お好み焼きをフライパンで上手に焼きます。



お好み焼きは、小麦粉をひいて野菜や肉を乗せて焼きます。

予め小麦粉に野菜などを混ぜ込んで焼く方もいらっしゃるとおもいます。
うちはこの方法で焼くお好み焼きは圧倒的に多いです。

 

それでこのお好み焼きですが、フライパン側から見ると野菜を炒める部類の料理ではなく、ステーキの部類の料理です。


その理由は、フライパンの底面に広げて焼きじっくり熱を通すからです。

フライパンの調理はおおきく2つに分けることができます。
一つはフライパンを振る調理です。野菜炒めやチャーハンがそうです。

そしてもう一つは、ハンバーグや餃子の様にじっくり熱を通す調理です。

1つ目の調理はフライパンの中で食材が動きます。動くことで平均的な熱の通りを作っていきますから、動かせられることがフライパンの役割になります。という事は、ある程度軽いことが条件になります。


2つ目は食材を動かしませんので、動かさない中で熱を通して調理しますから、じっくりと言う調理になります。



お好み焼きは焼き始めてから、チャーハンのようにフライパンを持ち上げて食材を返すという事はしませんので、野菜を使っていますが、ステーキ派の調理になります。

このじっくり熱を通すことですが意外に難しいもので、ただ火を弱くすればそうなるかと言うと、それだけでは足らなかったりします。


ちなみにお好み焼き屋さんにあるテーブルの上にある鉄板は驚くほど板厚で作っています。これは一度に複数人分を焼いたり、どんどん焼くものを乗せたりするので、家庭サイズでは温度が下がってしまうからです。


ぜひ、板の厚いフライパンで焼いてみて下さい。美味しいのは美味しいのですが、それとお好み焼きを焼くのが上手になった気持ちにすらなるのが、厚い板厚のフライパンです。


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2018.10.15

 

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