鉄フライパンでホットケーキを上手に焼く

鉄フライパンでホットケーキを上手に焼く

 

鉄フライパンでホットケーキを焼くって聞くと、「絶対焦げそう」とか「生地がくっついて大惨事になりそう」なんて思いませんか?

でも安心してください。ちょっとしたコツを押さえれば、鉄フライパンでも美味しいホットケーキが焼けるんです。

しかも、普通のフライパンより香ばしく仕上がるので、一度成功するとクセになりますよ。

 

 

鉄フライパンでホットケーキを美味しく焼く準備

まずは予熱がポイント。鉄フライパンに油を入れて加熱し、うっすら煙が出てきたら一呼吸おきます。

これをやるだけでこびりつきがかなり減ります。

さらに、フライパンを5センチくらいずらしてもうひと呼吸くらい加熱してあげると、熱が全体に広がってさらに焼きやすくなるんです。

生地を流したら、すぐに火を弱めます

その後はじっくり中まで火を通す。この流れを意識するだけで、焼き上がりが全然変わります。

 

 

最初の1枚は「テスト」だと思おう

鉄フライパンは温度の幅が大きいので、最初の1枚はどうしても失敗しやすいんです。

だから、最初から完璧を目指さなくてOK。1枚目は「試し焼き」って思って焼くと気が楽になります。

感覚がつかめれば、2枚目からはぐっといい感じでいけます

 

 

焼き目の色は油と材料で変わる

ホットケーキといえばあの焼き目!実は油の量や材料次第でけっこう変わるんです。

  • 油を多くひくと、表面がまだらになって「虎模様」みたいになる。

  • 油を薄くひくと、きれいな均一の焼き色になりやすい。

  • 牛乳や豆乳で作ると、香ばしい焼き色が出やすい。

  • 水を入れると、焼き色が淡くふんわり仕上がる。

その日の気分で焼き目を調整するのも面白いですよ。濃い焼き色でしっかり香ばしくしたい日もあれば、あえて薄めに焼いて柔らかい雰囲気を楽しむのもアリです。

 

 

蓋をする?しない?でふくらみが違う

鉄フライパンでホットケーキを焼くときに蓋をするかどうか、ここも大事なポイントです。

   • 蓋あり → 中央まで熱が入りやすく、その結果中央がふっくら盛り上がる。

  • 蓋なし → 表面がカリッとして、真ん中のふくらみは控えめ。

蓋あり蓋なしでも好みに合わせて選べるのがいいところです。

 

 

バターの使い方で香りが変わる

「ホットケーキにはやっぱりバター!」って人、多いですよね。ここで意識したいのがバターの使い分けです。

  • 油として使うとき → 焼きやすさは増すけど、香りは控えめ。
  • 香りを楽しむとき → 仕上げにのせるのがベスト。

バターは高温で香り成分が飛んでしまいやすく、焦げると苦味が出てしまいます。実際、170℃くらいで香りの元が揮発しちゃうんです。だから、焼くときはいつもの油などを使ったり、あえて最後にもう一度バターをのせて香りをプラスするのもおすすめ。

これだけで香りのリッチさが全然違います。

 


ターナー(フライ返し)は金属で!

意外と忘れがちなのがフライ返しの選び方。鉄フライパンなら金属製のターナーをおすすめします。

ナイロンやシリコン製だと生地の下にスッと入りにくく、せっかくのホットケーキを崩しちゃうことも。鉄フライパンは傷に強いので、金属ターナーをガンガン使って大丈夫です。

 

 

まとめ:鉄フライパンでホットケーキを美味しく焼くコツ

ここまで紹介したポイントをまとめるとこんな感じです。

  1. 油をひいて煙が出たら一呼吸おく。
  2. 生地を流したら火を弱める。
  3. 最初の1枚はテスト感覚で。
  4. 焼き目は油や材料で変えられる。
  5. 蓋の有無でもたのしめる
  6. バターは「油」と「香り」で使い分けもあり
  7. ターナーは金属製をチョイス。

これだけで「鉄フライパン ホットケーキ  美味しく焼く」コツがしっかり掴めます。

ちょっとした工夫で見た目も味もグッとよくなるので、ぜひ気軽に試してみてくださいね。
毎回違った表情のホットケーキが焼けるのも、鉄フライパンならではの楽しみですよ!


ホットケーキ
2025年09月30日