お料理一覧→上手な「えびせん作り」編

”えびせん”って言ったら某メーカーのえびせんをイメージすると思います。

そのえびせんですが、斜めにいくつも筋が入っているのを覚えていますか?

 

あれ、おそらく塩がえびせんに乗りやすい様にするために、筋をいくつも入れているんだと思います.

凹凸を作って、そこに塩がひっかかる。それが、あの筋だと思います。

 

今回えびせんを作りました。見よう見まねで、あの筋もいれました。

でも、これが揚げてみると筋にならないのです。

何度か作ってみても筋になかなかできないのです。

えびせんを開発するとき「この筋は要らないんじゃないですか」なんて意見もあったと思います。

でも「いや、これがあった方がうまいんだよ。だから何とかつけたいんだよ」みたいな試行錯誤のご苦労がきっとあったんだと思います。

こう言う、細やかなで実直なものづくりってステキだし、こう言う意味でも日本のお菓子、もちろんお菓子だけじゃないけど、こう言うのって凄いと思っています。

さあ、そんな事を思いながら作った”えびせん”ですが「ただいま〜〜」って帰ってきた子供に食べさせると「あっ、えびせんだ」と言って食べていました。

「そりゃ、えびせんを作ったんだから当たり前だろ」とは意外に思わなくて「へ〜〜、えびせんになってんだ〜〜」って感じで、ちょっと気持ちが良かったと言うか、お料理上手になった気分になりました。

しかも、家で作れば”出来立ての熱々”がたべれますもんね。

「出来立てで熱々のえびせん」それに魅惑のソースとセットでお勧めです。

今回使った道具は「小さな天ぷら鍋」です。

小さいから油量も少ないって所がいいのですが、小さいから「あっ、作ってみよう」って思ったり「おやつ、作ってあげよう」ってふと思ったときでも、お鍋が小さいので気持ち的に軽い感じで作れるのも良い所です。

 


 

 レシピのおさらい


【材料】(二人で飲むビールにつり合う位の分量)

薄力粉100g、えび100g(種類の指定はなし)、べーキンパウダー小さじ1.5杯、塩小さじ半分、砂糖塩に対して5%弱、他塩一つまみ程度、マヨネーズ、お好きなビール


調理時間:約30分
※今回フードプロセッサー使用の場合(もちろん使わなくてもオッケー)

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まずは、下準備です。

すり鉢で塩と砂糖を入れて細かくし(ポイント)、器に移して置きます。

またベーキングパウダーと小麦粉を一緒にして振るっておきます。



さあ、ここからは調理です。

えびの皮をむき、塩一つまみと一緒に粘りが出るまで練ります。
すり鉢ならごりごりと、フードプロセッサーならスイッチオン。



そうなったら、そこにさっき振るっておいた粉をいれ、一つになるように練り上げます。
この時、水はつかいません。




練った生地は5ミリ位の厚みに伸ばし、切れないように細かく斜め筋を入れてから

5ミリ幅位に切り分けていきます。




さあ、ここからは揚げです。
温度は低温、揚げ加減は大きな泡が出なくなる位までじっくり揚げます(ポイント)。

時間は大体10分ほど。





揚がったら、ボールに入れ、そこに細かくしておいた塩砂糖をぱらぱらっとして、全体に馴染ませるようにかき混ぜます。




これで出来上がりっ!!





後はマヨネーズビールソースをちょっとつけて、





”熱々のえびせん”







出来立てで食べてね。うまいから!!!

 

 


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