美味しい麻婆茄子を作る



美味しい麻婆茄子を作るとなると調味料をどうしたらいいのか、と言う話になりやすいですが、ちょっと素材に目を向けてみるのも面白いと思っています。


素材と言うと「幻の○○」ような厳選した素材のようにも思ってしまいますが、そうではなくて素材そのものの性質と言うことです。

今回麻婆茄子についてなので、それは茄子になります。

茄子は、茄子自体にすごい味があるというものではないです。

丸かじりして「うまい!!」って思ったことがない方って多いと思いますが、さんな感じが茄子のイメージですが、その茄子でも実は他の野菜には無い能力を持っています。

それは吸う事が出来るっていう能力です。

例えば茄子の煮浸しですが、あれは茄子がだし汁をガッチリと吸っているので味しいわけです。


この吸うって能力を考えてみれば、ピーマンや玉ねぎには無い能力です。


この能力を麻婆茄子に活かすって話が今回です。


じゃあ、どうやって活かすか、ですが、茄子を入れる時にそのまま入れると5% の水分を吸ってくれます。


でも茄子を1回空焚きするなどをして、温めてから入れると・・・・なんとその倍の10%の水分を吸ってくれます。これは実験してわかったことです。

10%の水分を吸うと言うことは、水分の分、重くなるという事で、それは麻婆茄子の場合ならスープを吸っているという事なので、それは美味しいわけです。


もちろん切ってそのままでも5%吸ってくれるので、美味しいには美味しいのですが、それが倍となれば、話はちがいます。

いや、話じゃなくて「味」ですよね。

口に入れた時の「味が違います」


おいしいので、作ってみて下さい。

詳しい作り方はこちらに
https://ajinefrypan.com/resipi-mabonasu.html

 

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2018.11.23

 

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