フライパンのサイズをお悩みの方へ
「うちの家族の場合、どのサイズにしたらいいんだろう」「4人用で使うならどの位のサイズがいいんだろう」って思っていませんか。
今回はフライパンのサイズについて書きます。
一般的にですが、フライパンのサイズは20cmサイズから22cm、24cm、26cm、28cmとサイズがあります。
このサイズを基準に人数を考えると、この頃の家族の構成から考えても22cmは1人用、24cmは1〜2人用、26cmは2〜3人用、28cmは3〜4人用、30cmは4人〜が目安になると思います。
フライパンサイズ
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人数
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22cm
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1人
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24cm
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1〜2人
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26cm
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2〜3人
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28cm
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3〜4人
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30cm
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4〜5人
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ただこの数字はチャーハンなどです。そうなると22cmはちょっと厳しいかな・・・・とは感じます。
また野菜炒めなど炒め始めは”ガサ”があるものは、フライパンに入れることが出来る量が少なくなるので、サイズに対して人数が若干少なくなるイメージを持たれると良いです。
その野菜炒めですが、炒める時間が長いと野菜のハリがなくなると同時に、ガサも減ります。
これを予め考えると、もう少し調理の量が増えそうなもんですが、このガサがなくなった状態は野菜炒めも美味しい出来上がりではないので、あまり考えないほうが良いです。
その他、結構料理によって人数が変わってしまうのが麺料理です。これはお客さんの話からもよく出る会話で、その中でも結構”焼きそば”が挙がります。
おそらく焼きそばは、ガサばる麺とガサばるキャベツなど、麺も具材もガサばるものなので、話に出やすいんだと思います。
それで焼きそばは24cmまでは1人用、26cmが2人用、28cmが3人用という感じで、野菜炒めと同じ様に、サイズに対して出来る人数が少なくなるイメージを持つといいです。
これは癖だと思おうのですが、どうしても皆さんの中で焼きそばを作る時一気に作りたいと言う気持ちが起こるようで、フライパンに入るなら、できるだけ入れて作りたいと思う方が多い気がします。
それで一気に材料が調理されますが、実はここにポイントがあります。
沢山を一気に入れると、フライパンが重くなります。これは食材が多く入っているからなのですが、この多くが入っているとフライパンの中で具材が動きにくくなってしまいます。
この動きにくくなると言うのを、フライパンの中の状態と一緒に考えると、フライパン上では加熱が進みますので、調理が進んでいる事が同時進行しています。ですから、焼きムラができやすくなります。
この焼きムラは起こらないようにすると言うのは難しいのですが、それでも出来るだけ起こらない内に調理料を行き渡らせながら調理行程を勧める、このスムーズな進行がお料理のできに関係します。
これが、具材が多かったりすると難しくなります。
なので、無理に食材を入れないのがフライパンのサイズから考えても、お料理を美味しくすることに有効です。
まとめ
この事からまとめとして書くと、フライパンは”大は小を兼ねる”要素がある道具でもあるので、それで始めに22cmは1人用、24cmは1〜2人用、26cmは2〜3人用、28cmは3〜4人用、30cmは4人〜と書いたのがありますが、下の表の太字の人数で考えると良いと思います。
表にすると下記です。
フライパンサイズ
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人数
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22cm
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1人
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24cm
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1〜2人
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26cm
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2〜3人
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28cm
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3〜4人
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30cm
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4〜5人
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それと、家族の構成にもよります。食べ盛りの子がいる、なんて場合は太字の見方でも収まりますが、食べ盛りが2人となると、この基準は全く当てはまりません。
それと、まだお子さんが小さい場合もそうです。でも行く行くは、って目で見られると良いと思うので、太字の基準は参考になると思います。
最後に「ちなみに」ですが、28cm位の大きいフライパンで少量を炒めると、食材を炒める事は問題ないのですが、調味料がね・・・・・・・・、
調味料がフライパンばっかりに付いて、調味料の焦げる量が増えるばっかりになります。
何故かというと、フライパンは食材が乗っている部分と乗っていない部分の温度の差が結構あります。
この温度差は調味料に必要以上に早く火が通って、その結果焦がしてしまうからです。
色々なサイズとプラスして深さも選べるフライパンがあります。詳しくはこちらに
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2018.6.27
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