1月から3月まで白子は禁漁期間になります。なので年末のまでのシラスは禁漁期間の前の食べ納めと言うか、旬のなごりです。
このシラスって面白いものでイタリアでは逆で、1月から3月までがシラスの旬なんだそうです。
場所が変われば、ルールも変わると言うことでしょうか。
「ルールも変わる」と言えばアメリカです。アメリカではしらすと言う表現が決まっておらず適当につけています。
と言うか・・・「見た目でつけてるんじゃないの???」と思う程です。
でも、こうなってしまうとは、根本的にシラスを食べないからなんだそうですよ。
おいしいのにね。
今回はシラスのパスタです。
旬の春菊と一緒に。美味しいのを作りましたので作ってみて下さい。
作り方は写真と一緒に
シラスと鰯で親子パスタ
1人前【材料】 シラス:35g 春菊:4~5本 にんにく:一カケ 唐辛子:少々 パスタ:80g カタクリ:大さじ半分 オイルサーディン:1缶 塩:少々
(※私の都合上トウモロコシ粉のパスタを使っています。大丈夫な方は普通のパスタを同量で)
始めにシラスの唐揚げを作ります。
ボールにシラスと片栗粉を入れしっかり絡めてたら、シラスように入れて、いや、散らすように入れて揚げます。
油から上げるタイミングは、ジュ~って音がほぼ音がしない位まで。
そうしたら油切りしておきます。
で、出来たらつまんでみて下さい。
一度摘んだら、も~~~止まりません。
なので、「足りなくなるんじゃない?」って思いますが大丈夫!!
レシピにはシラスの量を10g程多めに書いて置きました。
さあ、ここからは、にんにく、唐辛子と春菊の下準備と同時にパスタを茹でます。
にんにくはみじん切りにし、唐辛子は切り分けて種を取ります。辛いのが好きな方は、この種の量で調節するといいです。
春菊は茎の部分と葉っぱの部分を切り分けます。
と言っても、切り分けきれないので、適当な感じで包丁を使っても良いし、手でやってもいいと思います。
分けた茎はスープや和え物でお使い下さい。
これで準備オッケーです。
ここから炒めです。
あじねフライパンに油とにんにくと唐辛子を入れて弱火で加熱です。
味にパンチを入れたい方は、オイルサーディンの油を使うと良いです。
にんにくの匂いが出てきたら、すぐにパスタをいれます。
いつもは「煙が出てから」のコツを使っていますが、今回はちょっと違った方法です。
と言うのは、今回にんにくを使っているからなんです。これを焦がすと美味しくない。。。。。
なので、匂いが出てきたらパスタを入れるんですが、ここからはホント手早く進めます。
パスタを入れたら2~3回フライパンを振って塩をして油が全体にまわったら、直ぐ春菊を入れます。
春菊を入れても数回フライパンを振るだけ。
それでお皿に盛り付けます。
炒めてる時間が長いとくっつきやすくなる点と、今回春菊はサラダっぽくするので、
あまり火を通さない感じで仕上げるためです。
さあ、お皿に盛り付けたらオイルサーディンを添え、始めに作ったシラスの唐揚げを上から乗せて出来上がり!!!
そうそう。
唐辛子を2~3を取り出して、シラスの上に添えると、春菊の緑、シラスの白、唐辛子の赤の3色が揃って、美味しそうに見えます。
いやいや・・・
「美味しそうに」じゃなく「美味しい」です。