今回の鉄フライパンのレシピはドーナツですが、いかがですか?
一瞬でもいいんです
パッと見て「かわいい」って思いましたでしょうか?
もしそう思ってくれましたら、かなり嬉しいんですが、実はその「かわいい」と思った部分、おからで出来てます。
どうです?
おからで出来ていると思うと、印象が一段と良くなりませんか
今回のレシピは、そんな「かわいい」って云う興味を引っ張られて、ついつい作りたくなるようなドーナツのレシピです
しかも、ひとくち口にいると「あれ?このドーナツおいしいね」で言われる裏技を1つ入れています
その裏技とは……
おからって食べたときにパサパサ感あるじゃないですか
それを少しなくす裏技です
それは特別な何かを用意するといったものではありません。
ちょっとしたひと手間です。そのひと手間でパサパサ感が少しなくしてしまいます。
「ひと手間は面倒〜」って思う方もいらっしゃるんじゃないかと思いますが、そう云うひと手間をあえてやることで、良い影響があると思うことがあるんです。
例えば、ものづくりの現場です
おからのドーナツが、ものづくりの現場にどのように関係あるかって話ですが、そういった面倒だけどひと手間をかけることで物事が改善するって言うのを体感で持っている人と、全く知らない人では、ものを作るときにも何か1歩違うって思う事があるんです。
なかなか言葉として云うのは難しいんですが、例えば知識としてわかっているのではなく、腹の中でわかっているって云うか…、腑に落ちているっていうか……、
そういった事が頭以外でわかっている人のものづくりって、どこか違う。そんな感じです。
私はものづくりの現場にいるので、つい、そう云う目線で見てしまいますが、恐らくそういった事は、ものづくりじゃない業界でも同じことが言えるんじゃないかと思います。
ひと手間は、1ではなく、いろいろな意味で必ず役に立ちます
ぜひ、その”ひと手間”を効かせておいしいドーナツ作ってください。
作り方はいつものように写真と一緒に
【材料】
●ドーナツ(6個分くらい)
米粉 100g(小麦粉が大丈夫な方は小麦粉をお使いください)
おから 100g
砂糖 大さじ3(てんさい糖)
ベーキングパウダー 小さじ2
卵 中1個
成形用の米粉 適量
●トッピング用(作りやすい分量)
おから 50g
バター 20g
砂糖 大さじ2
●トッピングを付ける接着用アイシング
粉砂糖 大さじ2
水またはお湯 小さじ半分程度
揚げ油 適量
調理時間 30分
【作り方】
まずトッピングと、それを付ける接着用アイシングを作ります
フライパンにバターを入れ、弱火で溶かしたら砂糖を入れ混ぜます。
そこにおからを入れ、混ぜながら炒ります。
出来上がり加減は、ポロポロして軽くしっとり感がなくなる感じです。
この時火が強すぎると焦げてくるので要注意(ポイント)
出来上がったらバットに移して冷まします。
トッピングを付ける用のアイシングは、水加減に注意しながら作ってください。
粉砂糖がない場合、アイスコーヒーで使うガムシロを応用してもオッケー
次にドーナツ生地を作ります
ボウルに米粉、ベーキングパウダーを入れ混ぜ合わせます
そこに砂糖、おからを入れ全体を混ぜたら溶いた玉子を半量ほど入れ生地をまとめていきます。
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【ここで裏技】ドーナツに入れるおからですが、入れる前に少しすり鉢を当ててあげると、パサパサが変わります。
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使うおからと米粉か小麦粉、それと使う砂糖によっても生地のまとまり方が違います。
なので溶き玉子は生地が手に付かないくらいになるのを見ながら混ぜてください。
もし、玉子全部入れてもまだ硬い場合は、豆乳か水を少しずつ入れて調整してください。
生地が出来たら、ドーナツ型抜きです。
米粉をふったまな板の上で1cmくらいの厚みに伸ばしドーナツ型を抜きます
今回のレシピで2番目に面白い作業ですので、ぜひ、楽しく型抜きしてくださいね。
さあ、ここまで来たら、あともうちょっと。ドーナツを揚げていきま~~~す。
揚げる温度は160℃くらいの低温でドーナツを揚げます。
そうしたら、ドーナツの片面にアイシングをつけて、そこに作って置いたおからトッピングを付けたら出来上がりーーーー!!!
実は、このおからトッピングは応用出来るんじゃないかと思って、こんなのも作ってみました。
上で紹介したドーナツはバター風味で美味しんですが、これはこれで結構いけました。
よかったら御覧ください。
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今回使ったフライパンはお弁当用天ぷら鍋です。詳しくはこちら>>
バター(乳製品)に対するアレルギーの考え
バターは乳製品ですが、バター自体は消化出来ないタンパク質(ガゼイン)が1%以下である理由から全く使わないのではなく、その料理に必要と思える中の最小範囲内で使用する様にしています。