フライパンをオーブンのように、そして200年前のクッキーを焼く


砂糖について調べていたらアメリカの独立戦争日まで行き渡ってしまいました。

アメリカ独立の発端が、お台所でいつも使っている砂糖だったとは・・・・意外だったことに驚きました。
思いますに、もし学生時代の家庭科の先生がこんな事を教えていてくれたら、家庭科はもちろん社会科とかも別の教科も面白くなったりしたんじゃないかと今更ながらに思います。

と言うのは今高校の授業で特に大学進学を押している学校の場合、受験教科以外の教科は力はいってないんです。中には数時間スライドを見て終わりなんて言う所もあるんです。

身近なもの、特に砂糖なんて毎日使うので、その中に国の成り立ちがあって、そこから今に繋がっていてと思うと、興味も湧いてきそうだし、捉え方も変わってきそうです。

今回のメルマガは鉄フライパンとはだいぶずれましたが、でも、といっても、フライパンでオーブンの様な方法も書きましたのでやってみて下さい。
「まるでオーブンのよう!!」って程までにいきませんが、クッキーなら十分にいけます、で、出来たのが今回。

作り方はいつものように写真と一緒に

 

一日前にレモンピールを作っておきます。
作り方は簡単。レモンの皮を剥いて2~3回煮こぼします。

レモンと水と砂糖同量で煮て、とろみが出てきたら完了。
後は粗熱を取ります。




それぞれ挽いた香辛料を混ぜます。



レモンピールとアーモンドはみじん切りにします。





これで準備完了。


米粉に砂糖と香辛料を入れてかき混ぜ、そこにレモンピールとアーモンド、それに玉子を入れて混ぜます。
(※私の個人的な都合で米粉を使っていますが、大丈夫な方は小麦粉を)

 




これを4~5等分に分け、平べったく成形します。




さあ、ここからは鉄フライパンでオーブンのように焼きます。


アルミ箔をフライパン径の1.3~1.5倍位の長さに切ります。

それを少しクシャと縮めフライパンに収まる位にします。これを2枚作り2枚ともフライパンに引きます。


これで鉄フライパンオーブン化完了。




フライパンをガス台に乗せて弱火にして1分予熱。

そうしたらクッキーを並べて蓋をします。




片面17分焼いたら、裏返して5分焼いて出来上がり。




焼き立てを食べてもいいですが、粗熱が取れたぐらいが一番美味しかったです。



今回使ったフライパンは板厚2.3ミリ、サイズ28cm深さ5.5cmのタイプです。
厚い板厚の上、底面も広いので「底面で焼く」料理に好都合です。フライパンはこちら>>

そうそう。


今回、このクッキーと似合う飲み物も作ってみました。



それはジンジャーエール



これも作り方は簡単

切って砂糖につけて放置のみ
砂糖が溶けたら出来上がり。大体3日位で出来ますが、一週間位してからの方が美味しいです。


出来上がりに水を足しても、炭酸水を足してもいけます。お好みでどうぞ。

【ジンジャーエール分量】生姜に対して同じ量のグラニュー糖を保存瓶に一緒に入れます。砂糖が溶けるまで一日一回瓶を振ってなじませます。

 

ジンジャーエールと200年前のクッキー