鉄フライパンで生姜焼きを楽しくするにはどうしたらいいのか

摩り下ろした生姜と豚肉を一緒に炒めればいいんじゃないの、って思うと思います。
それ正解です。
でも、これじゃ面白く無いと言うか、楽しいか?って聞かれたら、そうでもない、とか普通って思います。
私がお勧めするのは、「折角作るなら、もうひと手間で楽しい生姜焼きにする方法」です。
私は作り手側なので、普通こう言うと話は、お料理研究家の方が言われた方が面白いしのですが、好きなんです、お料理。
だから作ったりするんですが、その中で、この生姜焼きもその一つなんです。
早速書きます。
ポイントは?と言うと、生姜油を作ることです。
この生姜油とは何かですが、売っているものでもありませんし、作りおきをしておく物でもありません。
手に入らないものでもなく、調理直前に作るものなので、そんなに手間もかかりません。
じゃあ、どうするか!!!と言うと
生姜をミジン切りにします。
このミジン切りは、生姜焼きの味付けに使う分としてではなく、生姜油用としての量です。
量で言っても、沢山はいりません。
親指の爪位の大きさでいいです。
これをミジン切りにします。
そうしたら、フライパンに大さじ1も要りませんが、小さじ2位の油を入れて、そこにミジン切りした生姜をいれてから、加熱します。
いつもは、油を入れたフライパンを加熱してから食材を入れる、と言うのを言っていますが、今回は違います。
生姜を入れてから加熱です。加熱加減は弱火です。
すると生姜が炒まり始めます。
じゃわ〜〜〜っとなってきます。
これです!!!この油で生姜を揚げている、これが生姜油を作っている状態です。
それで、ジュワジュワ〜〜〜ってなってきたら、一旦生姜をフライパンから上げてしまいます。
と言っても、ミジン切りですから、全部を取るのは大変なので、出来るだけ、でもいいです。
問題は、ここで出来るだけ生姜を焦がさないことなんです。
だったら、生姜の薄切でもいいじゃん、って思いますが、おろし生姜で炒めるときにも使いたいと思っているのでミジン切りにしているだけなんですが、気にならなければどちらでも良いと思います。
そうしたら、フライパンには生姜油が入っただけの状態になっているので、ここから強火にして、煙が出てきたら豚肉を入れて焼きます。
後は9割ほど火が通ったら、今度はおろし生姜と醤油、味にパンチを利かせたいなら少しの砂糖を入れて見て下さい。でも、これはあくまでお好みです。
ここまで読むと、何かに気づいたと思います。
そうです。実はこの生姜油作りは、トマトソースを作る時のニンニクの使い方と同じなんです。
このトマトソースの場合も、ポイントはニンニクを焦がさないことなんですが、トマトソースはニンニクを炒めた後にトマトやトマトの水煮が入る、すなわち液体が入るからニンニクが焦げなんです。
でも、生姜油の場合は、その後は豚肉を焼くので、残っている生姜が焦げやすいって事があって、ここがトマトソースよりも難しい所なんです。
なので、ちょっと工夫が要ります。
でも、そうやってひと手間かけて作った料理は、気になるもんです。
何に?って言うと、みんなの感想です。
そんなのが楽しかったりします。
お料理楽しんで下さい。
生姜焼きのいいフライパンがあります。お料理別にフライパンを揃えたらたいへんですけでね。
オーダーからセミオーダーの鉄フライパン
あじねフライパンホームページ
前の記事
次の記事
2018.3.16
「あじねフライパン」ホーム ブログカレンダー
|