今回ハンバーグを焼いた後に即席でデミグラスソースを作るレシピです。
これをハンバーグにかけて食べますが、即席って言うといいイメージないと思いますし、しかもそれが時間のかかるデミグラスソースとなると「???」になってしまうと思います。
早くできるハンバーグソースと言うと、一般的にはケチャップとソースを混ぜるっていうのがありますが、これでもありません。
今回の即席デミグラスソースは見た目も本格的、味も自称ですが本格的。
ここまで言うと、ますます即席で作れるのかって話ですが、一応って言ったらなんですけど、できます。
即席のイメージを変えたいと思います。ハンバーグを作ったら一度作ってみてください。
実は先日、この即席デミグラスソースを応用してハヤシライスを作ってみたんです。そうしたらそこそこいい味のハヤシライスができました。
レシピをお勧めしているのに「そこそこ」って言うのは怪しいですが、でもおいしかったです。
もちろん今回は、そのハヤシライスではなくてハンバーグを焼いた後、残った脂を利用してデミグラスソース作りです。調味料も”出来るだけあるもので”です。
デミグラスは何時間も煮込んで作りますが、これは煮込みませんので焼いたハンバーグが冷めるなんてことはないです。
時間はハンバーグを炒めた後、少し炒めて一煮立ちです。なので焼きたてのハンバーグにかけて食べてくださいね。
今、きのこが旬なのできのこを入れましたって言うより、きのこを入れなくてもデミソースは出来るのですが、きのこを入れた方が断然美味しく出来たので、今回はきのこ入りの作り方です。
作り方はいつものように写真と一緒に進めます。
材料
二人分
●ハンバーグ 2個分
豚牛合い挽き300g
たまご1
玉ねぎ 中半分※つなぎ用
塩
胡椒
ナツメグ 少々
●即席デミグラソース
ハンバーグを焼いてフライパンに残った脂を全部
にんにく 1片
生姜 にんにくと同じくらい
調味料(A)
赤ワイン 60cc
ブイヨン 5g(コンソメでも可)
お湯 100cc
しょう油 小さじ2
トマトケチャップ 大さじ1.5
砂糖 小さじ1/2
コショウ 少々
バター 5g
塩 耳かき一杯程度(ポイント)※コンソメの場合はなし
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純ココア 小さじ1と1/2
水 30cc
とろみ用
米粉 小さじ2強(小麦が大丈夫な方は小麦でもオッケー。片栗粉でもオッケー)
水 30g
●デミグラソースの具材
しいたけ 2~3枚
ふなしめじ 1/4房
舞茸 1/2房
※きのこ類はお好きなのでオッケー!
ハンバーグは材料を入れ練って形作ります。シンプルな塩コショウのみの味付けで作りました。
ポイントとしては、ハンバーグから出た脂を利用するので
少しだけ脂身が多い肉と、玉ねぎは炒めずにそのまま入れて練りました。
ここからは「焼き」です。
フライパンに油を引き、煙が出てきてひと呼吸置いたくらいにハンバーグを入れます。
少し焼いたら、裏がえしてまずは表面を焼いたら、弱火にしてじっくり焼いていきます。
このハンバーグを焼いている間に即席デミソースの材料を用意します。
にんにく、しょうがは皮を剥きすりおろしておきます。
きのこ類は石づきのあるものは取って、しいたけは5mmくらいにスライス
ふなしめじ、舞茸などは食べやすい小房にバラしておきます。
調味料(A)も混ぜておきます。
別ボウルにココアは分量の水(ぬるま湯くらいが解きやすいです)で溶いて置きます。
とろみ用も別のボウルに軽く混ぜて置きます。
これで準備オッケー。
さあ、フライパンを見ればハンバーグが焼けています。
このハンバーグを焼きお皿に移したら、直ぐにフライパンににんにくと生姜を入れます。火加減は中火くらい。
香りが出てきたら、速攻できのこ類を入れて軽く炒めます。
炒め始めて早々にきのこから少し水分が出てきますから、そうしたらボウルに用意した調味料(A)と溶いたココアを入れて煮ます。
それがふつふつして来たら、直ぐに水で溶いた米粉を回し入れてとろみが付いてきたら出来上がり。
そうしたら、お玉でたっぷりすくって焼き立てのハンバーグにかけて下さい。ここまでで数分です。
ここまで言っておきながら、これ、、、、、、
きのこを入れなくて出来ます。
でも、きのこを入れた方が二段階位美味しいです。それに秋なのでイメージもバッチリ!!!