味が落ちたって思う時・・・・
お客さんと話していて、と言っても電話だったりするのですが、例えば小さじ一杯の醤油を入れて・・・・などの調理行程の話をしていると、なんとなく話が噛み合わないと言うか、・・・・・・・そんなことを感じたりします。
で、
よくよく話を聞いてみると、量ではなく色加減で料理の具合を判断しているんじゃないかと思うことがあります。
この位の色になるまで醤油を入れる
とか
こんな色になるまで焼くって感じです。
で、この場合重要なのが色ですから、お鍋やフライパンが変わると、当然底面の色が違うので、調子が変わってしまうのだそうです。
例えばお鍋なら、黄色いアルミ鍋で作る時と、白銀のアルミ鍋で作る時、あとホーローなど色がある物で作る時です。
いつも先銀のアルミ色のお鍋で作りなれている方が、黄色いアルミ鍋を使うと底面が黄色なので、ちょっと醤油を入れただけでも醤油色に見えてしまうので、味が薄くなるってイメージです。
逆にいつも黄色のアルミ鍋で作りなれている方は、アルミの白銀色のお鍋を使うと、お鍋の黄色と味付けの色とが合算した色で味を作るので、濃い味になるって感じです。
で、
フライパンです。
フライパンも素材によって、フライパン内部の色が違いますから、フライパンが変わると調子がかわるって感じです。
特に鉄フライパンです。
底面の色が黒かったりするので、お客さんと話をしていて黒い系の調味料の色がわかりにくくなっているという事があるんじゃないかと思う事があります。
確かに、黒系に黒系の醤油ですからね。
でも、良いところもあります。黒系ですから白い塩は目立つんです。
だから「塩の入れすぎない」と言ったら、言い過ぎですが、黒系の底面に白い塩ですから、それは目立ちます。
これって減塩効果になるんじゃない!!!
って思っていたら、舌が味を覚えていて、食べるときにはしっかり味を足してるんですよね。
良いことを書いて宣伝しようかと思っていたら、ここに落ちがありました。
でも、美味しくなって言われると嬉しいです。よかったら使ってみて下さい。

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2018.6.2
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