今回は世界でどこにもないお料理を作ろうと言うのが主旨です。
つまりは、自分が作ったお料理がオリジナルになりますから、〇〇に比べておいしいとか、おいしくないとかそういう事は起こりません。
なぜなら・・・繰り返しますが”世界にどこにでもない料理”だからです。
そんな、どこにでもない料理を作れるかと思うと思いますが、それが作れるんです。
使う材料は、春なので春ごぼうを使います。このゴボウが、手に入らない程の何か特別なものだからと言う事はありません。
ごぼうは、日本でしか食べられていない。日本でしか食べられていないなら、それを他の国のお料理に加えれば、それはオリジナルと言うことになりますからオリジナルなんです。
オリジナルですから、どんな味ができてもオリジナルです。出来上がりを気にせず思いっきり作りましょう。
今回の料理はゴボウの地中海風です。地中海料理にゴボウはありませんので、あなたが作ったのが世界でひと品です。
ぜひ作ってください。材料と作り方は写真と一緒に進めます。
【材料】二人分
ゴボウ 12cm程度
玉ねぎ 中1/4個
タコ 5cm位
スルメイカ 1/2杯
エビ 中4匹
にんにく 1片
トマト 小2個
マッシュルーム 中3個 (今回は白を使いました)
乾燥バジル 少々
パセリ 少々
塩、コショウ 少々
油 大さじ1(オリーブオイルなどお好きなもので)
●調理時間:20分ほど
まずは下準備です。
ゴボウは、たわしで泥を落とし水洗いしたら、皮付きのまま乱切りにし、水にさらさずに(ポイント)切り分けます。
この時太い部分なら2分ほど茹でますが、細い部分なら生のままでオッケー!
玉ねぎは横に半分にしてから一口大の大きさに切り、にんにくは横に2mm程度でスライスしておきます。
エビは殻を剥き背わたをとったら半分に、イカは5mm程度の輪切り、タコは食べやすい大きさに乱切りします。
マッシュルームは縦に3等分くらいに、パセリはみじん切りにして準備オッケー。
ここから「炒め」です。
フライパンに油を入れ火にかけます。(オリーブオイルが好きな方は、オーリーブオイルで)
いつもなら”煙が出てきたらひと呼吸おいた位”で食材を入れますが、今回ゴボウから炒めるので、
フライパンに油を入れ火にかけちょっと温まってきたらゴボウを入れます。
ゴボウにしっかりと油が馴染んで火り始めたら、玉ねぎを入れ少し透き通って来た時点で、
にんにくを入れます。
ここでのポイントは、にんにくを焦げ付かないように。だって苦くなりますからね。
さあ、火加減を調節しながら、にんにくの香りがしてきたら
マッシュルーム→エビ→イカ→タコの順に入れて更に炒めます。
最後に塩、コショウ、バジルを入れ、さっと炒めあわせたらパラパラとパセリを振って出来上がりです。
コツで、煙が出てきてひと呼吸してから食材を入れるというのをお伝えしていますが、
今回はゴボウを油で炒めるのでこびり付く可能性が低いのと、少し火を通す時間が欲しかったのでコツは使いませんでした。
今回使ったフライパンは板厚1.2ミリサイズ26cmで深さが6cmのタイプです。
振りやすいので、海鮮料理も良い感じでフライパンが振れます。詳しくはこちらに>>