今回は「きじ焼き丼」のレシピです。
私、きじ焼き丼と言うと高校の時の部活を思い出します。部活と言っても土曜日の部活です。私達が高校生の時、土曜日はおやすみではなく半日授業でした。
なので土曜の午後は部活になるのですが、その時は部活のみんなと弁当を食べるんです。
その時に、買いに行ったのが近所のお弁当やさんで、そこできじ焼きがあったんです。
そこには別の部活の人がいたりして、わいわいやってました。
こういう様な高校の思い出って皆さんにもあると思います。
今回きじ焼き丼ですが、よく頂く質問に「タレものを焼くときはどうしたらいいんですか?」と頂きます。
タレが付いていると、こびりつきやすいイメージがあるからだと思います。
これは、方法でなんとかなります。
所謂、コツです。
今回は、タレが付いていても上手に焼ける方法と、それと、これを使うとグッと美味しくなる名脇役の様な調味料も作りましたので紹介します。
その調味料とは・・・・・・
七味唐辛子です。
どうですか?七味唐辛子を作ってみませんか?
自分で作ると、何が良いかって・・・・
自分で作るのは自分好みですから、そりゃ~~美味しい訳です。
だって自分好みだからです。
作り方は写真と一緒に紹介していきます。
【材料】二人分
鶏むね肉 2枚
長ネギ 20cm位
しょう油 大さじ2
酒 大さじ1
みりん 大さじ1
砂糖 小さじ1
塩・コショウ 少々
油
きざみ海苔
ご飯
●調理時間:30分ほど
~・~・~・~・~・~
まず下準備。
鶏肉は余分な脂身を削ぎ落とします。
皮目を下にしたら厚い部分に包丁で切り目を入れ
焼きムラがないように厚みを均等にしていきます(ポイント)。
裏表に塩コショウを振ります。
長ネギは4等分に切っておきます。
ボウルに調味料を混ぜ合わせます。
ここから焼きです。
フライパンに油を入れ火をつけ、煙がでてきたらひと呼吸置いたくらいに
まず皮じゃない方(←ポイント)から焼いていきます。
※こびりつかない焼き方のコツ
1分くらいそのまま焼いたら弱火にして4分
蓋をしないでそのまま焼きます。
次は裏返して皮目を、弱火から中火くらいで約5分焼いていきます。
その間にフライパンの空いているところにネギを敷き
時々コロコロとひっくり返します。
この焼いている時間に丼にご飯をよそり、焼海苔は細く切っておきます。
肉がだんだんとふっくらしてきたら
大分中まで火が通ってきた目安。
まずネギを取り出して海苔を敷いた丼に盛る。
キッチンペーパーなどで肉からでた油を軽く吸いとり
合わせ調味料を回し入れ
少しに沸騰させ煮詰めながら肉に味を絡めていきます。
あまりに詰めると直ぐに焦げてくるので要注意です。
取り出した肉を食べやすい大きさに切ってどんぶりに盛り
上から余ったタレを全体にかけます。
ここで七味登場!
(七味の作り方は下にあります。)
お好みでパラパラと振りかけたら出来上がり!!
今回使ったフライパンは板厚2.3ミリの深さ5cmサイズは26cmタイプです。
焼く面が広いので、鶏の様な広げて焼く場合は、底面を有効に使えていい感じです。
さあ、ここからは七味唐辛子の作り方です。
《自家製七味》
【材料】
唐辛子4本
しょうがひとかけ(乾燥時小さじ1/2)
みかんの皮1強
白ごま小さじ半分強
黒ごま小さじ半分強
粉山椒小さじ1/4
のり10cm×5cm
計7種
~・~・~・~・~・~
生姜とみかんを干しました。生姜はすぐに乾燥しましたが、みかんは3日ほどかかりました。
乾燥したらおろし金でおろします。(ミルミキサーがある方はそれでガーッてしてもOK!)
唐辛子は包丁で。辛いのがお好みでしたら、種も入れて下さい。
ごまは白黒それぞれ軽く炒ってそれぞれすり鉢で擦っておきます。
のりは2~3mm角にハサミで切ります。
容器に上記の割合で入れながら混ぜます。
今回は唐辛子の種をぬいたので控えめなピリ辛と、みかんの香りが程よく効いたいい感じで出来ました。料理やご自身のお好みで配合してみて下さい。
【ご参考に】
下記はまったく独自の印象ですが、もしよかったら参考にしてみて下さい。
・唐辛子・・・辛味※和物洋物でも味が違います。チャレンジャーは種も加えてください。
・生姜・・・酸っぱみ、辛味
・みかんの皮(陳皮)・・・苦味、香り、酸味
・白ごま・・・コク、まろやかさ
・黒ごま・・・コク、深み
・山椒・・・香り、苦味
・のり・・・風味※青のりもおすすめです。
他、麻の実や松の実、キビ、ゆずや橙の乾物、けしの実、紫蘇の実もオッケー