鉄フライパンで煎っただけで美味しいもの。




これ、何か味付けをして美味しくなる、とか、焼きながら調味料を加えて美味しくするって事でなく、ただ、フライパンに入れて煎るだけの意味です。


これでお勧めしたいのが”大豆”です。


なにか特別な大豆である必要もありません。普通にある大豆で十分です。


これを、ただ単にフライパンに入れて煎ります。煎るだけです。

すると、パチパチって音が聞こえて来ます。
大豆が爆ぜる音です。

こうなると、火が通った合図ですので、冷まします。


で、冷めたら食べます。


今の文でお気づきになった方もいらっしゃったと思いますが、大豆を洗ってません。
洗わずに、そのままフライパンに入れて煎っています。


なぜ洗わないかと言うと、理由があります。

一度水につけてしまうと、煎った後の出来上がりが全然違うんです。

例えば、水ではなく、お湯にしても変わります。

お湯に漬けたものと、5分煮たものでも変わります。

なにも漬けないと、噛んだ時にコリッとしていい歯ごたえで美味しいんですが、水に漬けたもの、お湯に漬けたものでも、軟らかさが違ってこれはこれで美味しいんです。

しっとりしたり、甘納豆の様なレベルまで軟らかくなったりもします。

大豆はカチカチですから、出来上がりのイメージってつきにくいですよね。


でも、漬ける漬けない事もそうですが、5分煮る、10分煮るでも違って、それぞれのパターンで美味しいです。
このちょっとした手のかけ具合で、変わるのも楽しい所だったりします。

今、色々なお菓子があって不自由しませんが、煎った大豆もそれに劣らず美味しいもんです。
このときに、もし塩を振るなら、すこしすり鉢で塩を擦って、細かくしたものを振ると良いです。

塩が大きいままだと大豆に乗らないからです。


煎っただけのおやつって素朴すぎるって思いますが、でも、そういうおやつを好まれていらっしゃる方って意外にいらっしゃいます。



作り方はフライパンを持ちながら「煎る」。ただこれだけです。


煎るのが得意な深いフライパンも作っています。
興味があればどうぞ

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2018.3.31

 

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