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「板厚1.2ミリのフライパンでお好み焼きはどうですか?不向きでしょうか?」と、質問をいただきました。

2014-9-16 09:16


 

 



「出来ない」と言う事はありませんが、ただ、フライパンをずらしたり、火力を調整したりする必要があると思います。

と言うのも、1.2ミリで作るフライパンは、フライパンを振って作るお料理に向いたタイプです。

振って作るお料理向きと言う事は、軽いという特徴があるのですが、板厚が軽い分熱ムラが起こりますが、フライパンを振って調理する場合、フライパンを振る事によって食材をフライパンの中で移動させ、これが熱の通り具合を平均化させています。

一方、お好み焼きは熱が通るまで、お好み焼き自体を野菜炒めのように頻繁に動かす事はありませんので、熱ムラがお好み焼きを焼くことに直接関係してしまいます。

なので、そのままですと熱ムラは進んでしまいますので、それを出来るだけ防ぐために、フライパンを少しずらしてみたり、火力調整をしてあげる事が必要になります。

 

 

 

 


「木柄だったものをパイプ柄に変えることはできますか」と、質問を頂きました。

2014-7-30 07:01


 

 

 

「木柄だったものをパイプ柄に変えることはできますか」と、質問を頂きました。


はい。可能です。

方法は、溶接でパイプ部分を付け足すようにします。

ただ、その際付け足す筒部分と、もともとの柄の筒部分の形がまったく同じではないので、多少形が変わってしまうかもしれませんが、その方法でパイプ柄にします。

また、これとは反対でパイプ柄から木柄への変更も可能です。

 

 

 

 


フライパンの重さについて質問を頂きます。

2014-7-11 10:21


 


より実際に近い状態に出来るものはな以下と考えました。


と言うもの、フライパンの重さはフライパンだけの重さではなく、食材の重さも加わるという事があるからです。

それで、いくつかお料理の重さを量ってみました。

下記は全て一人分です。

焼きそば200g前後(市販焼きそば面は150gほど)

しょうが焼き150gほど

チャーハンはお茶碗1〜2杯分で調理するので250g前後

野菜炒めは焼きそばより重いという事はありませんので、100前後で推測しました。


こう並べてみますと、100〜250.gのものが多い事がわかりました。

この事から、フライパンの重さが800gの場合、一人分は800g+200gで約1kg

二人分は800+200×2になるので1.2kgになります。



1.2kgとなりますと、重さの実感はそこそこありますので、軽快に振るという重さではなくなるので、だったらフライパンはより軽いほうが良いとおもいますが、実は、これがそうでもない所があるんです。

その話は、またの機会にしたいと思います。

 

 

 

 

 


「上手に鶏肉を焼く方法ってありますか?」と、ご質問を頂きました。

2014-7-04 8:15


 

 

このご質問ですが、実は専門家の方に聞いた事がありますので、その時に教えて頂いた事を書きます。

鶏肉を焼く場合ですが、皮側ではなく、実側と言ったらいいのでしょうか、とにかく皮とは反対側から焼くといいそうです。

これ、なぜかと言うと、皮は急な温度変化で縮みやすく、結果、この縮みが身からはがれやすくなってしまうからなんだそうです。

特に皮は焼きあがった時のカリカリした食感や、調味料の味付けなと美味しい要素が多いだけに、はがれて身と別のお料理になってしまうと出来上がりが残念に思えてしまいますから、皮と反対側から焼いてみてください。

それと、この身側から焼く方法は、鶏の場合だけでなく、魚でも応用できる方法のようです。

例えば白身魚のソテーとかでも身側から焼くと良いそうなので、併せて覚えておくといいと思います。お試しください。

 

 

 



「色々見ていると、かえって判らなくなる」と、ご質問を頂きました。

2014-6-21  6:21


 

 

そうですね。確かにそういう事ってあると思います。


それで、そんな時の方法なんですが、こんな方法はどうかと思います。

それは、今使っているものから考えるです。

例えば、今使っているもので、「もうちょっと、ここが○○だったら」とか、「○○が上手に出来ればいいのに」とかで、この○○を次のフライパンの要素に加えてあげると言う方法です。

大きい事のメリットは、広い中でせいせいとお料理ができるので、均等に炒め具合が進んだり、調味料も食材に行き渡るので、味のムラがなくなることです。

フライパンは大は小を兼ねるところがある道具です。

「どっちか」となったら、気持ち大きめを考えると良いです。

 

 

 


「クレープパンでお好み焼きは焼けますか?」と、質問を頂きました。

2014-6-2  10:13


 

 

これ、実は作った事あります。

タイプは2種類なんですが、一つは水で溶いた小麦粉に具を入れて焼くタイプ。
それともう一つはクレープのように薄く生地をひろげて、その上にキャベや具材を乗せて焼くタイプです。

たぶんですが、広島風と言われているものです。

どちらも焼く事はできました。


クレープパンの場合、フライパンのように鍋肌がないので、起し金が使いやすいです

 

 

 

 

 


「フレンチトーストも焼けますか?」と、質問を頂きました。
2014-5-23  8:42


 

 


フレンチトーストは卵や砂糖をつかうので、これが鉄にひっつくような、そんなイメージだと思います。

我が家でもフレンチトーストは作りますが、こびりついて困ったということはないです。

もちろん調理には油も使いますが、フライパンに油を入れ、点火、その後煙が出てきた位に一呼吸入れるタイミング後にいれる。これで、結構焼けます。

ただ、これでは火が強すぎるので、パンを入れた後は弱火にしたりして、火力調整をしています。


私は、パンの表面の卵が焼けた位に、さらに砂糖を直接かけて、その砂糖がちょっとトロトロ加減のキャラメル加減が好きなのでそうしていますが、それでも鉄フライパンは使えています。

その後の洗い方は、フライパンにまだ余熱があるうちにステンレスたわしでこすり洗いです。

そうそう。フレンチトーストで思う事なんですが、おそらくこのフレンチトーストが生まれた理由は、数日経ってしまってパサパサで堅くなったパンを、どうにかできないかな〜〜って、おもって考えられたものだと思うのです。

フレンチトーストがいつ生まれたのかはわかりませんが、でも、自分たちの子供のころを思い出しても、パンはパサパサだった記憶があります。

でも、今のパンは、それとは比べ物にならない位やわらかいので、牛乳や卵を湿らせるとベシャベシャ感が強くなってしまいますので、もし作られるのであれば、固めのパンをあえて選ばれるといいと思います。

お試しください。

 


「道具を増やしたくないので、一つで何でも出来るものはどれですか」と、ご質問を頂きました。
2014-3-3  10:54


 

 


「道具が増えるとキッチンが狭くなって・・・」と、お聞きします。確かにそうですよね。


話がフライパンの事ではないのですが、こんな事を聞かれたことはないでしょうか?

それは「ジャム作りはホーローのお鍋で作るといい」です。

この理由は、くだものには酸が多く含まれていて、それが加熱されると表面を溶かしたり、酸化させたり、こういった作用が早くなったりするための対抗策でもあるんです。



酸は鉄に限らずアルミなど色々なものを溶かしたりもします。

例えば、アルミのお弁当箱に梅干しを入れるときは直接触れないようにするなども、この酸に対する対策です。

このように表面にホーローのコーティングがされていると、ホーローはガラス質の様なものなので、酸には強く材質を守ってくれたりします。

さすがホーロー!と言う感じもしますが、でも、ホーロー鍋は落とすとかけるという事もあるため、そのホーローもいい部分とそうでない部分があるんです。

だったら、いっそ、丈夫なステンレス鍋でいいじゃない、と思うのですが、そのステンレスも熱の広がりが得意でないため、ジャムの様なものの場合は、今度は焦げやすいという事が起こります。

 



鉄フライパンでジャム作りはしませんが、でも、鉄フライパンも同じようなもので、良い部分とそうでない部分があり、これ一つでなんでもとはなかなか言えない所があります。

一つでなんでも出来れば一番いいのですが、適材適所で道具をみるのもとても面白いので、色々使い分けて、おいしいのを作ってみてください。

 

 

 

 

 

 


「振りやすいフライパンはどれになりますか?」と、質問を頂きました。
2014-2-11  8:34


 

振りやすい事だけを考えますと、やはり軽いものがそのものになります。板厚で言ったら1ミリのフライパンです。

ただ振りやすさにお料理での使いやすさという事を重ねると、必ずしも、そうとは言い切れません。

1ミリのフライパンは軽くて振りやすい反面、火の回り、熱の伝わりが速いという事があります。簡単に言うと焦げやすいんです。


そんな事から思いますと、1ミリは確かに振りやすいのですが、1.2ミリの方が使い易いと思っています。

たったその差は0.2ミリですが、そんな風に思います。

 

 

 

 


「フライパンに油を引き加熱と使い方にありますが、この時の加熱の具合はどの程度のものでしょうか?」と、質問を頂きました。
2014-2-3  10:54


 


加熱の際の火力についてですね。

これはガス火の場合で、大体、中〜強火ぐらいでいいと思います。

ただIHの場合は強ですと、かなりの熱量ですので、そこまでは必要ないと思います。


よく、加熱の程度で弱火、中火、強火とあります。

この表現には基準がありますが、それぞれに憶えると分からなくなる場合があるのですが、中火の基準を知っておくと、それ以上が強火、それ以下が弱火となるので便利です。

その中火になりますが、鍋底に炎が付くか付かないか、これが中火の基準になります。ご参考に。

 

 

 

 


「油なじみを早くする方法はありますか?」と、質問を頂きました。
2013-11-28  8:55


 



油なじみは鉄フライパンにとって、とても大切なので馴染みを早くできる方法について、お料理から整理してみました。

その中で、やはり揚げ物に使うことは、油馴染みをはやくします。

これは油を多く使っているからなのですが、ただ揚げ物ばかり出来るものでもないと思いますと、逆になじみかけた油を落とさない、と言う事も同じ様な効力は上げられると思います。

イメージで言うと、油を保つという感じです。

これには、蒸し料理やお湯で煮る様なお料理は、使って使えないことはありませんが、やはりよくありません。

あと、これは、はっきりはいえないのですが、コーヒーを生豆からフライパンで煎ると、とても油馴染みがよくなるように思えます。

恐らく、コーヒー豆のあぶら分が適度にフライパンに馴染んでくれているように思いますが、正直確信はもてないところもありますが、でも焙煎するといつもそう思います。

もし、機会がありましたらお試しいただけましたらとおもいます。

 

 

 

 


「パイプ柄について、調理中は熱くなりますとありますが、持てないくらいになるのでしょうか?」と質問を頂きました。
2013-11-13  10:05


 


そうですね。

やはり熱いと・・・と言う心配は有ると思います。

熱さについてを、使っている感想からいいますと、熱くならないという事はやっぱりありません。

調理を例に挙げて申しますと、チャーハンなら調理途中で熱くなってきます。


対策としては、この時乾いたタオルや布巾を柄に巻いて使うのが一番良いです。

と言うのも、濡れた布巾の場合、水で濡れていることで温度が下がるように思いますが、水は温度を伝える働きもあるので、逆に熱くなってしまうからです。

この時、これを巻く物については、ビニール製の紐ですと熱に弱いので、タコ糸などがお勧めです。

そして、これはお使いの頻度にもよりますが、その交換については業務用ではなく、ご家庭でしたら半年に一回でもいいかともいます。

 

 

 

 

 


「味付け肉などのタレや味噌が付いたものを上手に使う方法はありますか?」と、質問を頂きました。

2013-11-1  9:51


 

鉄フライパンはこびり付きやすいうえ、タレなどが付いていたら、更にこびり付くのではとのご質問だと思います。

私達でも、タレや味噌がついたお肉を焼いたりしますので、その方法を書きました。ご参考下さいましたらと思います。



まずフライパンに油をひき加熱します。

加熱すると油が伸びてきますので、フライパンを傾けてフライパンの底面に広がるように馴染ませます。

そうしますと、残った油が底にたまりますが、これがあまりに多いようでしたら油缶に戻しても良いです。

そして加熱していくと、フライパンから煙が出てきますので、この時深呼吸する位ひと呼吸置いたくらいに、お肉をフライパンに入れます。

入れたら直ぐに弱火にします。ここはポイントです。

入れる前にではなく、入れた後に弱火にしています。

 


焼きについては、この感じのまま進めます。

それでも少し立ってくると、淵や辺りのタレや味噌が徐々に焦げてきますが、それと同時にお肉も焼けてくるので、程よく焦げて焼けた感じの、これ位で焼きを終えます。

 


「ほどよく」とか「これ位」などの、あいまいな表現をしましたが、実際付けダレや味噌などは焦げすぎると、コゲの味ばかりがして美味しくありません。

だからと言って、火が入っていないような状態でも美味しくありません。

ある程度、タレにしろ、味噌にしろそれに含まれている水分が、フライパンで加熱されることによって、水分が蒸発され、味が濃縮しないと美味しくないと言う事もあります。

ただ、そうなると中に含まれている砂糖なども濃縮され焦げやすくまりますので、ころあいで、焼きを止めるといいです。


その後の、このフライパンについたコゲについては、フライパンに余熱があるうちに水(お湯も可)でステンレスタワシをつかってこすりあらいをすれば、無理なく落とす事ができますのでお試しください。


この時フライパンが冷えていたら、再度数秒ほどそのまま加熱しフライパンを少しだけ温めてから、水(お湯も可)でステンレスタワシをつかってこすりあらいをすれば同じように落とせます。

 

 

 

 


「鉄フライパンの鉄のにおいが気になることってありませんか」とご質問を頂きました。
2013-9-23  10:38


 


「ない」事はないと思いますが、自分たちが使っていて気になったことはないです。

でも、お使いになる方によっては」、気にする方もいらっしゃるとはおもいます。

また、お料理によっても鉄のにおいは出やすいものも有ると思います。
例えば、お酢をつかった後のお料理がそうです。


ただ、においは熱に弱い所があります。


お料理ははじめに加熱しますので、この時に結構においはなくなってしまう事と、それでも気になるときは油をちょっと多めにつかっていただく事、そしてはじめの使い始めなどは、もし出来たらでいいのですが、野菜の切り落とし部分でもいいので簡単に野菜炒めをされるといいです。

