「フライパンの一部分がこびり着くことがあります」と質問をいただきました。
どこかの部分が剥がれにくい。そんな感じではと想像しています。特にホットケーキやお好み焼き、それに卵焼きなど、フライパンの底面を広く使う時に感じられるのではと思います。
この原因で考えられる一つが、調理を始める時のフライパンの底面温度のムラがあります。
実はこの底面の熱ムラで、誤解がある場合があります。
それが、温度が高いと焦げるのでこびり着くってイメージです。
しかし、実際は反対で、温度が高い部分はこびりつきにくく、逆に温度が低いとこびり付きやすくなってしまいます。
ですので、温度が低い所を上げてあげる事が有効です。
と言っても、どこが高くて、どこが低いかは見た目だけでは分かり難かったりします。
そこで、こんな方法はいかがかとおもいます。
それは、フライパンをちょっとずらしてみる方法です。
フライパンに油をひいて加熱しますと、少し経って煙がでます。
この時にフライパンを5cmほど右でも左でもいいので、ちょっとずらしてあげ、そして一度深呼吸
したくらいに食材を入れます。
お好み焼き、ホットケーキの生地を入れます。
その後は、普段と同じように調理します。
底面をずらすことで、熱のあたり加減が変わりますので、結構有効です。お試しください。