じゅ〜〜って台所から音が聞こえてきます。
それを聞いただけで、夕飯が楽しく思えてきます。
その音、鉄フライパンならいい音がします。
でも、鉄フライパンは使いにくいと思っていませんか。
その1つが、こびりついてしまうこと。
実際そういう方多いと思います
でも、コツを掴むと、こびりつかずに上手に使えることができます。
「こびりつかずに」と言いきってしまうと逆に「それ本当なの?」って思うと思いますが、そんな時は昔を考えてみて下さい。
昭和20年とか30年とか、世の中にあったフライパンは鉄フライパンです。
今のようなフライパンは当時はありません。でもおじいちゃんやおばあちゃん、その前のじいさんおばあさんはみんな使いこなしていたんです。
使い慣れている方にとって鉄フライパンを上手に使う方法は色々です。実際お客様から聞いてみると、皆さん色々な使い方をされています。
でも、もし「使えるかが心配」という方は、使い慣れるまではフライパンに油を引きしっかり熱を上げ煙が出て位にひと呼吸おいてから食材を入れるタイミングで使ってみてください。火加減はその後に料理に合わせて調節します。
でも、このコツ、ハードルが高いって言われますが、慣れると意外にできるもんです。
それに一度わかると、後はお料理に合わせて応用もできますから、お料理の腕もアップです。
このフライパンってそういう道具です。
このフライパンは1枚の鉄板から全てを作っているちょっと変わったタイプのフライパンです。その利点は洗いやすいって言うことをがあります。
でも、それだけではありません。ご覧いただくとわかるのですが、このフライパン本当にシンプルなんです。 そのシンプルな作りから、どこか懐かしいというか、人懐っこい感じがします。なのでお台所の1番目お気に入りの場所につるして使ってください。 お台所が更に好きな場所になります。
このフライパンは、どこか可愛い道具です。
■モダンフライパンサイズ22cm板厚2.3ミリ¥17,672(税込み)
※板厚2.3ミリではなく3.2ミリでも作れるようになりました。「焦げ」も楽しみたい方はお問い合わフォームよりお問い合わせ下さい。
モダンフライパンサイズ
全長約44cm幅約22cmフライパンの深さ約4cm重さ約870g
※フライパンは一枚一枚製作をシているので同じものができません。サイズは目安として御覧ください。
更に詳しく
一枚の鉄板から作っているため表面には叩き跡があります。この叩き跡は製作の上で形にする工程でもありますが、鉄の組織が潰れて密になり熱伝導も良くしてくれ、美味しい料理に一役かってくれます。
鍋縁は軽く反っています。少しフライパンヘラが入れやすいタイプです。しましこれは成形後切り出し加減で多少変わる時があります。制作時一枚いちまい作くとき、鍋肌も同じ様に作っても同じ様に出来ない場合があります。出来るだけ違うようにならないように制作していますがご了承下さい。
フライパン表面には磨き傷があります。作るときに叩いて作るため作業跡がどうしてもでき、これがお料理の邪魔をしてしまう事があります。なので表面に磨きを入れてお料理の邪魔にならないようにしてからお届けしています。
一枚作りのため鍋肌から持ち柄にかけてはビスなどの凹凸がなくフライパンを洗う時はもちろんヘラの取り回しでも引っ掛かる事がありませんのでお料理がスムーズです。ただ、その形をつくるために集中的に叩いた作業跡があります。
持ち柄部分はかるく「U字」型をした鉄です。高温で柄が燃えるなどの心配はありません。また鉄そのものなので多少雑に扱っても壊れることはありません。また柄を成形加工する祭はじめに叩いて作業を進めるためここにも叩き跡があります。
写真は持ち柄の先端です。このフライパンはフック掛けは穴あきタイプかの選択ができます。キッチンの都合に合わせて選択してください。
料理したあとは、予熱のあるうちに水(お湯も可)を流しながらこすり洗をします。こするものはステンレスパーマたわしを使います。特に研磨剤や洗剤を使う必要はありません。表面をこすり焦げなどが落ちたら、そのまま火にかけ10秒ほど加熱して水分を飛ばします。あとは粗熱がとれたら収納してください。
こすり洗いのさい、激しいこびりつきや落としきれない場合は、無理してこする必要はありません。まだ落としきれていない状態でそのまま再度10秒ほど火にかけ、再度水を流しながらこすり洗をしてください。落としきれない時に、力いっぱいごしごしこすってしまうと逆にフライパンを痛めてしまうこともあります。落としきれないとは再度繰り返す、これで無理なく落とせますので、その場合は試してみてください。