鉄のフライパンと銅やステンレスのフライパン




フライパンって一言でいっても色々な物があります。

うちは鉄になりますが、その他銅やステンレス、チタンそして多くはアルミのフライパンがあります。

金属には熱伝導率と言うのが数字であります。

これは国立研究開発法人産業技術総合研究所のホームページで公開されているものですが、私達のフライパンでも使っている鉄は72~80.4、銅は386~402、アルミは226~237となっています。


これは数字が大きいほど熱がよく伝わるという事です。

よく玉子焼きの銅ものがあります。

銅は上の数字のように熱伝導が高いので、玉子に均一に熱を伝えられるということから重宝されます。

特には薄焼き卵用の銅の卵焼きと言うのがあります。

普通の形と違っていて、深さが無いのですが、底面が広い形をしていて大きい薄焼き玉子が出来るようになっています。



これ、実際つかって見ると、鉄フライパン側の人間ですが、これは鉄では出来ないと言うか、銅ならではと思えます。

というのも、鉄でも無理じゃないと思いますが、熱の均一性をあのレベルまで求めると、鉄なら銅の2〜3倍の厚みにしないと出来ません。

でも、その分重くなるので、重くなると薄焼きを焼く動作の使い勝手に支障がでると私は思っています。

でも、銅なら軽い、とまでは言い過ぎですが、薄焼き玉子を焼くときの軽快感の支障にはなりません。

今回は鉄の苦手な事の内容になりましたが、でも、一長一短ですので、そんな事もしって、上手に使ってほしいと思っています。

 

 

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2018.5.19

 

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