でも、それが玉の形か、棒の形かで、持った時の印象がちがいます。 ですので、それがフライパンとなれば、印象は違っても当然と言ったら当然なんです、って所まで昨日書きました。




よくフライパンの重さを知る場合、○○gって表示があります。
うちのフライパンもそう表示していますが、これでも持った印象って結構違うもんです。

例えば、持ち柄の太さです。

ここが細いとかっこいいのですが、細い分重さを感じます。

それは、細い場合重さがそこに集中するからです。

一方太いと、感じる幅も太いので、重さが集中しにくい。イコール同じ重さでも、重さの感じ方が違います。



それと、フライパンはフライパン単独で使うって事がありません。

フライパンの場合、その先に食材が入って使います。

ですから、食材の重さが必ずプラスされます。


それと、もう一つ。


フライパンは、持ち柄の部分を持ったその先の20cm程の所に食材が乗ります。

言葉では分かりにくいですが、団扇を片手で持って、団扇の仰いで風が当たる部分に食材がのるってイメージをしてください。なので食材の重さが、その重さより更に多く感じます。

言ってみればテコの原理です。テコは小さな力で大きな物を動かしますが、この逆になっていて、小さな重さでも逆に大きく感じます。


ちょっと実験です。

写真は玉子だけです。玉子だけなら62gです。




これに20cm外に持てる何かを足します。今回は竹のものさしです。玉子と竹のものさしの合計だけなら88gです。



でも、さっき20cm先に物が乗るのがフライパンですと言ってますので、ものさしの先に玉子をセロテープでつけて、20cmの所が乗るようにしてバランスを取りながら測ると、260gになっています。




88gのものでも、20cm離れると約三倍の260gになるって訳です。これが、テコの逆っていう意味です。

なので、チャーハンを作る場合、ご飯一杯150gだとしても、実際フライパンを持って降るときには400gから500gを振っている感覚になるって話です。


これを、どうにかして軽く感じられるようにと、色々工夫を入れているのが、うちのフライパンでもあります。
握ったイメージって結構大切だったりします。
気になる方は、ホームページをどうぞ。
絶対軽いものなら1.0ミリ、軽くて使いやすさもって思ったら1.2ミリ板厚で作るものがおすすめです。

1.0ミリで作るフライパンこちらに

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測っていたら割ってしまいました。




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2018.4.9

 

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