 

 

 


「食器洗い機でも使えますか?」と、質問を頂きました。
2013-8-12  10:09


 

 

「食器洗い機でも使えますか・」と、質問を頂きました。

良いお答えができるといいのですが、恐らく使えないと思います。

フライパンを洗うときですが、ステンレスタワシを使って、余熱のあるうちにこすり洗いをする事をお勧めしています。

この時ある程度負荷をかけて洗っている実感がありますので、それを思うと食器洗い機の感じでは落としきれないという点が一点。

また、食器洗い機には洗剤が含まれていると思います。

鉄の場合、油を落としきってしまうことはいい事ではありません。
それは、フライパンに残った油がフライパンの鉄と空気を遮断する効果があるからで、これによって、サビをかなりの確立で防いでくれているからです。

食事のあとの片付けは面倒なので、出来るだけ手早く済ませたい気持ちは最もです。

ただ、鉄の場合は面倒でも食器洗い機ではない方法でお手入れされますことをお勧めします。

 

 

 

 


「中華なべを洗うとき、ささらを使いますが、フライパンも同じ様にするのでしょうか?」と、ご質問を頂きました。
2013-7-22  10:27


 

中華のプロの料理人さんが、ささらを使ってお鍋を洗うのを、私も見たことがあります。

ささらは竹製ですが、これはプラスチックとの関係が強いように思います。


と、言うのは、プラスチック製でよくみる、カゴやザルは、それが出てくる前は竹で作られていたからです。

 


日本各地の山でみる竹林は、そういった製品を作るために必要だったのですが、プラスチックが出てきたために竹が必要なくなり、その結果竹が切られることがなくなった。結果、山が荒れ始めたと聞いたことがあります。

竹林が各地に多く有ることから、竹編み職人さんも多く居たと想像できますが、その職人が傍らで、当時作っていたのが、このささらだったと思うのです。

その当時、道具を洗うのも今のように色々なものはありませんので、竹から出来るささらを使っていたとおもいます。


しかし現代はそれに変わるものが出てきていますので、私はささらでなくても良いと思っていますし、現に、私達では今ステンレスタワシをお勧めしています。

その他でも、当然使えるものは多くあると思いますが、それを選ぶ時の注意点としてお勧めしたいのが、研磨剤や特殊な洗剤がついていないもの。これが良いと思います。

 

 

 


「種類が色々ありすぎて分からなくなってしまいます。フライパンの選び方がありましたら教えてください」と、ご質問を頂きました。
2013-7-15  10:05


 

そうですね。
確かに、色々ありますと目移りがして、なかなか決まらないと言うお話をお伺いします。


よくお聞きするのはAとBなら違いは分かるのに、CDEと候補ができたとき、AとD、BとE、EとAではどうなのか、と言う感じで分からなくなるとお聞きします。


そこで、そんな場合ですが、まず、見ていただきたいのが、フライパンを使う料理は、大きく2つに分けられるという点です。


それは、何かと申しますと、チャーハンの様にフライパンを振って調理するものと、フライパンを振

らずに調理するものです。

フライパンを振らないものとして、代表格はハンバーグなどがその例ですが、この両者は対照的なお料理になるのは、お気づきかと思います。


振ると言う事は、振れる重さでないといけませんので、「軽い」と言う点と、振ってもこぼれ難いという点がいります。

 


一方の、ハンバーグなどのじっくりお料理するフライパンは、文字通りにじっくり熱を通せる事が必要ですが、このとき軽いタイプでは、熱は広がりが少なく、じっくり感が得意でない場合があります。


フライパンについて、今までは大小で持ち分けている方もいらっしゃると思いますが、これからは振るタイプ、じっくり熱を通すタイプに分けられますと、あなたのお料理も変わってくるんです。


お料理は、こんな誓えでも楽しくなります。

 

 


「フライパンが軽くて使い易いものはどれですか」と、ご質問を頂きました。
2013-7-1  10:51


 


軽いものをと思いますと、1ミリの板厚フライパンになります。

確かに1ミリは軽くて、持つとビックリするほどです。

でも、これが使い易い事とイコールかと言うと、必ずしもそうではなく、これは使う方にとる所が多いとおもっています。


例えばこんな感じをイメージしてみてください。

フライパンに落ち葉をいれて煽るとします。

乾いた落ち葉なら、問題なく煽ることができます。

しかし、ぬれた落ち葉ではどうでしょう。

どんなにフライパンを煽っても、落ち葉はフライパンに張り付いて返すことができないことは一目瞭然です。

 


お料理でも同じで、調理が進んでくるうちに、食材から水分が出てきたり、砂糖やタレなどの糖分やたんぱく質が熱によって、引っ付きやすくなったりする原因が起こってし、落ち葉と同じようなことが起こってしまいます。


では、こうならないために、もしくは、こうならない様に調理を進めないといけないのですが、その時必要になるのがコツと手際になるんです。

特に1ミリの場合は手際は重要で、これは「鉄を使った事がある」などの経験値に頼ることが多いと思います。

 


そうなると、今まで「鉄」を使った事があるなどの経験になるので、鉄は使った事がない、お料理は苦手、といわれる方には返って不向きなタイプになってしまいます。


その場合1.0ミリではなく、1.2ミリをお勧めしています。

 

 

 


「日常のお手入れで、フライパンの表面はキレイでないといけませんか?」と、ご質問を頂きました。
2013-6-1  8:39




今までフッ素樹脂フライパンを使われていて、今回は鉄フライパンを、と言うお話でした。

そうですね。フッ素樹脂フライパンを使うことに慣れていますと、表面のスベスベ効果を保つことが重要になりますので、どうしても表面をキレイにしてその効果を保つ必要があると思われると思います。

その延長で、その表面を傷つける恐れの有るもの、例えば金属ヘラは固いので表面の樹脂加工を傷つけるのでそれを使わない、もしくは出来るだけ使わないなどがあるのだと思います。


なので、今までフッ素樹脂フライパンを使い慣れていますと、鉄フライパンに対しても同じ様に使う、もしくは同じ様でないといけない、と思われる事も当然だと思います。


でも、鉄フライパンの場合は、まったく違います。

細かく言いますと「むしろ逆」と感じるほどだと思います。


まず、気になる表面についてですが、フッ素樹脂の様にきれいでないといけない、きれいな方がよい、と言う事はありません。

先ほど「むしろ逆」と言いました様に、きれいではなく黒くしていく、イメージとしては「コゲを積もらせていく」。

こんな感じが鉄にとっては良いのです。


でも、ただコゲを積もらせていくと言っても、材料をフライパンに入れて食材を焦がして、その上に更に食材を入れて、焼いて、焦がしてと言うこととはちょっと違います。

鉄フライパンでお料理をしていくと、自然に表面が黒くなったりして変わってきます。

それを過ぎて、さらに使っていくと、ガビガビしたような、コゲの層が少しづつ出来始めます。

これが、大切なんです。

と言うのも、鉄の一番の敵、と言うかフライパンに対して一番避けたいのが錆ですが、この錆とは酸化鉄といい、鉄と空気が触れ合うことで自然に発生するものす。

言い換えますとこの地球上で有る限り、この空気と鉄が触れ合うことは避けることができないものでもありますから、できて当然と言う所です。

でも、このガビガビした層がフライパンを覆い始めると、鉄と酸素が触れ合いにくくなり、錆の出る状況がとてもすくなくなって鉄フライパンにとっていい、と言うのが今までからの私達の経験値です。

なので、鉄フライパンの表面がきれいであるよりも、使って、使って、使い込んで、黒くして、更にはその油なじみを積もらせて、ガビガビさせていく。
そんな方法のほうがいいのです。

しかし、残念なことに、その層は直ぐにできて、フライパンに積もるものではないので、「鉄は育てるように使う」と言われる要因でも有ると思っています。


よく「街の美味しい洋食屋さん」なんていう特集で、その洋食屋さんのシェフが「もうこれ以上ない」って程ガビガビになったフライパンを振りながらオムレツを作る。
そんなシーンがありますが、目指すは、あんな感じのフライパンです。


と言っても、あそこまでするには相当に使い込まなければなりません。

ちなみにです、もし、そのフライパンのガビガビ層をキレイにとってしまった場合、そのシャフは今までと同じオムレツは作れないと思います。それくらい、あれは重要です。そ
の理由については、またその時にお話できればと思います。

 


あと、フッ素樹脂フライパンでは使わない金属ヘラですが、鉄フライパンでは必須と言うくらいにあると便利な道具です。

鉄フライパンは鉄そのものなので、表面を、と言う事はありませんので、ぜひ、使ってください。

もちろん、このヘラを使ってフライパンに出来たガビガビの層を故意に削れば落ちてしまいますが、ヘラを使ってお料理することでは、そうはたやすく取れるものではありません。

この場合の落ちやすいものとして、煮こむことや、とまとを加熱するような「酸」によってのお料理になりやすいので、これも知識として持っておられるといいと思います。

鉄は使い込むほどに答えてくれる楽しい道具です。
ぜひ、鉄の性質や特徴と知りながら、ステキなフライパンに、あなた色のフライパンにお育てください。

 

 

 


「1.0ミリのフライパンとは、実際に調理ではどのような違いがありますか?」とご質問をいただきました。
2013-4-29  10:44


 


1.0ミリ板厚のフライパンについて「お料理」と言う事からですね。

1.0ミリフライパンは、とにかく軽いのですが、その反面お料理での熱の広がりは、ない問い事はありませんが、
ほかのタイプに比べたら、やはり少ないタイプでもあります。

これと似たもので「軽いフライパン」として挙げられるのが、チタン金属のフライパンがあります。

チタンは持つと分かるのですが、驚くくらい軽く感じるフライパンで、
1.0ミリフライパンは、このチタンフライパンと似たような感じがあります。


チタンのフライパンは熱の伝わりが、直接的と言われますが
1.0ミリも同じで、これもフライパンを振らないと均等的に熱を通すことは難しい感じると思います。

例えば、野菜炒めを作った時でも、フライパンを振らずに炒めれば
野菜でも熱ムラが起こる、そんな感じです。


フライパンを振るとは、食材を裏返すのではなく、

振って食材を撹拌することでフライパンの中で食材の熱の通り具合を均等化を実現させる行動と思って下さい。


1.0ミリフライパンは軽い分、板厚は当然薄いいものです。


調理では、板の下には炎がありますので、薄い板厚では、その炎が直接伝わる。

そんな風にイメージして頂くといいとも思います。

 

 

 

 


「鉄フライパンとフッ素樹脂フライパンとの大きな違いは何になりますか?」と、質問を頂きました。
2013-4-22  9:06


 

フッ素樹脂フライパンについては扱いがないのですが、本体からも違いが大きくあり、鉄の場合、本体は鉄ですが、フッ素樹脂の場合本体はアルミを使っていると思います。

その本体に表面コーティングしているのがフッ素樹脂フライパンになります。


鉄フライパンの場合、鉄ですので、その上にはなにもコーティングがあにので、鉄に直接食材が乗ります。

 


一方フッ素樹脂は樹脂の上に食材が乗っている事になります。

 


金属は、何か別のものに触れると反応を起こします。

例えば、酸に対しては、鉄もそうですが、アルミも反応をします。もっと言うと銅でも、ステンレスでもおこります。

その他水に対しても鉄なら錆を起こしますし、アルミも錆を起こします。


でも、ここにコーティングがあると、金属と触れていないことになりますので、そう言った反応は起こす事はないので、この事から樹脂コーティングの物では「煮る」なんて事も出来ると思います。

もちろん鉄も出来ない訳ではありませんが、錆の要因にならないと言う事はないので、お薦めはしませんが、こう言った違いがあります。

鉄とフッ素樹脂は、根本がちがいます。


片方がどれくらい優れているか、と言うよりも、どの材質も完璧と言う事はありませんので、その性質見ながら適材適所に活かしていくのが言いと思います。

鉄ではやはり、焼く、炒める、揚げるを基本に使う事をおすすめします。

 

 

 


「使い終わったあと、軽く火にかけて水分を飛ばしてから収納」とありますが、どんな感じなのしょうか」と、ご質問を頂きました。
2013-4-8  10:16




はい。

これは、フライパンに水分がない状態でしまって頂けましたらと思っての方法です。


私達のフライパンは、表面にコーティングはありませんので、洗った時の水分がそのままですと、錆の原因になってしまいます。


なので、水分がない状況で収納をお願いしています。


そこで、水分を取る方法ですが、布巾を使って拭く方法もありますが、これですと意外に面倒です。


なので、洗ったら、そのまま調理台にのせて火をつけます。


そうしますと、ものの10〜15秒くらいで、じゅ〜〜となってきますので、この辺で火を止めて、後は余熱で蒸発させる位がいいと思います。

 


ここで、結構加熱しすぎてしまうと、収納するまで時間がかかりますし、加熱しすぎで折角の油なじみが焼けてしまう事もありますので、ご注意ください。

 

 

 

 

 


「ホットケーキの表面がきれいに焼ける方法の様なものはありますか?」と、ご質問を頂きました。
2013-3-25  10:51



これ、ございます。

と、申しますか、何枚も焼いていて見つけた方法なのですが、その方法をご紹介します。


恐らく、焼いた面の比較的端部分が、ジュワジュワ、ってなっているような焼き加減になっているのではと思うのですが、これは、フライパンの油の使い方で起こっているものです。


なので、フライパンに油を入れた後、表面に溜まっている油をペーパータオルなどでふき取ってしまうと様にして、フライパンに油は塗られている様な状態で焼いてみてください。


