フライパンは良く使う道具です。
ですので、雑誌やテレビでも、フライパンで野菜を煮るとか、魚を煮ます、なんて言うのも見たりします。
径が大きいので、特に魚は煮やすいと思います。
ここだけ見ると、フライパンは元々は焼く調理道具なので、焼く以外に煮る事が出来る道具って思う方もいると思います。
でも、これはフッ素のフライパンの様に表面にコーティングがある物の話です。
うちのフライパンの様に、鉄そのものだと、煮る料理ばかりで使うとあまり良くないです。
と言うのは、フライパンを守ってくれている油なじみを取ってしまうからなんです。
そうなると、やっぱり万能って言うのは、私は言い切れないです。
と言っても、こんな調理には使っていい、こんな調理には使って駄目とになっても、実際お料理は、マーボー豆腐の様に炒めて煮る、餃子みたいに蒸して焼く、のように調理工程が一つの方法だけってあまりなかったりします。
なので、限られた使い方法だけって、結局無理を言っていることにもなるんです。
なので、その調理が鉄フライパンにとって良くないって言っても、お料理の中の工程程度ならと思いますし、ちゃんとカバーしてあげればいいと思います。
ホント極端な例として、例えばご飯炊きにつかうとか、蒸しなべの下鍋につかうってなると、これは鉄そのものうちの場合は、やっぱり錆が起こります。
鉄フライパンは黒くなっているのが良い状態です。
これは鉄の上に炭素が乗っている状態です。この状態だと、フライパンに水を入れても鉄と水が触れ合っていませんので、水による影響を受けにくいんです。
でも、地金が出ているような感じになっていると、鉄が触れ合っているので、さっきのパターンとはだいぶ違ってしまいます。
こういう時のカバーの方法は、ちょっと多めの油でお料理をするとか、揚げ物をしてあげるとかで、フライパンの表面に油を乗せて、それが膜になるような、出来れば炭素の膜に積もっていくような感じで使われる良いです。