鉄フライパンを上手に使う
鉄フライパンを上手に使うには、焼く、炒める、揚げるを中心に使うのが良いです。
と言うのは、煮る、蒸すはお湯が多くあり、これがフライパンの表面を守っている油を取ってしまうからです。
うちのフライパンのように表面になにもない、もしくは塗っていないものの場合、鉄の表面を守ってくれているものは、油とそれが焦げた炭素の膜です。
油と焦げた炭素と言うと分かりにくいですが、黒くなってフライパンにくっついているガビガビした黒い皮の様な膜です。
これは、水から守ってくれるばかりではなく、熱のあたりも和らげてくれる、「超」が付くほどのスグレモノだと思っています。
しかも軽い!
軽い上、熱のあたりも和らげてくれる、その上フライパンも守ってくれるものです。
この守ってくれるものが、落ちてしまうという事があります。
最近の傾向で鉄の安全性などから、鉄でお料理する一環で、煮炊きも、とおっしゃる方もおられます。
その時、鉄のフライパンでと考える方もいらっしゃいますが、うちの場合フライパンの表面にはコーティングや塗装がないので、出来れば、煮炊きはお鍋で、と思います。
その点鋳物などは、黒い塗装を塗って表面を守るようになっていますので、”煮炊き”の用途が結構あるなら、選択の中に表面塗装がある鋳物も入れるのもありだと思っています。
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2018.8.10
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