この方法ですと、表面がきつね色した、均一な焼き面で焼きあがります。


「ちょっとひと手間」なのですが、でも、これをやってあげるとだいぶ違いますので、ものは試し程度でもいいので、お試し下さいましたらと思います。

 

 

 

 


「補助取っ手を考える目やすは、どの位からでしょうか?
と、質問を頂きました。

2013-3-6  10:13


やはりフライパンの重さを、目安に考える良いと思います。

私個人の感想ですが、1kgを超えてくると重さを感じますので、軽いフライパンとは言えないと思っています。

この重さから考えると、私は男なので、それも含めて目安は1.5kg位ではと思います。

実際に使っていての感想からは、1.5kを越えたからと言う意見もあります。


ただ、それ位の重さでも、重くて持てないと言う事はありません。

現に我が家の4.5ミリ板厚のフライパンには補助取っ手は付いていませんが使っています。

もちろん、これを振って使っていると言う事はありません。


重さを考える時、フライパンを持ちながら考えると思いますが、その時に、意外に「ここにお料理を入れたら、どうなるか」と言う事がぬけてしまう時がありますので、その点も注意しながら考えて見ると、いいフライパン選びが出来ると思います。

 

 

 

 

 


「鉄を使ってみようと思っていますが、使えるかが不安です」のような質問をいただきました。

2013-2-21  6:53




確かに、そうですよね。

なんだか、プロが使うようなイメージがあるし、お料理上手な人が使うイメージもあるし、誰でもカンタンって感じじゃないイメージもありますよね。


フライパンの近くにいる者として「誰でもカンタン」っと所は否定しませんが、

プロじゃないと、とか

お料理が上手じゃないと、とかは否定したいと思います。

 


と言うのは、上手に使うにはコツです。

それも、2つです。

 


1つは、材料を入れるタイミングです。

油を引いて加熱すると、煙が出てきます。煙が出て来たら一呼吸した位に食材をいれる。火加減はその後。

これです。


もう1つは、お手入れです。

お料理を作って、余熱がある内に洗剤を使わず、水のみでこすり洗いをして、収納は、かるく火にかけて水分を飛ばしてから収納です。


このコツで使ってみてください。

きっと「結構いけるかも」って思うと思います。

 

 

 


「補助取っ手は、後からでも付ける事は出来ますか?また、一旦付けたものを、取る事は出来ますか?」と、質問を頂きました。

2013-2-11  7:01


 


 まず、最初の方の「補助取っ手は、後からでも付ける事」ですが、これは可能です。

付ける方法は溶接なので、その際、溶接部分とその近くと裏側に溶接後が、どうしても出てしまいますが、お料理には問題ありません。

後からでもお付けする事は出来ます。

 


 また「一旦付けたものを、取る事」のご質問ですが、これも可能です。

補助取っ手は溶接で付いていますので、それを取るには削ってとる作業になりますので、どうしても作業跡が残りますが、取ることも出来ます。

作業期間については、どちらの作業でも、多少お日にちを頂ければ助かります。

 

 

 


「鍋肌」と聞きますが、どこいらへんを鍋肌というのでしょうか?」と、質問を頂きました。

2013-1-25  8:03


 


フライパンの深さとは、鍋肌の所でもあります。


特にお鍋の内側を「鍋肌」と言うかたもいらっしゃいますが、私達は側面部分を裏表に限らず「鍋肌」といっています。


鍋肌は斜めなので、食材はのりませんが、鍋肌も調理では重要な役割を果たしています。


例えば、チャーハンなら、ご飯を反す時もこの鍋肌が重要になりますし、最後にしょう油をたらしてかおり付けをする時も、この鍋肌に垂らす、と言う事を料理人さんでもやっています。

また、この角度にも使いやすさがあります。

切り立っている形の場合、底面は広くなるので、多くの食材を調理できますが、その反対に、ターナーが入りにくくなったりして不便な事もあります。


また、調理中の鍋肌には炎が沿う様になっています。


火は上にあがろうとする力があるので、鍋を這うように炎が上がっています。


その場合、切り立っているものよりも、斜めになっている方が、鍋をより温かくしてくれますので、天ぷらには、より適した形になります。


でも、鍋肌って言い方って面白いですね。


おそらく日本独自の言い方ではないでしょうか?

 

 

 

 


 「重さについてですが、1.5kg位になると、やはり振り難いものでしょうか」と、質問を頂きました。

2013-1-14  9:12




そうですね。

1.5kgと言うと、振りやすい重さとは言えない重さですね。

これは、単純に1.5kgが軽い重さではないと言う事もありますが、フライパンの場合、片手で持つことが多い道具でもあります。

お鍋は、両手で持つので重さは二等分されますが、片手の場合はその重さは、全て片手にかかりなす。

また、手で握った所より更に先の部分に食材が入るのがフライパンですので、その分も考えなくてはなりません。

しかし、この事が意外に忘れがちになりますが、重さを考える場合、それも含めてイメージされるといいです。

 

 

 

 


「水のみでこすり洗い後、火をあて水分を飛ばして収納しています。それでも錆が出てしまう場合の良い方法はありませんか?」と、ご質問を頂きました。

2013-1-8  8:15


 

恐らく、錆が出ている部分とは地金が出ているところではと思います。
地金が、と言うのは、銀色の様な灰色の様な部分です。


錆が薄っすら出ているのであれば、ご使用になるときにステンレスタワシなどでこすってからお使いになれば問題ありませんのでご安心ください。


錆の原因として考えられるものは、水でこすり洗いをして、火にかけて水分を飛ばすとき、火に当てすぎて残っていた油分が焼けてしまう事で、また鉄(地金)が出てしまい、その結果、お台所の空気中の水分を触れ合って錆となっているとも考えられます。


もしその様でしたら、火に当てる際は水分を飛ばす程度のされるのも方法ですし、一度表面に、油数滴でいいので垂らし、表面に塗ってみるのも有効な方法です。


これは、前回もお知らせしたのですが、錆とは酸化です。酸化とは空気と触れ合うことですので、油を塗ることは空気と鉄の間に油が塗られる様になりますので、空気と鉄を遮断する効果を上げるものです。


もちろん「油なじみ」を良くするための良い方法でもあるのですが、空気と触れ合わせない、酸化予防にもつながりますので、お試しください。

 

 

 


「鉄を錆びさせない方法ってあるのでしょうか?」と、ご質問を頂きました。

2012-12-10  11:29


 

鉄は本来錆びることの方が、鉄にとっては自然な事です。



なので「ありません」と言ってしまうと結論が出てしまいそうですが、実際、フライパンをいくつも見ていますと、錆がおきていないものある事が分かります。

(もちろん、これは見た目の判断ですので、ミクロの話となりますと、そう言う事はないかもしれません)

 


それらを幾つか紹介しますと、まず、全体が黒くなっているものは錆がでていないように思います。
この黒いものとは、酸化皮膜ではなく、油がこげてフライパンに残ったものです。

正確に言うなら油が炭素になったものだと思います。こうなっているものは錆が出ているものはかなり少ないと思います。


少ないと言いましたが、ほとんどない様に思います。



また、表面にテカテカしたしっかりした焦げがついているものは、これも錆びたものをみたことがありません。

これは私達で使っていた鉄釜にもついていて、この釜は外においても錆びないほど、鉄を守ってくれているように思います。

 


しかし、この黒くなった炭素はすぐには出来るものではないので、よく、鉄は育てるように使うと言われる要因でもあります。

錆とは、酸化の状態ですので、酸素と触れ合うと起こります。
なので酸素から遮断すればそれが叶うので、その時表面に薄っすらでも油が残っていることが、その酸化に対して遮断する効果になります。


私達で言う「上手に使う2つのコツ」の、余熱がある内に洗剤をつかわずこすり洗いをする、この方法は薄っすら油を表面に残してくれるのでお勧めです。

 

 

 

 

 


木柄よりパイプの方が耐久性も高く使いやすいとありますが、その他鉄柄ではどの位違いがありますか?」と、ご質問を頂きました。
2012-11-26  10:40


 

鉄柄の形は、断面図でみるとゆるいU字になっています。

フラットな板状よりも、軽くU字をしていたほうが握りやすいので、この形状にしています。

実際お料理での使い勝手は、特にフライパンを振るときは、振れないと言う事はありませんが、そのほかのパイプ状から比べれば差はあります。


でも、鉄柄でも乾いたタオルなどを巻くなど、握る部分にあててあげると、結構使いやすくなります。

また、こうすることで、お料理中「熱くて持てない」と言う事もなくなります。

これは、シェフの方から聞いた方法で、実際的にも使いやすくなるのでおすすめします。
あと「ちょっと持つ」と言うときは、エプロンで持ってフライパンを握る方法もあります。
これもシェフの方からの方法です。


鉄柄のフライパンは、とてもシンプルな形をしています。

シンプルと言うと、聞こえもいいのですが「昔っから」と言うと、今時ならステキな色もあったりして見劣りすると思われるのも無理はないと思いますが、でも、幼稚園のお弁当、小学校の遠足、中学、高校ど家族の思い出と一緒に思い出も重ねられるのも鉄の良い所ですし、油が馴染んだフライパンを見たとき、私も良くやってきたと、思うのも鉄ならではと思います。

 

 

 

 


「天ぷら鍋の注ぎ口をつけると、油だれはなくなるのでしょうか?」と質問を頂きました。
2012-11-7  10:57


 

注ぎ口は油缶に戻すときは注ぎやすくなる感じですが、油だれがなくなると言う事はありません。

注ぎの形については、際立った形ではなく、タガネの様なものでたたいてつけるものです。

たたくとは、鉄を引っ張っている事でもあり、あまりたたきすぎてしまうと、フライパンの丸型自体もかわってしまいます。

 
注ぎ口は、天ぷら鍋の他フライパンでもお付けできますのでご利用ください(板厚2.3ミリまでになります)。

 

 

 

 


「天ぷらで炎が出てしまった時、マヨネーズを入れると良いと聞いたことがありますが、これは本当でしょうか?」とご質問がありました。
2012-10-25  9:15


 


この記事、私も憶えています。
何の雑誌だったかはまでは憶えていませんが、引火した天ぷら鍋にマヨネーズを入れているイラストがあったの憶えています。

これは、恐らく、油の温度を下げることと、温度の上がっている油に対して水は禁物と言う点から「マヨネーズ」を入れるといい、となっていたと思います。


「この方法がおすすめか?」と言われると、状況から正直微妙です。

それは、マヨネーズで消そうと思うと、サラダで使うような量ではないと思いますし、使うマヨネーズは冷えている場合と、そうでない場合があるように思います。

それと、種類はどうか?と思い始めると、心配はつきません。

やっぱり、マヨネーズは食べるために研究されていますので、それを思っても、食べる事に使う法が有効です。



でも、引火してしまうと、とても驚きますので、効果があるなら、それはそれで良いと思います。


一般的に引火してしまった場合は布巾をかけたりして酸欠にする方法があります。私もこれが良いと思います。


その他で「これはおすすめ」と言うのは、最近ホームセンターや消火器売り場で目にするのですが、スプレータイプの消火器です。

その理由は、一般的な消火器は重いと言う事があります。今、サイズは色々あり、小さいものもありますが、それでも重かったりします。

また、一度噴射してしまうと最後まで出ないと止まりません。

しかし、このスプレータイプは軽く、また必要な分だけをスプレーする事が出来ます。


もちろん消化能力は従来のタイプが高いと思いますが、スプレータイプも活用できますので、もし可能でしたらお台所に置かれるといいです。

ただ、何度も使えるので、数回使っている内に、炎に対して消化液の量が足りなくなっている場合も出てくると思いますので、その場合は複数あるといいか思います。


引火してしまった場合にあうと、やっぱりあわてると思います。

そんな時こそ冷静になることが必要ですが、なかなか難しいかもしれません。でも、もし、そんな場面が来たら「こんな事もあると思って用意しておいたのよ!」と言ってみてください。

そうすれば、結構落ち着いて行動できたりもします。





引火の要因は、過度に油の温度が上がった場合と、過度な水分などで油に火が入った場合に起こるようです。

これは、注意することで防ぐことの出来るものですので「お料理中はその場から離れない」

そんな、昔お母さんから教えてもらった言葉を思い出して、お料理をお楽しみ頂けたらと思います。

 

 

 

 


 「二人の場合は、どの位の大きさが使い易い大きさになりますか?」と質問を頂きました。
2012-10-10  10:55


 


大きさのご質問ですね。

大きさとお料理の人数は、食べられる年齢にも関係しますが、目安としては1〜2人が24cm、2〜3人が26cm、3〜が28cmと見ていただいてもよろしいかと思います。

もちろんチャーハンを作る場合としょうが焼きを作る場合では違いますし、お子さんは食べ盛りか、またはまだ小さいお子さんか、でも違います。

またお料理で考えても、例えば大き目のステーキを焼く場合はサイズ26cmは2枚が乗せるにギリギリくらいの大きさになり、実際がさまざまです。

でも、この人数と大きさは一つの判断される基準にはなりますので、ご参考ください。

 

 

 

 


「板厚1ミリでハンバーグは焼けますか」とご質問を頂きました。
2012-10-3  10:18


 

1ミリのフライパンは、持った時にその軽さに驚かれる程軽いフライパンでもあります。

ただ、その分熱の広がりには得意ではありません。

軽いフライパンで作りやすいお料理と言えば、その代表にチャーハンがあります。

チャーハンの場合は、フライパンを振ることで、食材はフライパン内を一つの所に留まらずにぐるぐると動きます。

このぐるぐると動く事が、結果的に熱の通り具合を均等化しています。


しかし、ハンバーグはチャーハンのようにぐるぐると動かして調理するものではありませんので、熱を均等化させる事が難しくなります。

もちろんフライパンなので「焼けない」と言う事はありませんが、イメージされているようなハンバーグ焼きには近づきにくいと思いますし、ハンバーグは厚みを薄くしたりなど工夫は必要だと思います。


 

 


