美味しく焼く餃子 鉄フライパン編

餃子と言ったら焼きの調理になりますが、実際は餃子の皮で具材を包んでいますので、焼きと言うよりは蒸しの調理に近いかもって思います。
と言えるのは、この餃子の皮は結構水に対して無敵で、水を通さないからです。
材料は小麦粉に水とちょっとの塩を入れたものですが、これがグルテンを作って水すら通さないものに変化すんのには不思議です。
なんで、水も通さないと言えるかと言うと、実験したことがあるからです。
餃子にお米を入れて焼いたら、しっかり包んだものと、一部を開けて包んだもの、あまり包むようにしなかったものでは、水の浸水がしないものとするものとに大差が出たんです。
で、
これだけ差があるなら、これを活かしたらどうかって思っています。
どういう事かと言えば、しっかり包んだ餃子を意識的に作るんです。
餃子は数を作る料理でもあるので、餃子を一つひとつ包む事にそこまで丁寧になれませんが、それをあえて丁寧に包みます。
水を皮の縁につけて、しっかり漏れがないようにです。
こうしると、餃子の皮の中では、外部の水分に100%影響されない状態で蒸すことができますから、言ってみれば具材だけの凝縮された餃子が焼けるわけです。
餃子を包むときって、手早い人は遅い人をみるとイライラすると思います。
でも、その時にイライラしないで、違う料理を作っているんだなって思うくらいで、見ると良いと思います。
で、実際出来上がった、、、、、いや、焼き上がった餃子はどうか?というと・・・・
結果を書くのはやめます。
これは作った方だけの楽しみにしておきたいと思うからです。
手早いからお料理上手とは限らない。遅いからお料理下手とはかぎらない。って感じでしょうか。
先日「美味しく焼けました」ってメールを頂いて嬉しかったです。
鉄のフライパンって言う、古くても新しい道具です
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