フライパンが振りにくい




お客さんから「フライパンは振りやすいですか?」と質問を頂きます。


この質問をよくよく聞いみると、いくつか原因が違うことに気づきます。
一つは振りにくい原因が重いと言うことです。この解決は難しくありません。軽いものを選べば良いわけです。



次は食材がこびりついて振りにくいという状態です。いわゆる焦げてしまう状況です。
これはタレがこびりつくや砂糖が焦げてこびりつく、その他タンパク質が熱で固まってこびりつくなどがあります。


それとこびりつく状況としては同じ様に見えますが、実際は”ひっつく”という事でフライパンが振りにくくなっていると言うのがあります。


この原因は食材から出てしまう水分で、この水分がのりの様になってしまい、フライパンにひっついている状態もあります。


例えば野菜を炒めるとします。

ナスやピーマン、ブロッコリーを炒めるとわかりませんが、ほうれん草やニラなどの葉物を炒めると実感します。

これどういうことかと言うと、フライパンに入れて炒め始めますが、はじめは調子よく振れていても、少し経つとフライパンにひっつくばかりになって、フライパンを振っただけでは食材が動かな様になります。


これを動かそうとすると、菜箸やターナーを使って裏返すようにしないと出来なかったりします。

これではちょっと分かりにくい場合は、雨の日の落ち葉をイメージして頂くと良いです。

雨水が落ち葉に付き、ペットリと道路にへばりついてしまいます。


こんな事がフライパンの中で起こっています。

これを防ぐには、十把一絡げの様に野菜炒めをつくらない方法です。



これお客さんから教えて頂いたんですが、聞いていて「なるほど!!!」と思いました。

近日メルマガでお知らせしたいと思っています。

 

振りやすく作ったフライパンはこちらに→

 

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2018.9.29

 

 

 

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