 「小さいサイズで底面の広いものが希望です。オーダーメイドと書いてありましたが、サイズは20cmで深さ7cm位のもので、底面が18cmあると良いと思っていますが、それは可能でしょうか」と、ご質問を頂きました。
2012-9-24  10:56


 

底面が18cm、深さが7cmのものをご希望との事ですね。

この場合でサイズ20cmは、一枚の板で作る場合には、私達では形に出来ないサイズです。申し訳ありません。

「形にする」と言われても、実際はイメージがわき難いと思いますが、形はすり鉢をイメージしていただくと良いと思います。

この場合サイズは一番上の円の径になります。

深さを深くしますと、上を基準に下へ向かうことになります。

例えば深さが3cmでしたら、上から3cm下がった所が底面の大きさになりますし、7cm深の場合は、上から7cm下がった所が底面のサイズになります。

この深さと底面の関係の目安は、5cm深いと底面は上サイズより6cmほど小さくなる、そんな感じです。

もし底面を重要視されるのでありましたら、底面を基準に形を作ることも可能ですので、その場合は、そのようにお伝え頂けましたらと思います。
ただ、底面を基準にした場合、上径は形にしてみないと分からない状況になりますので、蓋があうものがなくなったりする場合がございますので、ご注意ください。

 

 

 

 

 


「板厚1ミリは火に回りが早いとの事で、でも軽いものを希望しています。1ミリか1.2ミリかで悩んでいます」とご質問を頂きました。
2012-9-11  9:20


 

重さと火の回りなど使い勝手についてですね。

まず重さについてですが、1ミリフライパンの持った印象は、持った瞬間から軽いと思うほどです。

フライパンと言いますと、多くの方はアルミ製のフライパンをイメージされると思います。

重さについては、そのフライパンと比べても「軽い」と感じられる程です。

そして、火の回りについてですが、これは使い勝手になってきますが、1.2ミリ、1.6ミリ、2.3ミリ、3.2、4.5と、どのタイプに比べても早いのが特徴です。

この様に言いますと、火の回りが速いことは良い事のように思いますが、お料理に対しては、必ずしも、そうだと言えません。

良い所もありますし、良くないところもあります。

まず、良い所は「軽い」イコール振りやすいになります。

ですので、フライパンを振ることが美味しさにつながるお料理、例えばチャーハンなどは得意になります。

でも、その反面のじっくり熱を通すお料理には得意ではありません。
例えばハンバーグなどを調理してみると、その差は一目瞭然です。

また、耐久性についても、違いはあります。

これは、板厚が厚ければ強い、そんな感じで思われるように、1ミリよりも1.2ミリ、1.6ミリ、2.3ミリとその耐久性は高くなります。

 

 

 

 


前回の続き
2012-8-14  10:22


 

最後の育ち盛りのお子さんについては、この時期に体を作る、こんな視点からも「食」について改めて考える。


そんなキッカケのお客様もいらっしゃいました。


我が家でも、育ち盛りの子がいますが、まあ、見ているとお腹が減っていたらなんでも良いからお腹に入れたい、そんな感じで食べていますし、この時期に大人の体のベースが出来るのかと思うと、日ごろの食事ひとつひとつもそれなりに考える、と言うのも実感いたします。


病気になると食事を思い直しますが、健康の時も真剣に食事を考える方は多くはありません。

 


私自身もそのような傾向ですし、身近な友人、知人をみても診断で高い数値が下がると「もういいかな」と言う、直ったような感覚になり食事に感心が薄くなっています。


「健康な時から注意して」と、お医者さんで言われるのですが、これが難しいところです。


なので、その時ではなく、日常から無理なく出来る、そんな日常の中で普通に、そんな感じのキッカケで使い始めるもの私はいいなと思います。


「鉄」と聞いただけで、古い、昔、とかのイメージもあるかと思いますが、良い所もあります。

もちろん鉄は完璧と言う事でもありませんが、結構楽しい道具だったりします。
鉄フライパンを見たとき「なんだ鉄か」と思わずにご覧になられたら嬉しく思います。

 

 

 

 


いつもはご使用についてのご質問にお答えしたものをお知らせしているのですが、今回は「どんな方が使っているのですか?」と言う、ちょっと違ったご質問がございましたので、その点でお答えしようと思います。
2012-8-7  17:21



まず「鉄」と言う事で、初めて使う方と今まで使った事のある方で分けて見ますと、これはお話した感じですが、大体半分半分です。

鉄はプロが使うものの様に思われますが、実際はご家庭でも使われる方はいらっしゃいます。

そこで、初めてという方のキッカケについては、健康面、使い捨てではなく道具を長く使いたい、そしてお料理としての機能性、これが主に感じます順序でしょうか。


その中で、まず、健康面について細かく言いますと、鉄が体に良いと言うことから子供さんの食事作りに使ってみようと言われる方、そして育ち盛りのお子さんの食事作りにと言う方に分かれるような感じです。

以前は「鉄フライパンを使って貧血を」と言う方もお伺いしたことがあります。

これは決して間違っていないと思いますが、今はサプリメントが充実しているので、鉄で直すという方は少なくなったように感じます。


鉄フライパンを扱う者として、ちょっと残念には思いますが、でも、これだけで直すの様な過度の期待はかえって誤解を招きますので、これはこれでいい傾向なのかな、とも思います。


お子さんの食事作りについては、「子供が生まれたのを機に考えるようになったので、そんな感じで使ってみようか・・・な」とおっしゃられる方もいらっしゃいました。


今、色々美味しいものがありますし、それにお子さんにとって刺激的で美味しそうなものほど、親御さんは敬遠したくなるような、そんなお菓子もあったりします。

でも、思い返せば、大人の方もそのような物を食べてきて育ってきたりして、それはそれで昔の楽しい思い出だったりしますので、完全にやめさせるのもどうか・・・・と悩んだ時、じゃあ、出来る限りの中だけでも出来るだけ、そんなスタンスで鉄を使いはじめられる方もいられるようです。


お料理が得意だから、と言うよりも食べる事をもうちょっと大切にしてみようかな・・・、それに付随してお料理も楽しくしたいな・・・、そんなスタンスをお持ちの方が「じゃあ、使ってみるか!」

そんな感じのキッカケだと思いますが、私はこれもステキだと思います。


少し話が長くなりましたので、次回にまた続きを書きたいと思います。







 「フライパンをオーブンにも入れることはできますか?」と、ご質問を頂きました。
2012-7-30  11:49




そうですね。


やはり木柄のタイプはオーブン兼用は出来ませんが、パイプ柄、または鉄柄なら問題ないです。

また鉄柄なら長さも調節できるので、オーブンの庫内の大きさに合わせることも可能です。

もちろんパイプ柄の場合も可能な限り、調節はできます。


その際、オーブンの庫内が回転するタイプでしたら、庫内いっぱいのサイズで考えてしまうと、回転した時に柄がひっかかってしまいますので、サイズはターンテーブルのサイズを目安にされるといいかと思います。



その他として、これは余談ですが、電子レンジの場合は、スパークの原因になりますので、ご使用はできません。

状況としましては、スパークした瞬間に電子レンジ内のセンサーが働き、電源が落ちてしまう。そんな感じになると思います。


その他の使用としまして、食材に焦げ目をつけるなどでバーナーを使う場合にうけとしてのご使用は、鉄材質そのものなので問題ありませんが、よく厨房などでタネ火をつけっぱなしにするタイプのガス台は、一部分のみが長時間加熱されている事になるので、お勧めできません。

 

 

 

 


「1ミリのフライパンの一部にシーソーになる・・・とホームページに書いてありますが、これはどういう状態になるのでしょうか」と、ご質問を頂きました。
2012-7-23  11:20


 

シーソーとは、フライパンになにも乗っていない(食材が入っていない状態で)ゆりかごのようにゆらゆらする感じです。



フライパンを横から見ると「く」の字が横になる様な感じでイメージ頂けると近いと思います。

具体的に申しますと、小さいサイズの方が「く」の字になりやすく、サイズが大きくなるにつれて「く」の字になりにくく底面が少し浮くくらいになります。


これは1ミリ、または1.2ミリでも小さいサイズの物にもおこる傾向がありますが、五徳(ガス台)との相性にも関係してきます。

 


シーソー感については、フライパンを五徳に乗せる位置でゆらゆら感を解消でくる事もあります。

※五徳との相性としては、一番なりにくいのが鋳物製の五徳で爪が中央に集中している様な形の五徳です。その理由として考えられるのは、意外に大きく作られているからで、これが道具との相性にもいい気がします。

 

 

 

 

 


「パイプ柄か木柄かで悩んでいます」と、ご質問を頂きました。
2012-7-9  11:07


 

まずは、パイプ柄と木柄の良い点と苦手な点を踏まえてご説明いたします。


気になる耐久性は、材質が鉄と木なので、圧倒的にパイプ柄の方が高いです。
これはご想像の通りですので、耐久をお考えでしたらこのパイプ柄をお勧めいたします。


調理に関しては、パイプ柄は熱くなりますので、乾いた布を柄にまくなどの必要があります。


この位が、まず大きく言えることですが、その他で気づき難い点では、フライパンを振るときと言うか、持ち上げたときに違いがあります。

 


例えばですが、フライパンに食材が沢山はいって重たくなったとき、自然とフライパンの丸に近い部分を持つと思います。


この時、木柄のように鉄と木に分かれていないパイプ柄はスムーズにもてますが、木柄は鉄部分では布をあてたりと、少し手間が必要になります。


この点は、フライパンの丸に近い部分(首)を持つ癖のあるかたは、パイプの方がいいと思います。

 


しかし、木柄は握りの部分には少し凹凸の山型になっていますので、握ったかんじのしっくり感があり、これがお気に入りと言う方もいらっしゃいます。


たった「柄」なのですが、日常、あまりフライパンの柄に気が行くって事が少ないと思います。でも思えば意外に調理の助けになりますので、折角の機会、色々な柄をみても楽しいかと思います。

 

 

 

 


「どの位の板厚になると焼きムラはなくなりますか?」と、ご質問を頂きました。
2012-6-25  9:36




焼きムラについてのご質問ですね。

私たちの中での一番厚い板厚は、12mmのクレープパンと言うのがあります。


この一番極端な例を挙げると、この板厚でも使うガス台によっては焼きムラは起こります。


なので、きれいな焼きムラのない完全な焼きを目指すなら熱源(ガス台)から見ていかないと難しい状況です。


更に細かく言うと、家庭用ガス台で3つガスコンロがあるタイプなら、一番小さい火口を使った場合は一番焼きムラが起こります。

特にクレープで言うなら、クレープを焼くときは一旦パンの温度が上がると、その後は弱火で焼くのですが、だからと言ってはじめから弱火で使うこと前提にしている家庭用3つ口タイプの一番小さい火口ではじめから焼くことは、あまりお勧めしません。

 


やはり、一般的な火口(弱火でない他の2つの方)をお使いになるのがいいと思います。


焼きムラの度合いについては、板厚の薄いものの場合のほうが厚い物よりも当然顕著にでます。

ただ、板厚の薄いタイプは、振りやすいフライパンでもあり、振りやすいとは、=フライパンを振る=中で食材が動く=食材が混ざりやすいと言う状況がおこります。

このことで、出来やすい焼きムラを平均的にしたりもしています。

チャーハンや野菜炒めが、その例です。


そして「じっくり熱を通すタイプのフライパン」の場合は、振りやすいフライパンの様には振れないので、その分板厚を持つことで熱の当たりを平均化させたり、じんわり感を出しています。

 

 

 

 


ガス用フライパンとIH兼用フライパンとで悩んでいます。あとあと考えるとIHかな・・・と思うのですがいかがでしょうか?」と、ご質問を頂きました。
2012-6-11  11:38


 

ガス用としては主に1.2ミリ板厚をお勧めしていますが、IHでは1.6ミリ以上のものをお勧めしています。


ガス用フライパンとIH兼用フライパンの大きな違いは、この板厚と重さになりますが、1.6ミリまでの場合は用途は同じほどでどちらも振って使うフライパンタイプになります。
(板厚2.3ミリ以上は、じっくり熱を通すタイプとしてお勧めしています)


重さについては、これは大きさにもよりますが、2割ほど重くなりますので、1.2ミリ板厚では軽快に振れても、1.6ミリの場合になるとそうでもなくなると感じる方もいらっしゃると思います。


調理面からみると0.4ミリ厚くすることで、振って使って、更にじっくり熱を通すタイプにも近づく感じに思いますが、振って使うタイプが少し重くなったと言うイメージの方が近いと思います。


フライパンの調理は、フライパンを振って調理するものと、じっくり熱を加えるものに分ける事ができます。


これにフライパンの特性をあわせてあげると、フライパンに個性が生まれて、お料理にもあった面白い調理道具になります。


もし、明確なIHを使う予定がないようでしたら、私は今お持ちのガスに合わせて考えたほうがいいと思います。

 

 

 

 

 


「揚げ物のあと、フライパンが油でいっぱいになりますが、これは何かした方がいいのでしょうか?」と、ご質問を頂きました。
2012-5-30  10:55


 

そうですね。確かに揚げ物をした後は油ぎってしまいますよね。

でも、そうなると事も鉄フライパンにとっては良い事だと思います。


鉄フライパンの使えば色々変化する場合がありますので、たまには油を足すと良いのです。

油を足すと言うと機械に油をさすようなイメージになりますが、揚げ物に使うなどで油を馴染ませるのも上手に使う一つの方法ですので、洗剤を使ってきれいに洗う必要はないと思います。

 

 

 

 


「フライパン屋さんから見て、お勧めの調理台ってありますか?また、そう言うのを選ぶ時のアドバイスってありますか?」と、ご質問を頂きました。
2012-5-21  11:59


 

 

