私達のいます街は「水の良いところ」と聞いて、小さい頃から育ってきました。
丹沢山系のふもとと言う事もあり、街からそんな山がみえれば、あの山から流れて来ている水が飲み水になっているとイメージが先行しているのかもしれません。
しかも、実際は、どうかもわからなかったりします・・・・
街から見える山は、大山と言います。
大山には木製の駒も作られていて、それを”大山駒”といって子供の頃はそれで遊んだ記憶があります。
また大山は落語でも「大山参り」と言うのがあったりして、江戸時代から親しまれている山でもあります。
そんな山は今、遠方から帰ってくるとき、この山が見えるようになると、何処か、ホッとします。
見慣れた風景だから、恐らくそんな理由だと思います。
豪華なものを食べたり、ご馳走を食べたり、それは、それでいいのですが、いつも食べているもの、食べなれているものも、それは、気持ちの中でホッとして、それはそれで美味しかったりするんですよね。
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