料理中に火が出たら
これは定期的に書いているものです。
何回か同じ様なものを読まれた方もいらっしゃると思いますが、それでも慌てたりすると忘れてしまったりしてしまうので、繰り返して書いています。
天ぷらや揚げ物、それにフライパンを使っていると、そこから火が出るということがります。
フライパンにアルコール酒を入れて着火するフランベなどもこれに似たものですが、意図的にやるものと、うっかりしてそうなってしまうのでは、ちょっとちがいますので要注意です。
どちらにしても、これはお料理してフライパン内の温度があがり、高温の状態になったときに何かのきっかけでフライパンの中に火が入り引火する、というものです。
フライパンで調理をする場合と、天ぷら鍋で調理する場合とでは状況が違いますから、焦りも違いますが、どちらにしても慌てずに、まずやることは調理台の火を消して加熱を止める事です。
そして蓋をします。
過熱を止めるとフライパン内の温度が下がるので、火も小さくなる事もあります。
ただ油の使っている量が、多いとそうにはならない時もあります。
どちらにしてもその時は、慌てずにフライパンに蓋をする方法をお勧めしています。
よく聞くのが、毛布をかけたりすると言う方法です。
これはこれで悪くないと思いますが、毛布を取りに行ったりするよりもキッチンなので近くになんかしらの蓋があるのでそれを使った方が早いので、この方法をお勧めしています。
その時に蓋をするそのサイズなのですが、そのフライパンに合ったサイズでなくても大丈夫です。
大丈夫と言い切ってしまうと問題ですが、すっぽり落ちてしまうのはだめですが、蓋の方が大きかったりしてそのフライパンに合わなくても機能はします。
蓋をすることでフライパン内の酸素が少なくなること、そして過熱も止めているので温度が低くなることが重なって沈下していきます。
ポイントは、火が完全に消えるまでは蓋をとりません。
酸素が少なくなって、ただ火が小さくなっている場合もあるので、”火が消えるまでは蓋はそのまま”これを実行して下さい。
こんな方法は、すでにご存知だと思いますが、でもフライパンに火が入ってしまい目の前に大きな火が現れると焦ることもあるので、「知っているからもういい」とおっしゃらず一読でもして頂けたらと思います
方法は至って単純です。
”火が出たら調理台の火を消して蓋をする”
これを是非憶えておいてください。
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2019.1.23
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