ご存知の通り美味しいハンバーグを焼くには肉汁を閉じ込める事。なので「じゅ~」と焼いて表面に壁を作ってあげることがとても重要です。でも、このときに熱が通っていないハンバーグにフライパンの温度が奪われて温度が下がりやすくなってしまいます。そこで、このフライパンの板の厚さと、鉄の特性をいかした叩いて作ることが能力を生かして、ハンバーグ焼きに有効に働いてくれます。
キュートクックパン
~Cute Cook Pan~
サイズ20cm深さ3.5cm板厚2.3mm
このフライパンは直径が20cmの小ぶりなタイプです。その事からメインで使う大きめのフライパンとは違い、2つ目の補佐的小さいフライパンのように思いますが、ちょっとお持ち下さい。
このフライパンは、このサイズながら贅沢に板厚は2.3ミリで作っています。
小さめのサイズはガス台に乗せた時、フライパン全体を包むように加熱します。言ってみれば小さなオーブンのようになります。この事からじっくり熱を伝えるお料理、とくにハンバーグにはもってこいなんです。しかし、御覧頂いたとおり素材は鉄。文字通り鉄フライパンです。
その鉄フライパンに、こんなイメージがありませんか?
「プロが使うもの」
確かに、業務で使っている方が多いのも実際です。でも、お客さんと話して、こんなふうに言われる方が意外に多いんです。それは「前の方が、お料理がおいしかった」
お母さんが使っていた。おばあちゃんが使っていた。
その時に作ってくれたお料理がおいしかったって言う方が意外にいらっしゃるんです。もちろんそこには良い思い出もあっての事だと思いますが、意外に味っておぼえていたりします。
実際、野菜を炒めたり、お肉なんても焼いたりすると単純においしい思います。
このフライパンは、”じっくり熱を通す事”を鉄の可能性を活かして、あなたの作る料理を助ける優秀な弟子の様にサポートしてくれます。
このフライパンにはハンバーグが美味しく焼けるようなアイデアを沢山いれました。ハンバーグは、家庭それぞれにこだわりや作り方があります。
そんなハンバーグをこのフライパンに乗せて焼いてください。
キュートクックパン20cm板厚2.3ミリ¥14,581(税込み)※ガス火用(IH器、ラジェットヒーターはお問い合わせ下さい。)只今の出来上がり日はこちらに>>
板厚2.3ミリ以外3.2ミリでも出来るようになりました。お問い合わせ下さい。
キュートフライパンの詳細
焼き込んで磨いたものをお届けしていますので、水で洗った後お使いになれますが、もしできましたら、油を入れ切って捨てる部分の野菜で一度野菜炒めをしてからお使いになりますといいです。また長く使う中ふとしたことで錆が出てしまうことも鉄フライパンなのであります。その錆がひどくフライパンを使うのに不便な時、それを磨い落とすケアも行っておりますのでその場合はご利用下さい。
サイズ
【サイズ】
フライパン径20cm フライパン深さ3.5cm 柄の長さ16.5cm 重さ775g
サイズまた重さにつきまして・・・量産品ではなく、ひとつ一つの製作しているため職人次第で多少変わりますので、ひとつの目安としてお考え下さい。
板厚はたっぷりの2.3ミリです。この厚みが保温力をもってくれ、ハンバーグ生地を乗せた時も温度の低下を防いでくれます。これによってハンバーグは焼き始めから美味しく焼き進めてくれます。またこの板厚は、ガス火の当たりを集中的に加熱されるのではなく、できるだけやわらげながらハンバーグ生地に程よい熱加減を作り「じっくり焼き」を助けてくれます。
このフライパンは叩いて成形しているため、表面に叩いた跡や叩きキズがあります。鉄は叩いてあげることで、組織が密になり熱伝導が良くなる性質があるので、その特性を活かしながら製作しています。
また写真では見にくいですが、フライパン表面に磨いた跡があります。この作業によって油馴染みをできるだけ良くなるようにしています。その理由は鉄フライパンのポイントである馴染んだ油は、お料理の際こびり付きにくくしてくれるばかりではなく、鉄を酸や錆から守ってくれる働きもしてくれるからです。
