ブロッコリーとカリフラワーが美味しい「しろ酢豚」

 

 

 

 

カリフラワーの白って、作られた白って知ってました?


白を作ると言うと、漂白とか洗浄とかをイメージする方もいらっしゃると思いますが、全く違います。


蕾を葉っぱで閉じたり、葉っぱを被せてやったりして、日光避けをしてあげるんだそうです。
これは農家さんがひとつ一つ手をかけてあげる作業です。

最近は葉っぱが覆うものが出てきましたが、それでもカリフラワーを白く保つには気を使うことが多いそうです。

それはカリフラワーが傷つきやすいから。傷がつくとそれが茶褐色に変わって白が濁ってしまうんです。

なので、収穫後も箱にどかっと入れられません。

どかっと入れたら傷のもとになるし、ギュウギュウ詰めも傷のもとになるので、葉っぱを残してそれを緩衝材にして箱にいれます。

だから箱に入る量も限られてしまいます。


そうそう。箱に入れるには、畑から収穫する作業がありますが、カリフラワーもブロッコリーも収穫時期が短いんです。

これ、いつまでもほっておくと、そこから花が出てきてしまうので、その短期間を逃さず収穫しないといけませんから、総出で収穫です。

収穫したら即出荷。


なぜなら、もいで直ぐが一番美味しいので、時間が経たない方が美味しいものを届けられるからです。

なので、その作業は早朝はもちろん、夜中にやるって地区もあります。


栽培にしても、ブロッコリーにはなく、カリフラワーだけに起こる現象もあります。その原因は気温です。寒くても駄目、温かくても駄目で微妙な気温幅をくぐり抜けるように育って、やっと収穫になります。


普通に棚に並んでいるカリフラワーの白を保つには、結構手間がかかっているんです。

折角ならその白をもっと楽しみたい、のとブロッコリーのグリーンを楽しむのが今回のレシピです。


色の配合は、美味しく見える3色構成ですから、お皿に持った時「わ~~~
」って感じで見栄えもします。

どうぞ家族をこの料理で釘付けにしてください。

 

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【材料】2人分
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●ブロッコリー拳2つ分位、カリフラワー拳2つ分位、人参5cm程、玉ねぎ1/2コ

●肉団子用として
豚ひき肉100~150g、玉ねぎ1/4、つなぎ用に米粉大さじ2、玉子1、塩、コショウ


●調味料

砂糖大さじ2強、塩小さじ1弱、コショウ少々、お酢大さじ1強、酒大さじ1、しょうゆ小さじ1/4、


●とろみ用
水大さじ1、片栗粉小さじ1


●調理時間 30分位

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作り方は写真と一緒に




ブロッコリーとカリフラワーと人参は切り分け、下茹します。
ブロッコリーとカリフラワーの下茹ではお好みで作ってください。

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【参考に】

下茹でなしだとパンチのある味になりますが、少し歯ごたえがある食感になります。
色的には下茹でした方が鮮やかに仕上がります。
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この間にひき肉にみじん切りにした玉ねぎを入れ、米粉と玉子と塩とコショウをして団子にします。
※つなぎに米粉を使っているのは、私の個人的な都合です。大丈夫という方は小麦粉でもオッケーです。

団子にしたら一旦茹ておきます。茹で汁は少し遣うので取っておきます。

調味料は調味料で混ぜておきます。

とろみ用カタクリも用意しておきます。

これで準備オッケー。


さあ、ここからが炒めです。ここから進展は早いです。





フライパンに油を入れ、加熱します。

煙が出てきたら、一度深呼吸したタイミングで肉団子を入れます。



入れたら中火ほどに火力調節します。(ポイント)


ブロッコリーとカリフラワーの下茹でなしの場合は、はじめにブロッコリーとカリフラワーを入れ、その後玉ねぎ、最後に人参の順です。

ブロッコリーとカリフラワーを下茹でした場合は、玉ねぎを先にして、ブロッコリーとカリフラワーと人参は最後に入れます。



野菜が熱くなったら、ここで調味料に煮汁大さじ2を足してフライパンに入れます。

フライパンを数回振って食材に調味料が回ったら、食材をちょっとフライパンの端に寄せてフライパンを少し傾け調味料を溜めます、
そうしたら、そこに水溶き片栗粉を入れ、隙かさずフライパンを振って食材と絡め、カタクリに火が通ったら出来上がりです。



盛り付けは、カリフラワーとブロッコリーが裏返らない様に盛り付けます。


これをやるだけで見栄えが全然違いますから、と言いながらも写真では裏返っていますが・・・・

 

 

 

それでも食卓に持っていけば・・・・





「わ~~美味しそう」って声が!!!





美味しそうじゃなく、美味しいの!って言いたくなりますが、そこは堪えて堪えて、笑顔でいきましょう。







今回使ったフライパンは28cmで深さが7.5cmの深いタイプです。
深さはあるのと、板厚が1.2ミリで振りやすく料理ができました。
フライパンはこちらに





【フライパンのアドバイス】

お酢を使った調理の場合、調理後にフライパンからツヤがなくなることがあります。

これはお酢の酸によって、フライパンの表面が削がれた様な状況です。



この場合「やばい」と慌てることはありません。

酸による影響は、実は日常の調理の中でも起こっています。
と言うのは、酸が含まれる食材も調味料も結構多くあるからです。


ただ、今回のようにお酢が多い事と、またその時たまたまフライパンに油が乗り切れていないなどのタイミングが合ってしまうと顕著になる事があります。
ちょっとフライパンが拗ねた感じでしょうか。


この場合、次に使う時にちょっと多めの油を使ってお料理してあげたり、気になる場合は油を塗るなどしてちょっと目を掛けてあげると良いです。

 

 

こちらはブロック肉で作りました。

味はこっちの方が、パンチがあります。

でも、色は・・・ちょっと濁るかんじかな・・・・

 

ブロック肉に塩とコショウをして、炒めてから、野菜をいれます。後は同じです。