鉄フライパンのいいところ
鉄フライパンの良いところは、鉄なので体に優しい素材だったりするんですが、我が家でもずっと使っていますけど、ここ最近思うのは、と言うか10年とか20年とか使い続けて思うことの1つに飽きないっていうのがあります。
なんで飽きないのかなと思って考えてみると、鉄フライパンで料理をすると、自分が考えていることに気がつくことが多々あるんです。
例えばほうれん草を炒める時です。
ほうれん草は、葉っぱの部分と茎の部分と根っこの部分があります。
ほうれん草をザクザクと切って一気に炒めてしまうと、茎の方に熱を入れたいがために、逆に葉っぱの方はそのことによって熱が入りすぎてしまいます。
さらに鉄フライパンの上手な使い方のコツとして、油を入れて煙が出てきてから一呼吸置いた位に材料を入れると言うのをうちではお勧めしています。
この方法で一気に入れてしまうと、さっきも言ったように葉っぱの方は薄いので火がとっても入りすぎてしまいます。
そこで考えるわけです。
ほうれん草を切ったときに、葉っぱ、茎、根っこに分けておいて、根っこの方から順々にフライパンに入れていく そんな風にしたらいいんじゃないかなぁって言う感じです。
そんなの面倒だから弱火でやればいいじゃんって思いますけど、そうすると今度はほうれん草が水っぽくなってしまう。
となると、ほうれん草を美味しく食べるには、さっき言った「上手に使うコツ」を使いながら、そして材料を見ながらそれに合わせてあげたら良いのかなってちょっとでも考えます。
この「ちょっとでも考える」てるっていうのが意外と楽しいというか、毎回自分自身が考えながら料理をしていることに気づくんです。