お料理一覧→上手な「大学芋を鉄フライパンで作る」

 

昔勤めていた職場でお母さんがいました。

年は当時で60歳くらいだったので、今では80歳を越えていらっしゃると思います。

 

そのお母さんが時々「お茶菓子に」って言って大学芋を持ってきてくれたんです。

 

それは周りがカリカリしていてとても美味しくて、みんあ「お母さんの大学芋は美味しいわよね」と言っていました。

 

大学芋はさつま芋なので、のどが渇いていて食べるとパサパサになるんですよね。

なので「私、お茶いれるわ」って何処からか声があがって、つまようじでつつきながらお母さんの差し入れを食べたんです。

甘いものを食べると女性は会話が弾む性質があるのでしょうか。決まってその日のお茶はとかく楽しかった思い出があります。

 

でも・・・・

 

今思うとお母さんの大学芋の差し入れは、皆が仲良くなる、そんな事を思っての差し入れだったんじゃないかと思うのです。

 

当時の私はそんな事はまったく考えもつきませんでしたので、ただ「美味しいね」と言いながら皆との休憩を楽しんでいました。

 

そういえば、お茶を入れようかと自然に思う事もは、この時身についたように思います。

 

そのお母さんとは、職場を離れてからお会いしていませんが、きっと今でも大学芋を・・・・と思います。

 

さあ、今の私の大学芋はお母さんの大学芋に近づけたのでしょうか。

 

と思いつつ、美味しいスイーツは沢山あるけれど、大学芋っていいですよね。

 

今回使ったのは、28cmの大き目のフライパンです。

たっぷりの大きさなので、こういった使い方のほか、焼きそばなどどうしても多く作ってしまうので便利な形です。

板厚1.2ミリなら、大きさの割には重さを感じないところも気に入っています。

そのフライパンの詳しいページはこちらに

 


 

レシピのおさらい

材料3〜4人分

【材料】
さつま芋大き目2本、揚げ油、砂糖大さじ5、水大さじ2、黒ゴマ大さじ1

・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-
さあ、作り方です。水に漬けておきます(ポイント)。

30分位漬けた方がいいのですが10分程でもオッケー。下準備はこれだけです。(カンタンでうれしー!)


そうしたらザルにあけ、そのままフライパンに入れます。びちょびちょのままですが、これで大丈夫。


そこに常温の油を入れます。(重要ポイント)


「揚げものなのに水があっていいの?」と疑問がありますが、今回のポイントはここ。常温からあげる場合はこれで大丈夫なんです。油の量は丁度、さつま芋がかぶる位です。





さあ、火にかけます。火加減はとろ火から弱火、イメージとしては油でゆっくり煮る感じです。
その時たまに中をかき混ぜます。




なんでこうするのかと言うと、さつま芋は低温で長く熱を加える事でもともとのでんぷんが糖になるんです。(ポイント)だから「甘い」さつま芋に変身です。




そうそう、この時、ほんわり石焼芋の匂いがしてきます。(これが良い!)



お芋全体が黄金色になったら、かき混ぜるのはやめます。ここまで約15分位、意外に時間をかけます。




この頃になると、弱火ではじめた揚げも「じゅわ〜〜」と、なりはじめています。
そうしたら少しだ火力を上げて、今度はお芋の表面だけが少し硬くなるように揚げます。



これで「揚げ」はオッケー。さつま芋を油から出してボールに移して置きます。



次は絡める砂糖作りです。



油を移し終えたフライパンに砂糖と水を合わせて、そのままフライパンにいれます。熱加減は弱火位。
フライパンを傾けながら全体を溶かして、泡が全体的から「じゅわじゅわ」って出るようになったら(ポイント)


ボールに入れて置いたさつま芋と入れて絡め、ゴマをぱらぱらで、これで出来上がりーーーです。



「熱い油に、水分を入れると大変な事になるけど、 油が冷めていたら「バチバチ」ってならないのよ。
 これ冷凍食品の時にもつかえるのよ」って、教えてあげると、




「へ〜」ってなって、



優越感ドップリですよ!!

 


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