良いガス台と言うと語弊がありそうですが、調理に使い易いものという点では、選ぶポイントがあると思っています。



まず、初めに目のつく所は強さだと思います。


ガスの場合その強さはカロリー表示になっているとお思いますが、これが高い方が強さが高くなりますので、一つの目安として判断されると思います。


この見方は当然なので、悪くはないのですが、ここばっかり見てしまうと、調理台を選ぶに当たっての落とし穴に落ちてしまいます。

 


これはIHでも同じことが言えると思うのですが、ガスでしたら6000キロカロリー(個人的には5000もあれば十分かと思っていますが)もあれば良いかと思いますし、もっと言えば、特にご家庭のなら業界最強の様なものはそんなに必要は無いとも思っています。


その理由は、私たちの所でも7000キロカロリー位のものがあるのですが、このガス台を最大に強くして調理事がほとんど無いからなのです。


なので「どっちの物がどれだけ強いか」は、ある一定の強さがあれば、あまり重要ではないと思うのです。

 

 


それよりも、良い台を選ぶ(調理に使い易い)ものの目安は、弱火やとろ火の時に注目すべきです。


例えば、弱火やとろ火をするとき、小さい範囲では出来るが、広い範囲では同じ様にとろ火や弱火が出来るかと言った所です。


一般的には小さい範囲では多くの機種が出来ますが、広い範囲でとろ火が出来るかとなると、全部が全部、と言う訳ではなさそうです。


それは、強火は燃焼の時沢山の酸素を一緒に供給しなければ強火は出来ませんが、とろ火や弱火にすることは、当然燃やす量も減らしますので酸素も少なくする必要があるからです。

 


これはつまみを絞る事で、酸素の供給弁も狭くなるようになっていると思うのですが、広い範囲で弱火にするということは、広い範囲なのでそれなりに酸素も使うけど、火力としてはそんな酸素は要らなくなるといった感じで、酸素の量は絞るけど、ある程度はそれなりに必要なり「酸素は要るけど要らない」と言う感じで供給のバランスに「裏腹」な状況が生まれてしまいます。


要は、調整のつまみでその供給調整をおこなっているとおもうのですが、これが出来るか出来ないかで弱火やとろ火が良い感じで出来なかったり、消えてしまったりして使いやすさについて差が出てきます。


お料理をしていると強火も確かに必要ですが、「全体をじんわり」の様に弱火やとろ火、しかもどんな状態でそれが出来るか、と言う事も重要になってきます。

 


これはお料理好きな方に言うとピンと来る項目だと思うのですが、選ぶときは強火の他、見落としやすい弱火やとろ火がどういう状況になるかも含めて考えると良いと思います。

 

 

 

 

 

 


「鋳物のお鍋の底が膨らんでしまったのですが、そちらで直すことはできますか?」と、ご質問を頂きました。
2012-5-14  11:14



熱膨張によって、底面が膨らんだのではと推測いたします。


鋳物も同じ鉄なので、出来れば良いのですが、実はそうではありません。


鋳物の場合、たたいてしまうと割れたり、かけたりしてしまう場合があります。


また、そうなった場合鉄なので溶接で直せればと良いと思うのですが、鋳物の溶接は鉄板の溶接と違います。


鋳物は型に鉄を流して成形します。
なので色々な形出来ると言う良い所があるのですが、その反面この様な事もあったりします。

 


一方、鉄板の場合溶接は可能ですが、鋳物のように自由な形に作る場合は、削りだしたりしないといけないので、たやすくありません。

 


どの材料にも一長一短があります。

 


どの材質も短の部分は確かに厄介ですが、長の部分を有効に使うようにして、道具と接すると良いと思います。

 

 

 

 


「IH器用玉子焼き器はありませんか?」と、ご質問を頂きました。
2012-5-7 14:11



IH器の特徴として、熱源が平らと言うことがあります。


これは、お掃除などがしやすかったり、デザイン的にも良かったりするのですが、金属でできている調理道具は、熱をかけると熱膨張すると言う性質があり、この膨張分がIH器の熱面に対して凸になってしまうと安定がよくないものになってしまいます。

 


また玉子焼き器の場合、四角形と言う事もあり、熱膨張が全体のゆがみとなる場合があります。

 


ガス台の場合ならゆがみが出ても五徳の爪(点)で支えられているので問題ないのですが、IH器は面で支えるので、このゆがみが熱源に対して密着性が少なくなり、またセンサーがそれを感知できずに極端な場合は電源が入らない場合もあります。

 


そのような事から、申し訳ありませんが、今現在はIhでの四角形玉子焼き器はございません。折角お問い合わせいただきながらすみません。

 

 

 

 


「パイプ柄は熱くなりますか」と、ご質問を頂きました。
2012-4-23 11:39


 

これは熱くなります。

お料理での感覚で言うなら、1.2ミリものの場合はチャーハンが作り終わるか、どうか位に熱さを感じます。


付け加えて言うと、2杯目のチャーハンを作るくらいには、そのまま持ち続けるにはきつい位になります。


パイプ柄の場合のより良い使い方は、乾いた布をパイプに巻いて使う事をお勧めします。


濡れた布巾や湿った布巾の場合は、熱さが水分を伝わってきます。ぜひ、乾いた布をお使いください。

 

 

 

 

 


「板厚とお料理の関係と言うか、各板厚別で料理に向いたものがあるのでしょうか?」と、質問を頂きました。
2012-4-16 11:12


 


板厚とお料理の関係ですね。

板厚については,1.0ミリ、1.2ミリ、1.6ミリ、2.3ミリ、3.2ミリ、4.5ミリとあります。

板厚が違うもので形となった場合で一番の違いは重さになります。

これは、当然と言ったらそうなのですが、板厚が厚い物の方が重くなります。

そして重いと当然振り難くなり、振り難いことで、よくフライパンを振って作るチャーハンなどは、作り難くなります。


その他では、野菜炒めなども軽いフライパンの方が作りやすいので、重い場合は同じ様に感じると思います。

 

 

 

これとは反対に薄い板厚でハンバーグなどを焼いたときは、下から当たった熱が、鉄板の上の食材に直接的に伝わるので、部分的に温度が高く、必要以上に熱が伝わり、これが焦げやすくなると言う事があります。


板厚についての基準として2.3ミリ以上か、1.6ミリ以下かで分けて、1.6ミリより薄いものはチャーハンなど「振って作りやすいお料理」で、2.3ミリより厚いものが「じっくり熱を通すお料理に」としてお勧めしています。

 

 

 

 

 


「初心者向けというか、フライパンでのお勧めの料理ってあるのでしょうか」と、ご質問を頂きました。

2012-4-9 11:15


 

やっぱり一度は作って頂きたいと思っているのはチャーハンです。



手際やタイミングもありますが、スムーズにできれば「あれ、私のチャーハン結構いける!」って感じになるので、ぜひ、チャレンジしてみてください。



コツは食材をいれるタイミングなのですが、それ以外に調味料を用意しておく事、これも結構重要です。



チャーハンは強い火のまま、ぱっと短時間で作ってしまうので調味料を探している時間が、調理のタイミングを逃してしまう場合があります。

詳しく言うと、玉子とご飯の乳化現象というのでしょうか。このときのタイミングはポイントですので、食材と調味料も用意してから始めてみてください。

 



その他では、これはお客様からよくお聞きするのですが、もやしを使った料理は評判がいいです。

「シャキシャキ感があって、こんなにもやしって美味しいんだ」と、そんな声も頂きます。

シンプルに、塩と胡椒で炒めても良いと思いますし、レバニラや、野菜炒めの一品でも良いとおもいます。

もやし、お勧めします。

 

 

 

 


「油をひき、煙があがったらひと呼吸置いたくらいに、とのタイミングだとどうしてもバターがこげてしまい、バターの良いところがなくなってしまうですが、何か良い方法はありませんか?」とご質問を頂きました。

2012-4-2 11:58




ソテーで、煙を立たせてしまうことでバターの香りなどがなくなってしまうことだと思いますので、その方法をご紹介いたします。


フライパンの油なじみが良い場合は、バターを入れて、そのバターが溶けたくらいに食材を入れて調理を始めても良いと思います。


これはソテーの場合、油が少し多めに入っていますのでこびり付きが起こりにくいです。



でも、油なじみが進んでいない場合は、別の方法をご紹介します。


それは、はじめだけサラダ油などの通常の油を使う方法です。

具体的には、まず通常の油をひき、加熱、そして煙があがって来たらひと呼吸置いたくらいに食材をいれ、その後弱火(通常のソテーを作るときの火加減)にしてから、バターを入れます。


後は、通常の調理と同じですのでソテーをしてみてください。

 

 



この方法なら、バターの風味も活かせますのでお勧めです。

 

 

 


「シチュウなどの煮込み鍋もできますか」と、ご質問をいただきました。

2012-3-20 10:41




形としては、イメージ絵などがあると具体的にお答え出来ますので、ご希望の形とサイズを書いて、それを写真添付のメールでもいいので見せていただくのが一番良いと思います。

板厚については、薄いよりも厚いタイプになるかと思いますが、ただ、鉄なので煮物用としては厳しいかとも思います。


と、言うのは、鉄は油なじみ重要だからです。

その理由は、この油なじみがある事で錆から守られたり、酸からも守られるのですが、煮物の場合は、それが落ちてしまうためで、

鋳ものなどでは、そこにホーロー掛けをしたり、耐熱の塗装(最近ではカシュー樹脂などもあるようですが)をすることで、錆を起させないようにしているそうです。

出来れば、焼く、炒める、揚げるでお使いくださいましたらと思います。

 

 

 

 


「板厚の厚いタイプを申し込みました。ハンバーグを焼きたいと思っています。フライパン以外なにかコツはありますか」と、ご質問を頂きました。

2012-3-14 10:00


 


ご利用ありがとうございます。
お届けまでお日にちを頂きすみません。


ハンバーグ焼きのコツですね。板厚の厚いタイプとハンバーグの相性はとってもいいので、ぜひ、楽しんでいただきたいと思っています。


そこで「これは」と言う点をお知らせします。

それは焼き壁をしっかり作るという点です。


焼き壁とは、はじめに裏表の表面を焼く時にできる焼き目です。

これは、なぜかと言うと壁がある事でハンバーグの肉汁が流れ出ることが少なくなり、熱くなった肉汁が中でぐるぐると巡回するからで、これによって中まで熱を通す働きにもなるからです。

ここまでは、一般的にあることなのですが、実はこれと似た感じのが、魚を焼く場合にもあります。


例えば、一匹のままで焼く場合と、切り分けて焼く場合とでは、どちらも焼けることは同じですが、切り分けずに焼いたほうは魚の脂が外に流れにくく、結果、魚の中で脂が骨を揚げているようにもなったりしています。

これによって、骨のうまみが流れ出したり、軽く揚げたことによって食べやすくなったり、ジューシーさや熱が通る感じもよくなると教えて頂いたことがあります。

肉と魚で違いますが、実はどちらも外に壁があることで流れ出ることを防ぎ、美味しく焼く方法には共通な部分も多いのです。

お試しください。

 

 

 


「餃子がとれないときがあります。一応、コツ通りに使っています。ほかに必要なことはあるのでしょうか?その他の料理では、餃子のように感じることはないのですが・・・」と、ご質問を頂きました。

2012-2-27 11:25


 

恐らく、餃子の焼いている面が、フライパンにくっついてしまっている状態ではと思います。


使い方についても、コツを使ってお料理されていて「他のお料理では問題ないのに、餃子が・・」とございましたので方法はあっていると思いますが、その状況で考えられるものはお使いのターナーではと思いますので、もしナイロン製のターナーをお使いでしたら、次回餃子を焼くときに金属製のターナーをお試し頂けましたらと思います。


ナイロンターナーの場合なのですが、食材とフライパンの間に入れ込んでも、その後グッとターナーを動かしたときナイロンの軟らかさが負けて、しっかり入りきれない状態になり、これが結果的にこびり付きだけを残す状態になります。

 


フッ素樹脂フライパンでは、当たり前のようにナイロンターナーを使うことから、あまりターナーまで思ったりしませんが、鉄の場合は金属の場合の方が良い場合があります。

よろしければお試しください。

 

 

 

 

 


「9mmのクレープパンだと焼きムラは起こりませんか?」と、ご質問を頂きました。

2012-2-20 13:16


 

9mmの場合、かなりの板厚なので重さもかなり保温性がかなり良いですが、実際熱ムラが起こらないとは限りません。

この理由の一つに、ガス台との相性があります。

特には、ガスの噴射口が小さい場合は顕著に出ることもあります。

また外で焼く場合は風の影響もあります。

野外でご利用になる場合は、簡単なものでも違ってきますので「風よけ」を作られると良いです。

 

 


「揚げ物を美味しくするにはどんな形が良いですか?」と、ご質問を頂きました。

2012-1-30 14:39


 

「揚げ物を美味しくするには?」と和洋食関係なく色々な方に聞くと、油の温度を出来るだけ一定に保つことといわれますので、これを出来るだけ可能にすることが良い方法だと思います。


この油の温度を保つのに有効な方法として具体的なものは、油の量を多くして油自体に保温力を持たせること、または揚げ鍋の板厚を厚くしてお鍋自体に保温性を持たせること、そして熱伝導を活用して油の温度が下がってもお鍋を加熱することで出来るだけ早く温度を維持できることが考えられます。


これは「どれか一つ」と言うよりも、どれかと、どれかの様に複合的に取り入れるとその効果は上がります。


板厚を厚くする方法については、いつも見ていることから判断しても1.6ミリよりも2.3ミリ以上の方が、たった0.7ミリでも能力は違ってきます。


大きな目安としては2.3ミリ以上、もちろん3.2ミリや4.5ミリでもお作りで来ます。こだわり派の方はどうぞお問い合わせください。
※板厚によっては可能でないサイズがあります。

 

 

 

 