フライパン本体と柄の繋ぐ部分はリベットドメではなく、溶接とめにしています。これによりフライパン内でお料理をしやすしていますが、そればかりではなくと、洗う時も出ているビスがないので洗いやすいのが特徴です。
持つ柄は板一枚の形状ではなく、2枚の板を溶接で合わせ膨らみのある形にひとつ一つ職人が作っています。作る過程で鉄を赤らめながらハンマーで叩きながら、溶接しながらで作っていますため、表面には叩いた作業跡、磨き跡、溶接跡、があります。
この柄の良い所は、フライパンを振っても手が痛くなりません。全て鉄製なので耐久性がありますが、ただ調理中は熱くなりますので、その場合は乾いたタオルや布巾などを握ってお使い下さい。
持ち柄の裏側には2箇所穴が空いています。洗った時など、もし中に水が入った場合は、柄をそのまま加熱して、この穴から中の水分を出して下さい。その際蒸気が熱いのでご注意下さい。
調理後の洗い方
予熱のあるうちに水(お湯可)を流しながらこすり洗いをします。その時洗剤は使わずにステンレスパーマタワシを使ってこすって下さい。タレやソースなどの焦げなど落ちにくいものは激しくこすって一回で落とそうとせず、こすって落ちきれない状態のまま、再度調理台にのせ5~10秒ほど加熱し、そのまま水を流しながら同じ様にこすり洗をします。これで大方落とせますが、もし、落ちきれないようでしたらもう一回繰り返してあげます。
鉄フライパンを使ったことがありますか?
「今まで1度も使ったことがない」と言う方もいらっしゃると思います。
鉄フライパンは素材が鉄なので、どうしても鉄色しています。
その為か、シンプルなんですけど可愛くないっていうか、そんなイメージもあるんじゃないかと思います。
しかもこびり付くなんて言うイメージもありますから、なんとなく使うのが遠くなってしまう。そんな方も多いのではと思います。
こびりつくから使いにくいと言う点は、実はこびりつきにくく使う方法があります。
それはフライパンに油を入れ、加熱して煙が出てきたらひと呼吸した位に食材を入れる。
これを試してみてください。
もちろんこのままだと火が強くて料理が焦げてしまうなんて事もありますので、その場合は食材を入れてから火加減を調節してください。
それとお手入れ方法です。
使い終わった後に、まだ余熱があるうちに洗剤を使わずに水を流しながらこすり洗いをします。こする物は洗剤が付いていないステンレスタワシを使うと便利です。
もしこれで落ち切れない場合は、無理にこすらずに落ちきれなくて濡れたフライパンの状態で再度5秒~10秒位再度火にかけて水を流しながら擦ってあげると大概の汚れは落ちます。
例えば焼肉のタレとかは焦げ付きやすいので、この方法は結構使えます。
この方法のポイントは、洗剤を使わずに”って言うところです。と言うのは、洗剤を使うと油分が落ちすぎてしまい、次回使うまでにフライパンに錆が出てしまうって場合があるので、あえて洗剤を使わないことで適度に油を残してあげる。結果錆から守ってもらうためでもあります。
この2点を押さえておくと、鉄フライパンはかなりイメージが変わると思います。
使いやすくなれば、鉄フライパンを使ってくれる人も多くなるんじゃないかと考えたのですが、同時にさっき言った素材が鉄だけにあまり見栄えがしないって点は思う所でしたが、このフライパン作っていて言うのもなんですけど、とてもバランスがいいデザインと言うか、置いてあるだけ何となくカッコいいんです。
こういうのをデザイン性っていうんでしょうか。目に入ってくるイメージが良いです。
作っている側の意見なので自画自賛になってしまうんですけども、見ていて飽きないフライパンと言ったら良いでしょうか。もちろん見ているだけでなく、ハンバーグを焼いて見て下さい。
しっかり熱を伝えるこのフライパンは面白いです。
この鉄製フライパン用の20cm鉄製蓋もあります。蓋のぺージはこちらに>>