熱ムラについて前回の続きを書きます。




今回は持ち柄でも熱ムラが起こると言う事をから、持ち柄についてちょっと書こうと思います


いろいろな角度からフライパンを見たり、いろいろな形のフライパンと関わって思うのは持ち柄でも熱ムラは関係しているように思います。

それも一概にこうなる、というものではなくて、大きさによって違ったりする様に感じています。

小さいフライパンの場合で言うと、持ち柄は外から回ってくる熱を拾うものになっています。

なので、持ち柄の近くの方が熱が高くなりやすい。


逆に大きいサイズの場合は、調理台の火から持ち柄まで離れているので、底面の温度が持ち柄に流れてくる様になり、温度が下がりやすい感じです。

熱ムラを考えると実はこんなことまで考えないといけなくなってしまいます。



こんな細かくまで言ってしまうと、フライパンを使うことに面倒になってしまうので、フライパンの調理を簡単に説明したいと思います。


フライパンを使って作る料理は、2つに分けることができます。

1つはチャーハンのようにプライパンを振ってた作る料理です。
もう一つはハンバーグや餃子のように食材を入れたらあまり食材自体を動かさない調理です。

前者のフライパンを振ってという場合には、フライパンをより動かすことによって食材を動かして熱ムラを均等にさせるような調理になっています。

後者の場合には、食材があまり動かないので、じっくり熱を伝える事で作る調理です。

じっくり熱を通すというと、弱火の調理になったりしますが、弱火にするだけでは実は叶わなかったりします。ここに道具の役割が起こります。

熱ムラからだいぶ話がずれましたが、食材が動かせないならフライパンをずらす方法もあるので、調理は工夫とも思ったりもします。

五徳の中央に乗せて作るだけでなく、ずらしても調理もできます。いろいろ試してみて下さい。調理は面白いです。

 

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2019.2.6

 

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