「深さがありながら底面も広く出来ればと思っていますが、その様な形も出来ますか?」とご質問を頂きました。

2012-1-23 11:05


 恐らく、上径と下径にあまり差が無いような、鍋肌が切り立っている形をイメージされていると思います。


鉄の性質上、過度に曲がってしまうと切れる事がありますので、上記の様な上径と底面に差が無いような形は難しい場合があります。


大体の目安としては、26cm径で深さが5cm位の場合、底面は20cm前後になります。

 


深さと底面については反比例な関係ですので、深さがそれよりも浅い場合は底面も広く、しかし、深さが5cmよりも深いと底面は小さくなります。


※フライパンの鍋肌が切り立った形の場合、底面が広く多くも食材を並べることができて良い点もありますが、逆にフライパンを持って煽るとき食材が反しにくかったりして、一長一短なこともあります。

 

 

 

 


「持って実感する重さについて」とご質問を頂きました。

2012-1-16 10:21


 

両手鍋の場いいは、一つのものを左右の手で持つので、左手に半分、右手に半分の重さが伝わります。

 

でも、フライパンの場合は片手で全てを持たなければならないので、フライパンの重さと、食材の重さを足した重さがその腕にかかってきます。

 

 

「持って感じる重さ」の基準としては(これは私個人の感覚ですが)、フライパンの重さが1kgを超えてくると「軽快に振る」と言う感じではなくなる。

そんなイメージが近いと思います。

 

具材については、お肉や野菜を炒めている時はあまり感じませんが、麺」、特に焼きそばの場合は沢山の具材をフライパンに入れるので、お料理中の「持ってみての重さの実感」は感じやすいと思います。

 

 

 

 


「油についてでもタイミングが変わるとありましたが、具体的にはどんな感じなのでしょうか?」とご質問を頂きました。
2012-1-9 10:15


 

ご使用の油でも煙の出てくるタイミングが違うのですが、一般的な食用油(サラダオイル)から比べますとオリーブオイルは、それよりも少し温度が低い段階で煙が出てきます。


またカロリーを少なくさせたオイルなどは、オリーブオイルよりももう少し引くい温度で煙が出てきます。※ これは私達で計った結果からです。

 


なので、もしそのような油を使っていて、上手く行かないときはもう少し温度を上げてあげると、現状から少し違った感覚になってコツのタイミングのヒントになったりしますので、癖を知る、そんな感覚でお試し頂けましたらと思います。

 


油には色々あります。ゴマ系でも黒、白があり、その他アボカド、ひまわり、ピーナッツなどあり、あげればきりが無いほどですで、調理として使うだけでなく、お料理の最後に数滴たらしたりと、そんな使い方をしても味にグーーーーンってパンチがでたりしますので、色々楽しんでみてください。

 

 

 

 


「美味しいステーキの焼き方ってあるんですか?とご質問を頂きました。
2011-12-26 10:45


 

例えば、お肉をがんがんたたいたり、お肉に細かく包丁を入れたり、楊枝で細かくつついたり、色んな方法を試したりしましたが、先日教えていただいたのは、2〜3箇所だけ筋きりをするだけで焼いたほうが・・・と言う方法です。



なんでも、包丁を入れたりするというのは、それだけ細胞を傷つけるということで、これが多いいとお肉のうまみを流れ出やすくしてしまうというのです。

 



なので、最近はこの方法で試していますが、結構お勧めです。

 

 

 


「オーダーでお願いする場合目安がなくイメージがなかなか思い浮かばないのですが、良い方法はありますか?」とご質問を頂きました。
2011-12-19 11:35


 

確かにそうですね。

皆様からも「色々選べると、かえって分からなくなる」とご質問を頂きます。

 



そこで、一つの目安の方法は、今お使いのフライパンを参考に考えてみるという方法です。


と言うのは、今使っているものに対して「ちょっと小さいな〜」とか「ちょっと浅くて・・・」の様に思っていらしたら、それよりも大きくしたり、深くしたりする。

これが「形」からイメージする方法になります。



それとは別に「重いから使いにくい・・・」と、思っていらしたら“重くないもの”をご希望の入れて考える方法もあります。

これは「重さ」を基準にして、自分にとってより使いやすい物を形にするという方法です。

 


また「○○をもっと美味しくできたらな〜」や「○○にこだわる」などお料理や調理を基準に考えてもフライパンは結構違ってきます。

例えば、「ハンバーグを美味しくしたい」「餃子をもっとおいしく」「チャーハンがもっと作りやすくなればな〜」なんていうのも調理を基準にフライパンをイメージする方法です。

 


たかだかフライパンですが、されどフライパンです。

 


と・・・・・・、まるで哲学者の様に言ってみましたが、でも、それでもフライパンは結構変わってきたりもします。

 

 

 

 

 


「アレルギーについて心配しています。御社のフライパンには表面に塗装などはありますか?」と、ご質問を頂きました。
2011-12-12 11:21



私達のフライパンは鉄そのものなので食材が乗る部分、また火の当たる部分、パイプ柄の場合はパイプの持つ部分には塗装はありません。


ただ木柄の場合は現在天然のワックスを使用していますが、もし、そのワックスも気になるようでしたらワックスなしでも承っておりますので、お申し込みの際にでも一言お知らせ頂けましたらと思います。

 


ワックス使用については、加工したままでは水分も吸収しやすいので、それを防ぐものとして天然のワックスを使用しています。

 

 

 

 

 


「クレープパンの場合どのくらいの大きさのクレープが焼けますか?」と質問を頂きました。
2011-12-5 11:17


 


生地をクレープパンに落として、余った場合下に落としてしまう場合はクレープパンのサイズと同じサイズが焼けますが、そうではなく、こぼさない場合は大体クレープパンの大きさに対して両端2〜3cm小さい位の大きさが焼けるクレープの目安になるかと思います。

例えば42cm径なら両端2〜3cm小さいサイズですので38〜36cmになるかと思います。

クレープパンのサイズもオーダーが出来ますので、焼きたいサイズからクレープパンの大きさを考えていいかと思います。

その他では丸以外四角や三角も可能です。その時はデザイン絵があると良いです。

 

 

 

 


「鉄フライパンでジャム作りなども大丈夫でしょうか」とご質問を頂きました。
2011-11-28 11:30


 

板厚の厚いものでジャム作りをしますと、板厚が厚い分熱の当たりが優しくなり上手に作れると思います。



でもお勧めしません。

 



と言うのは、私たちのフライパンは鉄そのもので、表面などにはコーティングや塗装がありませんので果物に含まれている酸などが直接触れることになり影響が受けやすいということがあります。


また、特にジャムは、長い時間煮る調理であることと、その間熱をかけ続けるという事があります。

酸は熱が加わると反応を加速させる働きがありますので、錆などの原因にもなりやすいと思います。


ジャム作りに当たって、よくホーロー鍋が良いという話を聞いたことがあるかと思います。


これは、ホーローの特性を活かした方法で、ホーローとは金属の表面にガラスコーティングをしたような加工になります。



これによって金属と食材が触れると言うことがなく、酸にも強いということになります。

しかし、その反面外部からの衝撃でそのコーティングが割れるということがあります。


コーティングの割れと言いましたが、コーティングがかけて落ちるということではなく、実際はヒビが入ったような感じになりますが、これでお鍋が使えなくなると言う事ではありません。

どの材質にも一長一短があります。

 

 

 

 

 


「油なじみとはどんなものをいうのでしょうか?」とご質問を頂きました。
2011-11-21 11:13


 

「油なじみ」とはフライパンの表面が黒くなった、あの「黒」の積み重なりだったりします。
成分で言うなら炭素になります。


この炭素はフライパンの表面にしっかりついてくれ、先ほどの油なじみだけでなく、フライパンから錆や酸性のものから守ってくれる働きもあります。


しかし、この黒い油なじみは、すぐに出来るものではなく、使って行く事で少しずつ積み重なって出来るものです。

よく「鉄フライパンは育てるように使っていく」って言われていますが、こんな所もその要因だと思います。



またこの炭素は熱の当たりを和らげてくれる効果も作ってくれます。


じつは、この熱の当たりを和らげることを別の方法で実現しようと思うと、板厚を厚くする方法があるのですが、板厚を厚くするとフライパンは当然重くなって違ったフィーリングのフライパンになります。

 


しかし、フライパンについた炭素はとても軽い上、そのような「熱を和らげる効果」あるので、使って行く事で自分ならではのフライパン、そんな使いやすくて、しかも軽くてのようなフライパンになっていってくれます。

 

 

 

 

 


「餃子がうまくいきません」とご質問を頂きました。
2011-11-14 10:54


 

 

フライパンに餃子のパリっとした美味しい部分がくっついてしまい、フライパンに残ってしまいます。


熱も上げてから餃子を並べていますが、改善できません。何か良い方法はありますか?とのご質問でした。

 

 

熱を上げてから入れると、餃子を置いたときになんとなくはがれやすい事を感じると思います。

 

はがれについては、この熱が上がっているかが大きなポイントになるのですが、その他の要因はターナーなど、フライ返しや起し金でも影響します。

特にナイロンターナーをお使いの場合、餃子などを取るときに上手に行かない事があります。

それは、ナイロン製なので軟らかいため餃子のしたにしっかり入り込んでくれない事や、ナイロンの性質上、熱が加わると通常よりも軟らかくなり、これが更に取れにくくしていることがあります。

なので金属製のターナーをお使いになることをお勧めします。

金属製なら、しっかり食材とフライパンの間に入り込んでくれるので、ナイロンのようにはなりません。

ぜひ、金属製のフライパンターナーをお使いなられる事をお勧めします。

 

 

 

 


「IHでも使えるクレープパンはありますか?」と、ご質問を頂きました。
2011-11-9 10:42


 


鉄なので反応しないと言うことはないと思うのですが、IHでは使用できるお鍋の径があるので、この点がまず問題があります。



また、IHはフラット面の熱源に対して、クレープパンも熱をかけると熱膨張を起こすことから触れている面に変化がでてしまい、この点もIHに対してはよくありません。

※熱膨張に関しては、ガス火でも当然起こるのですが、ガスが五徳のつめで支えているので問題にはなりません。

 


あと、クレープは家庭でも出来るものなのですか?とも頂きますが、これは大丈夫です。


と、言うもの今ですらクレープ焼きについてご説明していますが、もともと私もクレープパンを作る方で、クレープを焼く方ではなかったのですが、今では焼けるようになっています。

振り返ってみても、焼くまで訓練が必要だったかと考えても、そうでもなかったように記憶しています。


確かに、はじめの数回は練習しましたが、今は練習もいらないくらいです。


クレープは焼きたてで美味しいものと、ちょっと冷めないと出来ないものがあります。
焼きたてで美味しいのは、やっぱり食事系の具材を入れたときです。

スパゲティーやウインナーに野菜やチーズ一緒に巻いたものは、出来立てのアツアツだと美味しいです。


でもクリームを使うとなると、あまりにも出来たてのアツアツすぎると、クリームが溶けてしますので、焼いてから少しだけ生地をパタパタして、ちょっとだけ冷ましてからクリームとバナナ、それにチョコをかけたりています。

 


色々と、想像の出来るクレープを作っても楽しいので、作ってみてください。

 

 

 


「お好み焼きがフライパン(中央の部分)にくっついてしまったですが、なにか良い方法はありますか?」と、ご質問を頂きました。
2011-10-31 11:18


 「上手に使うコツ」の一つ、煙が出て来たら一呼吸置いたくらいに食材を入れる、と言うのがありますが、この時煙が出たらフライパンを10cmほどずらして、底面の中央に熱があたるようにして、もう一呼吸してから食材をいれると効果がでます。


これは、調理台の相性にも関係がありますが、ガスの場合ガスの噴射口が外に向いている数が、内に向いている分より多くあり、その結果フライパンの底面は外側の方が熱の上昇が早く、それに引き換え内側(中央部)の熱が低くて起こった事だと思います。

こういってしまうと、ガスは使いにくいように思いますが、実はそうではない場合があります。


と、言うのも、外に向かった熱は、過熱して少し立つと鉄を通じて内側にも伝わってきます。

イメージで言うなら、熱が中央に向かって集まってくるような感じになります。
また内に向かうガス放射口は中央に向いているので、中央に熱が集中されています。

この状況で外へ向かう熱と、内に向かう熱が同等な場合は、中央にはかなり熱が集中されてしまい、これが金属に対してとても過度な状況になってしまいます。


なので、ガスを上から覗くと分かるのですが、外向きのガス放射に対して、内に向かっているガス放射が少なくなっていて、この不均衡さが実は熱伝導などを考えた均衡性を作っていると考えられます。


なぜ、こうなったのかと考えると、ガスの調理台の長い歴史だと思います。

一方のIHの場合は、ドーナツ形状のものに電気コイルが巻いてあるので、外へ向かう熱も内に向かう熱も同数になります。

この結果、IHの場合は中央に熱が集まるようになり、金属に負荷がかかりやすい状況になります。


ちなみに、お鍋に水を入れ麺を茹でると、ガスの場合は外側から内側に流れるのに対して、IHは内側から外に向けて麺が流れるようになります。


また、その他金属ターナーをお使いになることで最善する事が多くあります。

と、言うのも「上手に使うコツ」をやっていても、ナイロンターナーの場合、その性質から熱が加わることで更に軟らかくなり、食材とフライパンの間にしっかり入りこめない場合がありますので、この方法もお試しになってみてください。

 

 

 

 


「コーヒー焙煎は出来ますか?」のご質問について結果報告です。
2011-10-17 10:17


 

先日「コーヒー焙煎は出来ますか?」と頂き、その後何度か試してみました。
結果から言うと「できました」

方法は、弱火にフライパンをあぶりながら、泡だて器でひたすらかき混ぜる方法が良かったです。

時間にして、約20分ほどでできました。


段階的に言うと、煎って2〜3分くらいで薄皮がはがれ始めます。

これは、取らずにいても良いと思いますが、どこがで取りますので、だったらと言う理由からこの時点で取っておいた方がいいと思います。

と言ってもあまり大変な作業でもありません。団扇でパタパタやっても簡単に飛びますし、ふーーーっとしても簡単に飛んでくれます。

それから10分くらい経った程から徐々に色が付いてくるのが分かる位になると同時に豆が膨らんできます。


ここから少し経つと“プチプチ”と豆がはじけます。

この位になるとかなり色も付いてきて、焙煎も終わりに近づきます。

終わり時期は、好みの色まで焙煎してしまうと余熱で更に進んでしまうので、ほんの気持ちだけ控えめの段階でバットなどに移して、団扇で扇いで豆の温度を冷まして焙煎を進まないようにします。

