フライパン屋がおすすめするガス台の見分け方




私、常々思うのですが、ガス台、これは結構重要なんじゃないかっておもっています。


と言うのも、ガス台って意外に性能が各ガス台によって違うと感じています。

それで、よく見るのが最大火力の力です。

何カロリーって表示のあるものです。


これ、単純に大きいほうが力が強いのです。これは見たまんまで分かりやすいのですが、もし、その他で見るべき点はどこかと言うと、弱火です。

弱火と言っても、細かく言うと弱火から超弱火の状態です。

これは弱火

 

これは更にの弱火「超弱火」



これを知るために色々考えて見たんですが、カタログなどにある数字では意外に分からなかったんです。

で、私が思ったのは、実際にガスのレバーを回してみての感触です。

ガス台を専門に作っているものではないので正確に伝わっているかが心配ですが、ガス火は酸素の量をのバランスで火が赤くなったり、青くなったりします。

酸素が足りないと赤くなって、酸素がありすぎると消えます。その中間が青い火って訳です。

これ、原則的にはガス溶接も同じです。



この時、ガスの量にあわせて酸素、ガス台の場合は空気を取り込む空気口が、大きく開いたり、小さくしぼまったりしています。

さっきも言ったように、ここで酸素の量が合っていないと消えてしまって、弱火や特には超弱火の時に酸素の量も微妙なので、消えたり、赤くなったりして上手く超弱火の状態に出来ないのです。

これを出来るよにするには、弱火などのちょっとレバーを動かしただけでも、空気の開閉口が一緒に動く必要があります。

でも、このちょっとに対してそんな風にする開閉口となると・・・・という感じです。



これ実際なんですが、そういったのができるものはレバーの遊びがやっぱり違うって言うのが私の感想ですので、最大で見るのも良いのですが、そのま逆で「最小」で判断もありあす。
しかもこういったのが出来るガス台は、大方最大も一番強い能力ではないですが、それなりに満足ができるものが多いです。

それなりにと言っていますが、お料理としては全く問題ないレベルです。


ガス台なんて・・・と思わず、ちょっと目を向けてあげてください。きっとフライパンと同じ様に、お料理に答えてくれます。


追伸
これは私の勝手なガス台の簡単な見方ですが、五徳が鋳物だとそこそこの能力を持ったものが多い気がしています。参考程度に選ぶ時に見てみて下さい。


じっくり焼くとき、いい感じで答えてくれるフライパンはこちらに



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2018.7.1

 

 

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