鉄フライパンの洗い方はどうしたらいいのか。
今回は料理した後の話になります。
例えば、生姜焼きを作ったとします。
この後どうやって片付けたら良いのか、って話です。
状況として、フライパンで料理をして、その料理をお皿に移し終えた状況です。ここではまだフライパンは調理直後なので予熱があるわけです。
ここからです。
そのまま水を流しながらこすり洗いをします。こする物はステンレスパーマタワシと言うのが使いやすいです。
このステンレスパーマタワシとは、くるくると薄いステンレスがコイル状になって、それが一塊になっているものです。これで擦ります。
こする動作は、フライパンの底面全体を円を書くように動かす感じです。
これで落ちる部分と落ちない部分に気が付きます。
落ちない部分は10cm位の幅感覚で手を左右に動かして擦りますが、ここで注意が必要です。
このとき一気に落とそうと思わないことです。
ここで一気に落とそうと思うと、更にきつくその箇所を重点的集中してこすることになります。
これをやってしまうと、その部分に負荷がかかり必要以上にこする事になってしまいます。
なので、落ちなければそのままにして、再度そのまま火に掛けます。
火にかけると言っても、鉄フライパンを逆さまにして炙るとかではなく、そのままガス台に乗せて再度着火します。
フライパンには洗い途中の水やこびり付きが、そのままの状態になっていますが気にすることはありません。そのままでOKです。
加熱して10秒位たったら火を止めて、また水で流しながら擦り洗をします。さっきステンレスパーマタワシを使った洗い方をまた繰り返します。
これで、前回そのままで残っていた調理後のこびり付きなどが落とせます。
大体2回ほどやると、こびり付きはなくなっていきますが、それでも落としきれない時は、再度同じ手順を繰り返します。
ポイントは、落ちきれないからと言って、そこを重点的にゴシゴシと強くこすらないようにする事です。
うちのフライパンでよく頂く感想に「お手入れがらくになった」とよくお聞きします。
調理をして料理をお皿に盛って食卓に運んで食事になるわけですが、問題は食べ終わってまたお台所に戻って来た時に、調理が終わりそのままになっていたお鍋やフライパンをみると、調理後の片付けがもの凄く嫌になるんだそうです。
ましてや、お腹もいっぱいですから、ゆっくりだってしたい。
でも、そのお客さん曰く「このフライパンの場合、調理後の予熱を使って洗わなければいけないって書いてあるので、その場で洗う訳ですから、食事を終えて食卓からお台所に戻ってくると、今までの調理器具の山がないわけです。これが嬉しい」ってお話でした。
私達はずっと使っていますので、それが当たり前だと思っていましたので気づかなかったのですが、言われてみると、食事してお台所に戻ってきて、調理道具の山プラスお皿の山ともなれば、おっくうに思うことも・・・ってあると思います。
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