これで、出来上がりなのですが、焙煎したては意外にもおいしくありませんでした。

実は、ここから2日落ち着かせると言うのでしょうか、それとも寝かせると言うのでしょうか、2日後くらいから深みがでてきて、本当に美味しくなります。


そこから何日か飲み続けたのですが、コーヒーは新鮮さがポイントで1週間位が最高に美味しかったです。

でも、できたら焙煎したてから一日一杯ずつ飲むと、味の移り変わりが分かって、これはこれで面白いと思います。よろしければお試しください。


よく、コーヒーを入れるとき、ふっくらする膨らみが出来ると美味しいと言われていますが、この膨らみは焙煎からの新鮮さがポイントのようで、時間が経つに連れて膨らまなくなった感じがしました。


コーヒー焙煎は、大手さんでは大体10分程で行っているそうですが、こだわりのコーヒーや、じっくり焙煎、自家焙煎店となると20分くらいの倍の時間をかけるんだそうです。


そうそう失敗の目安についても触れておきたいと思います。

コーヒーを煎ってから、ミルでひくのですが、この時煎りきれていないと堅くてミルで引けませんでした。
また、力をかけて回さないと回らないようなときも、まだ煎りが足りていない状態でした。


詳しくはこちらに

ホームページ内

クックパッド

 

ご参考に。

 

 


 「健康のために道具も体にいいものをと思っています。野菜の蒸しをよくしますが、鉄の場合も蒸し料理はできますか?」と質問を頂きました。
2011-10-10 10:26




蒸した野菜は意外に食べやすくていいですよね。
フライパンの場合は口が広いので大きな葉のような野菜も蒸しやすいので便利です。


ただ、鉄フライパンでとなりますと蒸しの調理は苦手な調理になります。



と、言うのは、鉄の場合は「油なじみ」がポイントになりますが、この油なじみはお湯で煮たり、蒸された場合は落ちやすくなってしまいます。

 



油なじみは、使いやすさでも重要なのですが、フライパンの表面に付くことで錆から守ると言う大きな働きもあるので、できるだけ大切にすることが上手に使っていく上でもポイントになります。


このようなことからも「炒める」「焼く」「揚げる」で使っていただくのがいいです。



所で、焼くというと、レシピ本などでは、弱火、中火、強火の表示があります。



強火は一般的にはつまみを最大近辺にした状態をいっているのですが、中火は調理台によっては「中火」の表示が無いものもありますが中火の基準があります。


それは鍋底に炎が当たるか、あたらないか、もう少し詳しく言うと炎の見える部分が当たるか、当たらないかと言う状態が中火です。


ただ、実際は機種によっても火力はさまざまなので、ある機種ではそれ程ではないのに、ある機種ではかなり強い状態である事もあるので目安としてみるといいです。

 

 

 

 

 


「IHとガスではフライパンを使ったときに加熱の違いはおこるのでしょうか?」とご質問を頂きました。
2011-10-3 14:45


 

 

 ガスとIhの違いを言うと色々ありますが、まず、火が見える、見えないと言うことがありますが、IHの出力であるワットはガスの能力(カロリー)に換算が出来ます。



おそらく下記のようで、1カロリーは4.2ジュールで1ワットなので、例えばガス台5000カロリー位のものは2.1kwのもおと同じ位の能力を持っていることになると思います。



以上は数字上の話になりますが、では、5000カロリーと言うのがどういうガス台かと言うと、一般的に使われているタイプのガス台の強火にしたときが4500カロリー前後、中火以下にすると3500前後になります。

 



上記の計算は、厳密に言うと色々なことでそのまま当てはまる事はないようですが、IHで3kwとある機種の場合は、ほぼ7000カロリーを超える業務でも使えるハイバーナーガス台と匹敵する計算になります。

 



この数字の場合は、調理や調理器具もその威力を考えたものにする必要があるかとも思うほどです。

 

 


ちなみに私も内側外側の二重ガス口のある7000カロリークラスのガス台がありますが、これを7000カロリーの強火で使うことはめったにありません。

 


では、これがとってもいい所はと言うと、二重ガス口の熱放射が広いタイプなので弱火にしてもフライパン全体を弱火で調理できるという点です。

 


ハイカロリー化は、それはそれでいいのですが、意外にそこまで使わなかったりします。


調理台を選ぶときの参考になりましたらと思います。
 

 

 

 


「石焼き芋は作れますか?」とご質問を頂きました。
2011-9-27 08:07


 


石焼芋なら何度か作ったことがあります。



まず、石なのですが、石と言っても小石ではなく、もっと小さめの砂利程度の大きさがお勧めです。

 


石は簡単に洗っておきます。



さつま芋はフライパンに入る手ごろな大きさがあると良いのですが、そうでない場合は切り分けてアルミホイルで包んでおきます。


手順はフライパンに砂利を入れ、お芋を入れて加熱します。


中火以下位が目安です。


途中ひっくり返しながら、時間をかけて焼きます。


出来上がりの目安は串が通ればオッケーです。

 


石については、石焼き芋専門では「那智黒」と言う石を使うそうです。


この石はホームセンターでも手に入りますが、これもサイズが色々あって、色々試してみると1cm以下くらい(砂利くらい)の大きさが使いやすいですし、焼きやすかったです。

 

 

 

 



「フライパンでコーヒーを煎ることが出来ますか?」とご質問を頂きました。
2011-9-19 11:54


 



コーヒー煎りって出来るとかっこいいのですよね。

 



実は、これ、やったことがあります。

 


約14分ほどかかるのですが、意外にできます。

 

 



焙煎に関しては、大手コーヒーメーカーでは10分以下ぐらいでやるところもあるそうですが、自家焙煎をやっているこだわりのコーヒー店などでは10から15分ほど、じっくり時間をかけるんだそうです。

 


フライパンの場合なのですが、方法は2つあります。

一つは弱火でフライパンを振るで、もう一つは強火の遠火でやる方法です。

 



でも、強火の遠火は長い時間フライパンを空中で煽っていなければならないので、結構つかれることを思うと弱火でやったほうがお勧めです。



工程は、まずは、皮がむけます。



これを吹いたりして飛ばします。



次は、プチプチという音と一緒に徐々に焙煎が始まりますが、これ、意外に面白いので近々レシピにアップしたいと思います。

 

 

 

 


「お料理が黒ずむような気がしています。これはどうしてなのでしょうか?」と、ご質問を頂きました。
2011-9-12 11:55


 
これは鉄イオン効果の作用です。



と言うと、ピンと来ませんが、例えば昔で言うぬか漬けに釘を入れたり、黒豆を煮るのに鉄鍋を使うのと同じ作用です。

 


ぬかに釘をいれる効果は、鉄分を入れることでなすを色を良くするためです。


なすはそのまま漬物にすると色が薄くなるような、色が抜けるような感じになって美味しく見えなくなってしまいます。
そのため鉄分を入れることは、鉄イオン効果でナスの色保つと言うか・・・、なすのあのブルー色の色冴えを作っています。

 



また黒豆も同じで、鉄鍋で煮たほうが黒々して、とても冴える黒豆になります。




この様な金属イオン効果は鉄以外でも起こるのですが、鉄の場合は「黒くなる」そんな感じがあります。
ただ目立って全てが真っ黒と言う訳ではなく、もともと白い色のもの、例えば、えのきやマッシュルーム、レンコンなどもともとが白い場合は気になる方もいらっしゃると思います。

 

 


あと、これによっての体への害については「鉄」になりますので、特に問題はありません。


鉄について、なかなか使い慣れた道具ではない場合もあり、フッ素樹脂と違いますが、鉄を知ってよりよく使っていただけましたらと思います。




 


使いやすさと重さについて質問を頂きました。
2011-9-5 11:45


 

使いやすさとは、フライパンの振りやすさでの質問だと思うのですが、重さとしての目安は1kgと見ていただくといいと思います。


なので、サイズは小さくても板厚が厚くて1kgを超えるようであれば、やっぱり持った時は重い感じはすると思います。


そして1.5kgを超えて来ると、かなり重さを感じます。

この場合は補助取っ手をつけたりすると、フライパンは両手で持てるようになるので便利なるのですが、補助取っ手は調理中熱くなりますので、持つときは乾いた布巾を使うといいです。

 



補助取っ手の加工方法としては、ビス止めもありますが、私達では溶接で行っています。
その理由は、溶接のほうが、フライパンの内側にビスなども出ないので、お料理に使いやすい事と、洗うときにも便利なことがあります。


逆にデメリットは、フライパンを持った時にフライパンの先端に付くので、振る際は取って分重さを感じると思います。

もちろん取ることも出来ます。取る方法は溶接なので削り取る方法になります(溶接跡が残ります)

 

 

 

 

 


「鉄ではじめに作るといいような、入門のお料理はどんなのがありますか?」と質問を頂きました。
2011-8-15 10:20


まずはいつも作るお料理で試して頂きたいと思っていますが、もやし料理を炒めてほしいと思っています。

レバニラとか、もやしを使った野菜炒めがありますが、もし、なにもなければ、もやしだけで炒めても面白いと思います。

これは、みなさんおっしゃるのですが「シャキシャキ」感があって「もやしって美味しい」ってそんな感じです。



味はしょう油味でも塩味でも、今流行のラー油でもいいと思います。


あと、やっぱり定番と言うか、チャーハンはチャレンジして欲しいとおもいます。


パラパラ感を強くするには、ご飯に玉子を混ぜてから炒めてもいいのですが、せっかくご飯にはモチモチした美味しい感触もあるので、パラパラしながらもモチモチしたそんな良いとこどりのチャーハンを作ってみてください。

方法はこちらに

http://www.ajinefrypan.com/oryouri/ajine-yaki-tyahan.htm

 

またはクックパッドにも掲載しています。

http://cookpad.com/recipe/1274805




美味しいチャーハンがご家庭でも出来ますよ。

 

 


「熱ムラしないようにするにはどんな方法がありますか?」と質問を頂きました。
2011-8-8 10:58


熱ムラについての一番の効果方法は板厚を厚くする方法だと思います。

板厚は薄い場合は熱が当たった部分の温度は上がる反面、横への広がりは少ないのが特徴になります。


また熱ムラは、調理台の特性でも起こっています。

 



例えば、ガス台の場合は、八方に熱放射していても、どの方向も均等に温度上昇しているとは限りません。

これは空気の流れだったり、この原因は色々のようです。


またIHの場合も、熱ムラはないように思いますが、ガスと同様にムラは起こっています。

 


電気なので、なかなかイメージし難いですが熱ムラはおこります。

なので、ガス、IHどちらも調理台のクセを見つけるといいと思います。


 


 

 


「洗うときステンレスタワシがお勧めとありますが、スポンジでは駄目なのでしょうか」とご質問を頂きました。
2011-8-1 10:18


ステンレスタワシがお勧めの理由ですね。かしこまりました。



「フライパンにまだ余熱のある内にステンレスタワシでこすり洗いを」と、上手に使うコツとしてお知らせしているのですが、この理由はナイロン系のスポンジですと、まだフライパンに余熱があるので避けた方がいいという事があります。

 

 


一方、ステンレスタワシは金属なので耐熱性をあまり気にすることはありません。


また、ステンレスタワシは丸くコイル状になっているほか、研磨剤などが付いていませんので、意外に磨きすぎてしまうことが研磨剤つきのものに比べて少ないのも特徴です。

ですので、なにもないステンレスタワシは鉄との愛称がいいです。



またタワシの大きさについては、あまり小さいもので洗っているとフライパンと触れてしまうので、40gでは小さい気がします。


お勧めは60g位以上あると便利です。

 

 


あと長く使っていくとステンレスタワシは油っぽくなってきます。

気になり始めたら、お湯をかけたり、その時洗剤をつけたりして油を落としてあげるとまた使える様になりますが、だんだんと形も崩れてきますので、あまりに崩れてきたら取替えをされてもよろしいかと思います。

 

 

 

 

 


「板厚とお料理の分けたかと言うか、適した見方はあるのでしょうか」とご質問を頂きました。
2011-7-25 10:19


 

「板厚は何ミリにしますか?」は、あまり聞きなれない質問なので皆様からも「悩みます」とご質問をいただきます。



板厚が使うことで一番影響があるのが「重さ」になります。

深さが深くなるよりも、板厚が厚くなった方がフライパンは重くなります。

またサイズにしても、大きさよりも、板厚が厚くなった方が重さは影響しやすいです。


なので「重いのは・・・」といわれる方は、板厚は薄いタイプから選らばれるといいと思います。

 



ただ、板厚が薄いことで今度は熱ムラはおきやすくなるので、じっくり熱を通すことには得意でないフライパンになります。


お料理で言うならハンバーグやお好み焼きなどが、それにあたると思います。


もちろんフライパンを振ってお料理する「野菜炒め」などでも熱ムラは起こっているのですが、フライパンを振ること食材をあおり、この事で熱ムラを均等化させています。

なので、振りやすさが意外に重要になってきたりします。




重さで軽快に振れる重さの一つの基準として、男性の場合なら1000gを目安にされるといいと思います。






「サイズを決めるときに目安になる方法が、何かありますか?」とご質問を頂きました。
2011-7-18 10:13


 


