あじねフライパンブログ

 

食べ物に気をつけている方によく出会います。




お客さんと話していて食べ物に関心のある方によくお会いします。

鉄フライパンのため、美味しく食べたいと言う関心もあれば、健康になる食べ物や、野菜をメインにした食事など色々な方がいらっしゃいます。

そうしていくと私達も関心が出てきて、美味しく食べる意外に、興味が出てきたんですが、その一つに今回3つの夏みかんを実験しました。


みかんはワックスが掛けられているとの事で、そのワックスにどんな意味があるのかを知りたくなったんです。

で、自生の夏みかん、ワックスが掛かっていない夏みかん、ワックスが掛かっている夏みかんを3ヶ月ほど放置してみました。

自生みかんは何もやっていませんので、実がちょっと小さいのが特徴です。もちろんワックスはかけていません。




で、これ、どうなったかというと、こうなったんです↓。


まず、3ヶ月たって表面をみてみると・・・・・ワックスがないものも、あるものも、どれも腐ったりする事はありませんでした。

って事は、ワックス自体が夏みかんを悪くしたり、腐敗させるという事は無いように感じました。

匂いも、表面からですが、所謂柑橘類の匂いがするだけで、嫌な臭いはありません。


じゃあ、中はどうなっているのかとなり、本日切ってみる事にしました。


中からドロっとした物が出てくる。
虫が大量に出てくる。


など色々予想もしました。

で、実際切って見たのが下の写真です。

 

 



ワックスなしは、放置している時に徐々に小さくなっていた事に気づいていました。おそらく乾燥しはじめていると思っていました。

それに対して、ワックスありは、大きさは変わらなかったように思います。

その事を前提に考えるとワックスなしの自生夏みかんは、身も皮も乾燥し始めていました。
自生じゃないワックスなしの夏みかんも、実と皮の間の白い部分は薄くなっていますが、実の大部分はまだまだ水々しさがあり、そのまま食べられる程でした。匂いも臭いことはありません。

3ヶ月も経っていますが、それを知らなければ、恐らく普通に食べていると思います。


一方、ワックスありは、皮と身の間の白い部分はかわらず厚くなっていますが、身は一部が枯れはじめていました。


この事からワックスはみかんの白い部分を保つことには有効なのかなとも思います。

ただ、ワックスがないからと言って、実が違うのかと言うと、ワックスなしの2種は片方は枯れていますが、片方は枯れていないので、今回では正直判断ができませんでした。


食べ物を気遣っている方の少しでも役に立てればと思います。

でも、分からなかったので役に立たないとも思いますが・・・

 

そうそう、自生の夏みかんが、どんな種類なのかが分からないって所もあります。


前の記事

次の記事

2018.7.13

 

 

「あじねフライパン」ホームページ     ブログカレンダー