「フライパンに油を使わずにお料理だ出来ますか」

実感として「出来るものもあれば、出来ないものもある」と言う感じです。
と言っても、「じゃあ、出来るものって何か」と思うと、そんなに多くはありません。

例えばお餅を焼くとか、他、焼きおにぎりも出来ます。でも焼きおにぎりは、フライパンに油が残っていて、その油があっての事なので一回か2回かを焼く位だと思います。

野菜を焼くに関して言えば、こびり付く原因が少ないので無くても出来ますが、実感としては油はあった方が良いです。

お肉などを焼く場合は油は必要です。
でも、お肉を焼く前に牛脂を溶かすなんては、こびり付いたりしません。

あとホットケーキなどは、油は必要ですが、あんまり入れると焼き面にが、美味しそうな焼き跡にならないので、私はあえて少な目で焼くのが良いと思います。

この少な目ですが、どの位かが分かりにくいとお思います。

一つの目安ですが、フライパンに油を入れる→加熱する→油がのびる→伸びてたまった油を戻す。この場合量った事がありますが、実質5cc以下の少量になります。(フライパンは26cmサイズです)

あと、フライパンに油を入れる→加熱する→油がのびる→ペーパータオルで拭く方法もあります。これだと更に少なくなります。

それで、次に焼くときには、そのペーパータオルでフライパンの表面に油を塗る、これだと更に少量になるはずです。

ホットケーキの場合、私はこの方法で焼きますが、これでも焼いていて、はがれなくて困った、と言うのはなかったので、これでもいいんじゃないとおもいますが、ガス台などの調理台の癖や、フライパンの慣れもあるので、一つの基準みたいに思って頂くと良いと思います。

これを書いていて思いましたが、調理での油の役割ってなんだろうと思いました。


機械油については、この油はこうなるみたいな、若いときの経験でいささか古いとは思いますが、科学的な知識ではなくても使ってのなんとなくでもイメージがあります。例えば高速回転使う場合は、の様なものですが、お料理は全く別です。

それで、よくよく見てみるとお料理としての油は、はがれやすくする、の働きもありましすが、フライパンと食材の接地面積を油のネバネバ性で大きくしているとも思います。
これによって油がある場合と、そうで無い場合では焼きあがる時間が変わる感じです。

参考になりましたらと思います。