをDJアナウンス風にお届けします。
鉄フライパンが“もっとも錆びる油”から“守ってくれる油”まで一挙紹介!
ステージライトがパッとついたつもりで…
ここからはテンションUPでお楽しみください。
🎧 第11位(ワースト):紅花油
ここでは“酸化の暴れん坊”と呼ばせてください。リノール酸が多く、酸化がとにかく速い。保存用としては残念ですが、最下位!
もちろん、紅花油悪く言っているわけではありませんことをお許しください。
🎧 第10位:ひまわり油
紅花油に負けず劣らず酸化スピードが速い。保存するなら避けたい。
🎧 第9位:しそ油(えごま油)
健康には最高。しかし鉄フライパン保存には…超不向き!酸化スピードはターボ級。
🎧 第8位:コーン油
こちらもリノール酸が多めで酸化しやすい。保存にはあまり向きません。
🎧 第7位:太白ごま油(白ごま油)
「ごま油=強い」と誤解されがちですが…実は精製工程で抗酸化成分がほぼ抜けており、酸化しやすい側に入ります。
残念ですが、この位置です。
もちろん調理用として、油は悪いではありません。その点は誤解しないでね。
🎧 第6位:ピーナッツ油
やや安定はしているものの、中間レベル。保存に使えなくはないけど、積極的には勧められない。
🎧 第5位:サラダ油
日常も手に入りやすいので便利!
しかし保存用としては“ギリ中の下”。
🎧 第4位:なたね油(キャノーラ油)
ここから安定ゾーン突入!比較的酸化しにくく、保存用にも向いています。
🎧 第3位(強い!):焙煎ごま油
セサミン・セサモールなど抗酸化成分が豊富。酸化しにくい油。ただし香りが高いものもあって、それが匂いとしてつくので好みが分かれるかも。。。。
🎧 第2位(準最強):米油
“フライパンとの相性”でいえばトップクラス。抗酸化物質のおかげで錆びにくく安定。
そして、ここでドラムローール‼️
🎧 第1位(最強):ココナッツオイル
Ladies and gentlemen!鉄フライパン保存の“キング・オブ・オイル”!ほとんど酸化せず、防錆力は圧倒的。迷ったらコレ!
◆ 総まとめ:ワースト→ベスト一覧
ワースト(錆びやすい)
11. 紅花油
10. ひまわり油
9. しそ油
8. コーン油
7. 太白ごま油
中間層
6. ピーナッツ油
5. サラダ油
4. なたね油
ベスト(錆びにくい)
3. 焙煎ごま油
2. 米油
1. ココナッツオイル
◆ 保存に選ぶならこの4つがおすすめ!
• ココナッツオイル(最強)
• 米油(万能)
• なたね油(扱いやすい)
• 焙煎ごま油(香り問題OKなら)
ラードは不純物が残りやすいため保存用途はやっぱり非推奨です。
私たちは「あなただけの鉄フライパン」をお届けするだけでなく、その後の楽しみ方や育て方も一緒に共有していきたいと考えています。
鉄フライパンは、手をかけるほどに応えてくれる道具。毎日の料理の相棒として、長く寄り添ってくれます。
今回の記事で、「油選びって面白い」「お手入れもやってみよう」そんな気持ちになっていただけたら本当に嬉しいです。
これからも、あじねフライパンと一緒に楽しい料理時間をお過ごしください。











