”漬けた方が美味しい”
私はそう思っていました。
生姜の良い味がしみからです。
とは言っても、限度もあるだろうから、程よい頃合いを見つければそれなりに美味しいのが出来るんじゃないかって思っていたんです。
でも、違いました。
実験してわかったのは漬け込むと、返ってお肉は固くなっているってこと
噛んだときの印象を10段階として、1は柔らかい、10は硬いとしました。
そして生姜を漬けてすぐ焼いたものの評価を中間の5としました。
で、その感想はこんな感じ
↓↓
0時間(生姜を塗ってすぐ焼いた)・・・5
15分生姜に漬けた・・・5
30分・・・4~5
1時間・・・4
2時間・・・4パサつきがあるように感じる
3時間・・・4パサつきがあるように感じる
6時間・・・4パサつきがあるように感じる
12時間・・4パサつきがあるように感じる
24時間・・4パサつきがあるように感じる
この結果に、正直個人差もあると思いますが、どっちにしても0時間の評価の「5」を超えない
だったら直前の方がいいんじゃない
って言うより・・・
生姜を漬け込んだ方が返って固くしてた事の方が自分にはインパクト大でした。
【材料】二人分
豚ロース肉(すこし厚め) 6枚
生姜 2カケ
しょう油 大さじ2
酒 大さじ1
さとう 大さじ1
油 適量
キャベツなどはお好みで
●調理時間:15分ほど
まずは下準備から
生姜の皮を剥いてすりおろします。
ボールにしょう油、酒、さとうを混ぜておきます。
付け合せのキャベツなどは、前もってお皿に盛って置きます。
これが終わったら、バットに豚肉を引いて生姜を軽く揉み込みます。
と言っても軽く塗る感じです。
さあ、ここからは焼きです。
フライパンに油を引いたら火にかけ、フライパンが温まってきたら油を全体に広げます。
そして煙が出てきてから一呼吸おいた位に豚肉を広げて焼きます。
この時、こびりつきが心配な方は、フライパンを5cmほどずらして一呼吸したくらいに豚肉を入れます。
この時バットに残った生姜は調味料をあわせたボールに入れてもオッケー!!
フライパンを見れば、「じゅ~~」って良い音と共に豚肉がすこし白くなって火が通り始めていますから、少し焼き目が付いたら裏返して反対側も焼きます。
この裏面に9割位火が通ったら、できるだけ肉を避けながら調味料を回しかけ
フライパンの熱で調味料の水分を蒸発させながら、それを肉に絡めながらして出来上がり。
この調味料の蒸発作業が、味の決め手です。
辛めの生姜焼きでご飯をモリモリ食べたいあなたは、ある程度調味料を蒸発させて味を濃く作って下さい。
肉脂が混ざった少し甘めのタレでご飯をもう一杯食べたいあなたは、調味料とお肉が同じ位の温度になった煮詰め加減でオッケー!!
どちらの方も、ぜひ、好みの味で仕上げてください。