家庭で美味しいチャーハンは出来ないって思っている方、いらっしゃると思います。
火力がないから、とか色んな事があると思います。確かにあの火力は魅力的ですが、でも、家庭でも出来るって思っています。
いつも、レシピに行く前に色々書いたりしますが、今回は、直ぐに作り方にいきたいと思っています。材料は家庭で使う物ばかりです。でも、なんでこれでも作れるかと言うと、フライパンです。なんてね。順番なんです。
今回は、ここを重点に買いました。「ちょっとお腹減った」って時、チャーハン作ろうかって、これが美味しかったりしたら、カッコイイです!!!下は作り方です。
上手に出来たら、18番に加えて下さいね。
ここからは作り方です。
【材料】約1人分
ご飯お茶碗一杯分、玉子1コ、挽き肉50g程(玉子と同じ位の量でOK)、玉ねぎ1/4程、人参、ピーマンなどがあれば使います。
調味料
お塩少々、しょう油少々、コショウ少々
調理時間:15分程
まずは、下準備です。今回これ重要です。
玉ねぎをみじん切りにします。その他人参、ピーマンなど野菜系があるならみじん切りにして置きます。
玉子は溶いて置きます。
これで下準備OK
ではありません。
フライパンに油を入れて、野菜を炒めます。炒めたら炒めたボールに入れます。
続いて、フライパンに油を入れ、煙が出てきて一呼吸置いた位に挽き肉を入れて、これも炒めておきます。火の通りが7~8割になったら、塩と胡椒をします。
焼けたら、これもボールに一緒にいれ、一旦フライパンを洗います。
ここまでが下準備です。結構長い下準備ですが、この状態がさっき言いました中華料理店のチャーシューやねぎを使っている理由と同じで、そのままでも食べられる状態です。
さあ、ここからが面白い「炒め」です。
と言っても、既に野菜も挽き肉も炒めていますから、今さら炒めるって言われてもって感じなので、チャーハンの面白い所って言葉に替えてお伝えします。
フライパンに油を入れます。
それで加熱です。加熱のレバーは最大です。
すると30秒位経ったころから煙が出始めます。
ここで一瞬だけ間を置いてから、溶いて置いた玉子を入れます。
入れたら、その玉子になにもしないで、その上にご飯も乗せるように入れます(ポイント)。
さあ、ここからご飯を崩しながら、それに玉子が絡む様にフライパンとターナーを持って煽ります。
これでパラパラ感が決まってきますから、まるでオーケストラの指揮者の様に、調子よくフライパンを振ってください。
この時チャーハンのパラパラ感ってこう言う感じ?って少し掴めると思います。
でも、それは序章です。
で、いつまでも振れば良いって訳でもなく、大体8~9割玉子に火が通ったら
炒めて置いた挽き肉と野菜を入れます。中華料理店のチャーシューと同じです。
それを絡めます。絡めると言うより、全体に馴染ませつつ、温度を一緒にしてあげる感じです。
ここがパラパラの最大です。音楽で言ったらサビの部分です。この時、あれ?腕上がったって思う位です。
まさに、フライパンの中で炒飯が奏でるって表現がピッタリです。
そうしたら、そこに塩とコショウをして味を作ります。
今回お茶碗一杯分なので、そんなに入れなくても肉の脂、野菜の味、
それをちょっと後押ししてあげる位で大丈夫です。
この時の炒める加減は、入れた具材がご飯と同じ温度になる。
その程度って思って炒めてください。
炒めすぎると、やっぱりこびり付き始めるんです。これは行き過ぎのサインって思ってください。
で、目の前には出来上がりのチャーハンがあるはずです。
フライパンもまだ熱いので、鍋肌にしょう油数滴たらして、じゅ~~~って上がるしょう油の煙をかき込むように
最後にフライパンを振って出来上がりです。
それを皿に移してください。
そこには、熱々の出来たてがありますから、湯気だってもくもくです。
なので、ふんわり盛ってください。
でも、食べる時は多めにスプーンに乗せて、ふー、ふーってして食べて見て下さいね。
多めなら、なおさらパラパラ感がわかって美味しいです。
フライパンと遊ぶように作ってもらえたら、嬉しいです。
出来上がり!!