冬瓜の炒めもの。そのコツ

 

今回は冬瓜の料理です。

冬瓜は夏の野菜ですが、上手にすれば冬まで食べる事が出来ると言うことから、「冬の瓜」で冬瓜って言う事だそうですが、そのような説明を書いても、「そんなの知ってる」とか、「インターネットで調べるから、そんな説明はいい」と言われそうなので違った点でお料理をお伝えしようと思います。

 

どうですか?

お料理をしている時、味付けをしますがその時「もうちょっと〇〇を足した方がいいんじゃないか」とか、「これだと薄いとか言われそう」とか思って、どうしても、少なく少なく調味料を足しながら味付けして、何回も味見をするもんだから、だんだん味がわからなくなったりして、挙げ句すっかり味がわからなくなってしまって・・・・・そういう自分に悩んだりしてませんか。

本当は、ぱっと味付けして、ぱっぱと手際よくやりたいんですが、なかなかそうならない。

 

それでも、それなり頑張って出した料理にも関わらず、ダーーーーーーと醤油をかけられたりして、それ見てがっかりして。

 

もう、そういうのもやだなと言う方いらっしゃいませんか。

もし、そうならこのお料理は面白いかとおもいます。

 

というのも、今回のお料理は、それを克服できる料理なんです。

そして、その克服方法とは、ズバリ!!!

 

「大胆さ」

 

今回のレシピは、大胆に調理するのが美味しくするポイントです。

じゃあ、どこに大胆さが必要かと言うと、下準備から味付けまで、しっかり大胆に行う工程があります。しかも、これ八百屋さんに聞いた方法です。

ちょっとずつ、ちょっとずつ味付けしてしまう。そんな癖もこの料理で克服してみてください。作り方は、写真と一緒に掲載しましたのでご覧ください

 


材料はこちら。分量は二人分です。

冬瓜 250g(小さめの冬瓜1/8個くらい)
ピーマン 1個
豚バラ肉 150g(少し厚めがおすすめです)
鷹の爪 1本
砂糖
大さじ1/2みりん
大さじ1/2しょう油
大さじ1油 適量

●調理時間:20分ほど

 

冬瓜は、皮は厚めに剥き7~8mmくらいの厚さに切っておきます。
ワタもしっかり取ります。

 

ピーマンは5mmくらいの細切りにし、鷹の爪は半分にして種を出します。

 



豚バラ肉は3~4cmに切ります。

これで準備は終了。



次は炒めです。


フライパンに油を入れ、火にかけたら油を全体に回します。
そして煙が出てきたら、ひと呼吸おいてバラ肉を入れます。ここ鉄のポイント!

 



肉に火が9割ほど入ったら、鷹の爪、続いて冬瓜を入れ、端に少し透明感が出てきたらピーマンを入れて炒めます。


ピーマンは火が通り過ぎると味が変わるので最後に入れます。

炒め加減はピーマンに油が回った程度です。



その位になったら砂糖を大さじ半分。

味醂も大さじ半分。

醤油を大さじ1をフライパンへ入れます。



ここで一旦味見をしたい所ですが、「それをするから迷う」と自分に言って味見をしません。


不味かったらどうしよう・・・・

味が濃かったらどうしよう・・・・



とか、思うかもしれませんが、でも、大丈夫!!!!



実は、今回結構味が濃いんです。

 

「え、濃かったら駄目じゃん」って思ったかもしれませんが、今回は味が濃くないと美味しくありません。



さらに言うと冬瓜の皮も、しっかり厚く剥いています。

冬瓜の皮を薄く剥いた方がキレイともありますが、「厚く皮を取った方が、味が染み込みやすくて断然美味しい!!」


って、いつもの八百屋さんが教えてくれたので、その通り大胆に剥いてしまいます。


大胆に剥く、大胆に濃い味。この2つが繋がって今回のレシピは決まります。



最後にちょっと火を通して出来上がり。

 

気にして、ちょくちょく味付けしてします。そう言うの「直したいな~~」と思っているあなた。明日と言わず、今日作って、その性分直してみてはいかがでしょうか。

それには、この料理はうってつけです。