とろっとしたクリームコロッケのレシピです。
今回とろみは米粉で作いました。こう言うのは小麦粉でないと出来ないと思っていたんですが、出来ると嬉しいもんです。
具はズワイガニの缶を使いましたので、ズワイガニのカニクリームコロッケです。
衣のサクっとしたパリ感と、中のとろ~っとする感じの中からカニ味を感じるのが、このレシピの良いところです。
「サクッパリ」「とろ~~」のカニ味って感じです。
話はちょっとずれますが、雑誌で見た料理も、ホントにつくれるのかな・・・・・と思いながら実際作ってみて、それが作れると嬉しいもんです。
こう思うと、いつの間にか「出来ないだろう」と思ってしまって作らない料理って結構あるのかもしれません。
そうそう。今回のコロッケのクリーム加減については、始めのうちはちょっと・・・・という事もあったんですが、そういう事をアイデアで補っていくのがおもしろて、こう言うのもお料理が面白いと思う理由だと思います。
もし良かったら、「出来ない」と思わない練習だと思って、今回のクリームコロッケを思い切って作ってみて下さい。
揚げたてを口に入れれば、米粉のクリーミーさも好きになると思います。
※美味しさ、作りやすさとクリーミーさの配合を簡単に表にしました。ページ下に書きましたので参考にして下さい。
材料
カニ(カニ缶を使用)40~45g、豆乳200cc、米粉大さじ5、バター20g、パン粉(米粉パン使用)、キャベツ
揚げ油はごま油を使用(今井精油製)
●調味料
塩少々、コショウ少々
●タルタルソースの材料:玉子1、酢玉ねぎ(今回は酢玉ねぎを使いました。生の玉ねぎでもピクルスでも出来ます)、マヨネーズ
作り方
キャベツを切っておきます。
フライパンに豆乳と米粉、塩、コショウを入れ、かき混ぜながら弱火で加熱します。
米粉に火が通って固まり始めたら、カニを入れてからバターを入れます。バターを入れる加減は、具材をいれてから判断すると良いです。出来たらバットに入れて冷蔵庫で冷やします。
冷やしたほうが成形しやすいのですが、作った感じでいけそうなら特に冷やす必要はありません。
とろり感で判断すると良いです。
具材が冷えたら、油を付けた手でコロッケの形を作ります。今回は俵型にしました。
これに水で溶いた米粉を付け、それにパン粉をつけます。パン粉は米粉パンを使用しています。
それを180度前後の温度で揚げていきます。揚げている時、音が変わる時があります。この位が揚げの加減です。
美味しいので、熱々でどうぞ。
今回使ったフライパンは「お弁当天ぷら鍋」です。小さ目で油の量も少なく、使い勝手は小回りが利くのが良いところです。このサイズながら贅沢に板厚の厚いタイプで作っています。
タルタルソース編
ゆで卵、酢玉ねぎとマヨネーズでタルタルソースを作ります。
豆乳に対して米粉とバターの配合です。参考にどうぞ。※すべて豆乳200ccに対してです。
クリーミー感 | 作りやすさ | 味やコク | |
---|---|---|---|
米粉大さじ5・バター10g | もったりする | 作りやすい | コクは薄い |
米粉大さじ5・バター20g | 少しとろっとする | 作りやすい | 少しコクがある |
米粉大さじ5・バター30g | とろ感が増す | 入れる具材によっては作りにくい事がある | バターの風味を感じる |
米粉大さじ3・バター10g | 少しとろっとする | 入れる具材によっては注意 | コクは薄い |
米粉大さじ3・バター20g | とろ感が増す | 入れる具材によっては注意増 | 少しコクがある |
今回のレシピはグルテン不耐&乳糖不耐でも使える料理です。バターはその殆どが脂分なので使っています。ポイントは塩とコショウの配合と、米粉に火を通すことで美味しいのができますので、作ってみて下さい。