トマトケチャップとオムライス

 

「トマトケチャップをたっぷりかけるオムライス」を作ります。



最終目標は”出来たてのオムレツに温かいトマトケチャップをたっぷり掛ける”

 

 

なので、 今回はケチャップも作ります。

 

とは言っても、、、、、オムライスは上手く巻けないからな~~」って思っている方がいらっしゃると思います。

 

 

でも


「大丈夫!!」



コツをお伝えします。

そのコツは先に言っておきます。



「巻きません」



巻かずに出来るの?って感じですが、出来ます。

 

逆言えば・・・・、巻かないから出来るんです。

これを試して、オムライスに自信を持って下さい。そしてあなたの十八番にしてくださいね。



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自作トマトケチャップにたっぷりオムレツ作り方
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【材料】

●オムライス

玉子用・・・玉子2個、塩少々、
 ライス用・・・玉ねぎ、鶏肉(ムネ)ご飯茶碗1、塩、胡椒

●トマトケチャップ:トマト希望の数、砂糖、お酢、塩、たまねぎ(にんにくでも可)1/2あれば十分、胡椒
※砂糖はビーズ糖を使っています。

●調理時間:ケチャップを含め40分ほどかな・・・

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まず、ケチャップ作りからです。


玉ねぎを摩り下ろします。沢山ならミキサーで”うぃ~~~ん”とやって下さい。





その間に皮剥きしたトマトを潰します。これも面倒という方はミキサーでやって下さい。




そうしたら、それをお鍋に入れ、トマトに対して5%程の玉ねぎとと砂糖10~9%程入れて煮ます。

ドロドロしてきたら、塩5%以下とお酢9~8%入れて味をみます。

 





そうしたら、そこにお酢を入れます。
入れる量はトマト100に対して9~8%。
(私は最後にお酢を入れましたが、お酢を入れて煮るとまろやかな感じになるかもって思います。)

で、最後に胡椒をします。胡椒の加減は味を見ながら入れます。

ここまでがトマトケチャップの作り方です。



ここからオムライスを作ります。


まずは、中のケチャップご飯からです。



鶏肉を切り分け、塩、胡椒をして8割程炒めます。続いてそこにミジン切りした玉ねぎを入れて炒めます。
もし他の野菜をいれるなら、ここで一緒に炒めておきます。火が通ったらそれをボールに移します。

 


ここで一旦フライパンを洗います。



ここからは絶対手際が必要。なので、溶いた玉子、ご飯、炒めた具材は手元に準備します(ポイント)。



さあ、再度フライパンに油を入れ、煙が出てきたら一度深呼吸した位に、まず溶き玉子を半分。そして間髪入れずご飯を入れてフライパンとターナーを持って炒めます。



玉子に8割ほど火が通ったら、そこで炒めた具材を入れ、更にフライパンを煽ります。




フライパンを見て、具材が混ざったら火を止め、そこにトマトケチャップを大さじ1強入れて、フライパンを煽ります。
これでオムライスの「ライス」の出来上がりです。



お気づきだと思いますが、フライパンを持って煽っているその姿・・・・・結構カッコイイですよ。




ここからはクライマックスです。
今度はオムライスの「オム」の部分を作ります。


フライパンに油を入れます。

煙が出てきたら、フライパンをちょっとだけ手前に引きます。


これで鍋底中央にも火が当たるようにします。オムライスに有効です。




フライパンに油を入れ、加熱。煙が出てきたら少しフライパンを引いて深呼吸した位に
溶いた玉子を入れ、フライパンを傾けながらフライパン底面全体に玉子を広げます。

と言っても、玉子2個つかっているので、フライパンに入れたら底面を覆うくらいにはなります。

こんな感じです。

ここで少し火を緩めて半熟程度まで熱が入ったら、炒めたライスを乗せてしまいます。


お気づきだと思いますが、フライパンに玉子を入れたら、傾ける以外何もしてません。



「これでいいの???」って感じだと思いますが、




良いんです、大丈夫です。



そうしたら玉子の下にターナーをサッと滑り込ませただけですぐに抜きます。

オムライスにスプーンを入れた時、半熟のトロ~~リ加減がお好みなら、ターナーを滑り込ませたら火を消しても良いと思います。


そうしたら、ターナーをお皿に持ち替えて、フライパンを傾けながら、お皿に被せるようにして

こうなって・・・・

 

こうなって・・・・・・

 

こう!




「よっしゃーー!!」



って感じです。



で、玉子焼きの両サイドをライスの下に入れて整えます。





もし形を気にするなら、ご飯は「これじゃあ、ちょっと少ないかな・・・」って思う位から始めると整えやすいです。




さあ、そこに最終目標である作ったトマトケチャップをたっぷり掛けてください。

掛け方はオムライスから流れ落ち様に・・・・




冷えてしまったら、ちょっと温めてから掛けても良いです。




で、



それを食卓に出せば、、、、、、




「なにこれ?温かくて良いじゃない。」って、あなたが思っていた言葉が聞こえてくる




って寸法です。

今晩にどうぞ。



今回使ったフライパンは、1.2ミリ板でつくる26cmサイズ。深さは6cmです。持った感じも重くないので良い感じで使えます。

 

●これが上手にできたら、フライパンに玉子を入れてじゅ~~~ってなって気泡が出来たら、箸でちょんちょんとつついてあげると、玉子焼きが綺麗に焼けます。こんな感じ↓。

 

 

 


で、こんなお料理もどうぞ。オムライスカレーです。




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【参考に】

トマトケチャップは一晩寝かすと、味が馴染む感じがします。
でも、そうなると温かくないですよね。

その場合は、ちょっと火にかけ温め直すと良いです。それで、もし余ったら、ちょっとだけお酢を足して保存してあげてください。


トマトに玉ねぎたっぷりで作るトマトケチャップも、ご家庭ならではって感じで結構いけます。
好みもあると思いますが、玉ねぎが5%程なら摩り下ろした玉ねぎをそのままトマトに入れてもオッケーですが、玉ねぎたっぷり目で作る場合は、これだとキツイです。

その場合は、ゲル化の為に5%程入れる分とは別に、半透明になるまで火を通したものを入れると良いです。

余計なデーター

米酢系を使うとパンチのあるトマトケチャップになります。
果物酢系を使うと、口当たりの優しいトマトケチャップになります。