上手に麻婆豆腐を作る「鉄フライパンで」
今日は美味しい麻婆豆腐の作り方を書きたいと思います。
こう言う話は、お料理研究家の方やシェフの方が言った方が、遥かに「美味しいのが作れそう」の様な気持ちが湧いてきます。
それも確かにそうなんですが、道具屋ですが、ちょっとお付き合いください。
私達のようなフライパン側からお料理を見る時、どう炒まるかが目についてしまいます。
例えば、豚カツを揚げるとします。
豚カツはどこも同じ形ではありません。一辺がが小さい形をしています。
小さい形と大きい広い形を同時に入れてしまうと、熱ムラが必ず起こるので、広い方を基準にすると小さい方は火が通り過ぎてしまうことになります。
だったら小さ方に基準を合わせると、今度は大きい方は小さい法より熱の通りが少なくなってしまいます。大きくて広いからです。
揚げ鍋にカツを入れると、こういう事が気になって、つい鍋を見てしまいます。
そんな事から「どうしたら良いのか」と考えると、小さい方から入れずに、大きい広い方の豚カツを入れたら、入れる途中で少し止めて少し熱を通してから、小さい方も揚げ鍋に入れます。
このわざと時間をずらすことが、小さい方と、広い方の不均衡を出来るだけなくす事に良いのです。
これ言ってみれば小さなテクニックです。
「焼き」についても同じことがあります。
それが今回の麻婆豆腐です。
麻婆豆腐はにんにく、ショウガ、ひき肉、玉ねぎを炒めて、味付けをして豆腐を入れますが、この”にんにく”と”生姜”が焦げてしまうと麻婆豆腐は一気に美味しくなくなります。
でも、焦げないようにと思っても現実に起こってしまいます。
なぜそうなってしまうのかとフライパンを覗いてわかったのは、単純に小さいから直ぐに火が通ってしまうからという事が分かりました。
にんにくの焦げは、どうしても苦くなります。
、じゃあ、焦げないようにするにはって考えたのが今回です。
で、どうしたら焦げないかですが、炒めるタイミングを色々実験してみると、ひき肉と玉ねぎの間で炒めると一番焦げが出来ないのと、味も効いてくるのが分かりました。
道具からレシピを見ると、つい実験のようになってしまいますが、美味しい麻婆豆腐ができますので作って下さい。
出来たては、大きくレンゲですくって食べて見て下さいね。美味しいのを食べて怒る人はいませんから、向かい合って食べれば、そこには笑顔がありますよ。
麻婆豆腐が作りやすいフライパンがこちらに
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2018.7.26
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