まず一番初めに決めると良いのがサイズです、と言うのが一般的なフライパンの決め方だと思うのですが、私達のフライパンの場合は「板厚」から決めるといいと思います。


その要因は、フライパンにとって板厚の決定は、そのフライパンの使いようとが大きく変わってしまうからです。



これは以前にも申し上げた事なのですが、板厚2.3ミリクラスになると「振れるフライパン」ではなくなってしまいます。


軽快に振れる判断基準については個人差がありますが、それでも1.6ミリ板厚で26cmを超えてくると軽快に振れる感じではなくなります。

 


では、使ってみた感じで言えば、2.3ミリ板厚以上のフライパンは、じっくり熱を伝える要素が大きくなりますのでハンバーグや餃子など、最後まであまり食材を動かさずにじっくり熱を伝えるお料理に威力を発揮してきます。


フライパンを使うお料理は2つに大きく分ける事ができます。
一つは先ほど言った「じっくり熱を通す調理」もう一つはチャーハンや野菜炒めのような「フライパンを振ることで調理を進めるもの」です。


この要素で大きく影響をするのが板厚になるのです。


その次はサイズ、その次が深さと、この順で決められるとイメージも付きやすいです。


板厚から、サイズから、深さまで決めるとなると、かえって難しくなると思いますが、でもフライパンはお台所でも良く使う道具のひとつですので、使いやすくて、便利なタイプで、しかも健康的に、そんな風にフライパンを考えてみるとお料理も変わってきます。

 

 

 

 

 

 


使い方で「油を入れてから加熱し、煙が出てきて一呼吸置いたくらいに食材を入れる、とありますが、加熱してから油を入れる方法と、なにか違うことはありますか」と質問を頂きました。
2011-7-12 9:16


 


なれていらっしゃいましたら、今までの方法でもいいと思います。



「油を入れてから加熱」の手順をお勧めしているのは、油を入れてからの方が、フライパンの温度が徐々に上がって来ることが煙によって分かりやすいためです。



例えば、加熱してから油を入れる手順の場合、加熱されて熱くなったフライパンに油を入れるため、油を入れたその瞬間からでしか目に見えて分かるような状況がありません。


でも、始に油を入れる方法の場合は、油が温まる状況も目に見えるので「急に」のような感じではなくなります。


結果的にはどちらも同じ状態になるですが、油を先に入れたほうが安全なので、この方法をお勧めしています。

 


あと、油は加熱するとのびてきますので、のびた分はまた油缶に戻してもいいかと思います。


これをやってあげると、鉄フライパンの場合はかなりの少量で調理が出来ます。


ただ、玉子料理の場合は油が多い方がふっくら仕上がりますので、油はお料理によって使い分けるというか、量を工夫してもお料理は面白くなります。お試しください。

 

 

 


「イベントでクレープを焼いてみようかと考えてますが、Ih器などそういったもので使えますか?」とご質問を頂きました。
2011-7-4 11:29


 

クレープパンは鉄なのでIh器にも反応はしますが、焼くとなると難しいと思います。

その理由は卓上タイプのIh器の熱量が少ないからと、Ihは熱源が平らに対してクレープパンは最初の段階ではある程度平らでも、熱を加えると熱膨張をお越しIHとの設置面が少なくなってしまいます。

そうなりますと、熱反応をする部分も少なくなってしまうので、クレープのようにある程度全体的に満遍なく焼くクレープの場合熱の広がりが少なくなってしまい焼きむらがおこってしまうからです。


熱の広がりが少なくなることで具体的に起こる支障としては、中央が焼けているのに外側が焼けていない。この結果クレープをはがすとき、大きい状態ではがれなくなる、と言うことが起こってきます。

金属は熱を加えると熱膨張を起こします。これは鉄も例外ではありません。

この膨張がIhの場合平ら面なので顕著にでてしまいます。

でも、電気コードを引っ張ってこれば出来るので便利には便利なんですけどね。。。。。

 

 

 

 


「子供にも鉄フライパンは使えるものなのでしょうか?」と質問を頂きました。
2011-6-21 16:54


 

ご年齢がなかったので、どのくらいのお子さんが分からないのですが、例えば小学校の高学年くらいでしたらお使いできるかと思います。


コツに関しては大人でも、子供でも同じですので、はじめはお母さんかお父さんが食材を入れるタイミングを教えてあげられるのがいいでしょう。


そして、このコツさえつかんでしまえば、鉄フライパンは特別な道具ではありませんので、お子さんでも使いこなせると思います。

 


調理中特に気をつけてあげる点については、火が付いて要る時は目を離さない点です。」


これはこのフライパンに限らず、どの道具でも同じことですね。



鉄は正直申しまして「誰でもカンタンに」とは言い切れず、コツをつかむことがやっぱり必要です。



ぜひ、お台所に一緒にたって「コツ」を教えてあげてください。

 


そして上手に出来たらほめてあげてくださいね。

 


きっとその子にとって大切な思い出にもなると思います。

 

 



「色々あるとかえってわからなくなりますね。これ一つでどんなお料理も美味しくできるようなタイプがあったら教えてください」と質問を頂きました。
2011-6-14 8:23


 


サイズは今までも選ぶ機会があったと思いますが、板厚や深さまではとなると分からなくなると、よくご質問を頂きます。


まず、これにはこれでないといけない、と言う事があります。

それはガスをお使いの場合は板厚はどれでもお使いですが、IHなどの場合はガスのようにどれでも良いということがありません。

板厚に関しましては1.6ミリ以上のものをお勧めしています。




これが選ぶにあたって初めの選択になります。


次は、お料理の調理で見ていただくのがいいと思います。

それは、フライパンのお料理は大きく2つに分ける事が出来るからです。


一つはチャーハンのように、フライパンを降ることでお料理が美味しくなるもの。

もう一つはハンバーグなど、最後まであまりフライパンを振ることなくじっくり熱を通すお料理です。


この2つは、言い換えれば全く違う調理になります。



ご質問の「これ一つで」の件ですが、これだけ違う調理なので「どちらもばっちりですよ」とは、やはりいえません。

振るのが得意なフライパンは、じっくり熱を通す場合は軽い分熱むらになりやすいですし、じっくり熱を通す事が得意なフライパンの場合は“軽快に振れる”とは言い難いです。


でも、このようにお料理の特性に、フライパンの特性を合わせてあげると仕上がりはいつもと違ってきますし、それに、お料理だけでなく使う方の好みによってもフライパンの特性をあわせてあげるとお料理は変わってきます。


フライパンについてじっくり見る機会はないと思いますが、せっかくですのでちょっと目を向けてあげると「あっ、なるほど!」って感じで、お料理も変わってきますよ。

 

 


「ナイロン製のフライ反しを使うべきなのでしょうか?それとも金属製を使ってもいいのでしょうか?一般的にフライパンはナイロン製が使われているようですが、いかがなものでしょうか?」と質問を頂きました。
2011-6-5 11:17


 

 ナイロンはフライパンとの当りが軟らかいので、特に表面加工のあるフライパンの場合は適していると思います。


ただ、そのやわらかさが逆に「カリっ」とした部分がフライパンから取れなかたっりして、美味しいところが取り残ってしまう事もあります。

また熱が加わるとナイロンはより軟らかくなる性質があるので、フライパン底面につけて使っているときはイメージとはちょっと違う事が起こっていたりします。



一方金属製のフライ反しはナイロンの様な性質がない代わりに、傷つける事が多くなります。

 


私どものフライパンの場合は金属製を使う事をお勧めします。


もちろん鉄が傷がつかない事はありませんが、それでも食材とフライパンの間にしっかり入って、こげの美味しいところも取れるので、金属製の方が機能としてはあっています。

 



またシリコン製については、ターナーに関しましては使うにくいと思いますが、ターナーヘラとして金属製よりもとても使いやすいので揃えていてもいい道具だと思います。


ちなみにお鍋の場合は150度位の耐火温度でいいですが、フライパンの場合は250〜300度位のものがあるといいです。

 

 

 


「今まで鉄フライパンを使った事がありません。フッ素樹脂フライパンとなにか違うところがありますか?」と質問を頂きました。
2011-5-30 12:19


 

フッ素樹脂との違いですね。


多くのフッ素樹脂フライパンはアルミをベースに樹脂が乗っていると思います。

その状態で一層、2層とフッ素樹脂が何層かにコーティングされています。

大体3層からあって、5層、多いものでは7層もあったりするようです。


このように何層かになっていますが、見た目では「今何枚目になっているか」はなかなか分かり難いです。

一方鉄は鉄だけですので、何層と言う事はありません。そのままと言うか、そのものと言う感じでうs。


使い方については、どちらも変わりなく油を使って調理します。
フッ素だから油はなくていい、鉄だから油は必要と言う事はありません。


油は、食材をフライパンに乗せたとき、食材とフライパンの間の空間を埋めて、熱伝導をよしてくれる働きがあるのでどちらにも欠かせないものです。


火加減は、フッ素樹脂はその性質から強火では使用できないとありますが、鉄は強火でも調理が可能です。


でも、フッ素樹脂は水煮に使っても、アルミ材質がむき出しになるわけではないので錆びる心配はありませんが、鉄はその材質がむき出しになっているので、水に触れることによって錆びは出やすくなります。


この様にどちらも一長一短がありますが、鉄は体に良いという面があります。

また、鉄ヘラもオッケーなのでガンガン使えます。


お料理は丁寧さの必要ですが、ある部分は荒っぽさもありますので、このあたりは「鉄はお勧めです」と積極的にお伝えしたいです。

 

 



 「使っているフライパンの色が変わって黒っぽくなってきましたが、これは問題ないことなのでしょうか」と質問を頂きました。
2011-5-23 10:43




色が変わって驚かれたとおもいます。


確かにそうですね。特に鉄は今まで使った事が・・・、と言う場合は不思議に思われるとい思います。


この色変わりの原因は、鉄フライパンの鉄と、食べ物に含まれているクエン酸による作用や、鉄イオンの作用があります。


クエン酸については、酢や酸によるものです。


主にレモンや酢のものがイメージつきますが、実は多い少ないはあるものの、多くの食材に入っていて、使うたびにフライパンでは日常的なほど変化しています。


なので、酸が強い顕著にでる、そう思っていただいてもいいと思います。
フライパンについてはその後も使えますので、鉄フライパンが育っていく一つの過程として思っていただければと思います。

 


またイオンについては、「豆を煮るとき鉄鍋で煮る」や「なすの漬物に鉄釘をいれる」など、こういった昔の知恵と同じです。


この事につきましても、色が変わる事でフライパンが使えなくなるという事もありませんので、成長の一つの通過点としてそのままお使いになって、更に使い込んでステキなフライパンに育てて頂けましたらと思います。

 

 

 

 


「お肉にいい焼き方ってありますか」と質問を頂きました。
2011-5-17 10:27


 

 

お肉を上手に焼くには幾つか方法があると思います。

例えば、ステーキでは室温に戻してから焼き始める、とかは地味ですけどとてもバカにならない方法だと思います。

 


あと、お料理する方によっては、塩は焼いてからではなく、焼く前の第一段階であらかじめ塩を振っておいてから、再度調節程度に塩をする、と言う方もいらっしゃるようです。



また果物の酵素を使った方法は、結構知られている所だと思います。

例えば酢豚などに入っているパイナップルなどがそうです。

これはパイナップルの中に入っている酵素がたんぱく質を壊すことで、お肉が柔らかくなるという方法です。


肉+フルーツと言う組み合わせは他にもあって、スペアリブにぬるアプリコットジャムにも、この効果の応用でもあり、意外にその効果はバカにできません。

 


でも、これには少しだけ仕掛けがあります。



それは、酵素は果物によって働く温度が違うという点があります。


これを知っておくと、例えばパイナップルでなくキューイフルーツでも代用が出来たり、調理の時に少し熱加減を工夫したりして効果をもっと引き出すことができます。

 

 


ちなみにパイナップルやパパイヤは常温でも酵素が働きますが、キューイは50度を超えていかないと酵素の働きは活発になりません。

 

 

 

 


「焼肉のタレの上手な使い方ってあるのでしょうか」と質問を頂きました。
2011-5-9 11:50


お肉を焼くときに「タレ」を使ったのですが、こびりつきやすくなってしまいます。なにかうまい使い方があったらおしえてください、との内容でした。


この場合のこびりつく原因として考えられるのは、タレに入っている砂糖分に熱が加わったことで飴のようになり、結果こびりつくことになったと思います。


この改善方法として幾つか試してみた結果なのですが、一番良い方法は最後にタレを入れる方法でした。

 


具体的な方法は、調理して、ほぼ熱が通ったところでタレを入れる、こんな感じです。


極端に言えば、お肉に熱を入れ終わってから火を消し、それから余熱だけの状態でタレを入れても良い位でした。

 


これでも十分タレ味を楽しますし、調理中何度もタレをかけるなどもなくなり、味が辛くなったりしてのタレのかけすぎの少なくなると思います。


この時「タレでお料理が冷める」と思ってしまいますが、じゃばじゃばとタレをかけるような状態でなければ、あまり心配するほどではない気がいたしました。

 

 

 

 

 


「板厚で1.0ミリ、1.2ミリ、1.6ミリとありますが、この差は何に差が出ますか」と質問を頂きました。
2011-5-2 13:18


板厚についてですが、1.0ミリから1.2、1.6、2.3、3.2、4.5ミリ、クレープパンには9ミリ、12ミリがあります。

板厚の違いで、一番影響が出てくるのが重さになります。

28cmで同じ形の場合、1.0ミリと2.3ミリでは1kgほど差ができます。

今1kgグラムとカンタンに言いましたが、小麦粉一袋分ですので持った感じではかなり印象が違います。

1.6ミリでも2.3ミリ板厚との違いは500gほどですので、500ccのペットボトル一本分位の差になります。


数字では小麦粉やペットボトルと同じなのですが、持った感じで言うとちょっと変わってきます。

そんな中でもできるだけ近いイメージになるようにするには、手を前に伸ばして片手で持った感じのイメージが近いと思います。


フライパンは片手で持つ道具なので、どうしても重さは腕一本にかかるとイメージするといいと思います。