鉄フライパンを錆びさせない為にはどうしたらいいか。長期編
鉄と錆は切っても切り離せない仲です。
ですので、「錆びない」という事はかなり難しいです。
でも、出来るだけ錆びさせたくない方法として、今回は「長期編」として書きます。
ここでちょっと錆について書きます。
錆とは酸化です。酸化とは酸素と触れることでおこります。ですから地球上の日常生活の中で鉄フライパンが錆から逃れることは難しいです。
でも、ある特殊な状況では錆びません。それはアルカリ水です。
アルカリ水に付けると鉄でも錆びませんが、日常生活の中でアルカリ水があって、それにフライパンが浸かる状況があるかと言えば、それはないに等しいのでそれ以外で書きます。
まず置いておく場所ですが、風通しのある所がいいです。
これは湿気から出来るだけ避けるためで、空気の流れがあるのと無いのでは湿気はかなり違います。
となると、箱やケースの中は風が流れていませんので避けたほうが良いです。
ちょっと話がずれますが、カメラ屋さんとの話で、「しまっておくならカメラケースに入れないでね」って教えてもらったことがあります。
カメラを保存するからカメラケースがあると思っていたら、カメラケースは持ち歩く時に入れてカメラを衝撃から保護する役割で、カビから保護できるものではって聞いてへ〜〜〜って思った記憶があります。
要は、カメラケースに入れておけば良いと思っていると、ケースだけだとそこは密閉で空気が流れないのでレンズにカビが生えやすいと言うことなんだそうです。ケースだけでなく湿気対策は必要って話でした。
その話をカメラ大好きな友人に話すと、そりゃ当然という感じで・・・・・・、カメラケースに入れるより、カメラを出しっぱなして置くほうが、よっぽど空気が流れてガビを防げるから、逆にお店に展示してあるカメラの方がカビは避けられるけど、ホコリがね・・・だから布袋とかが良いって話でした。
フライパンもこれと似た話です。
フライパンに軽く油を塗って新聞紙などで軽く包んで保護してあげて、風通しの良いところで置いておくと良いです。
この塗った油は長くなれば新聞紙に吸収されて、フライパンとくっついてしまう事があります。でも紙なので、くっついてしまっっても使う前に燃やすことができます。
この時、出来るだけ落としてから焼いた方が良いと思って、ゴシゴシと強くこする事はしない方がいいです。
この場合、手で取れる分は出来るだけ取るようにして、後は焼いて取る。その後擦ってみるの順番でやるといいです。
この時も無理にこすらず、普通にこする程度がおすすめです。
「普通ににこする」と曖昧な言い方ですが、こうイメージしてください。
フライパンの地金を出すような力加減。これが無理なこすり加減です。
そうそう。包む時にビニール袋でも良いかな・・・・って思いますが、ビニールだと新聞紙の様に簡単にもやしきるようには行きませんので、そのためにも新聞紙がおすすめです。
オーダーメイドからセミオーダーの鉄フライパンを作っています。
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