鉄のフライパンでチャーハンを作る「丸く盛るチャーハン」と「盛らないチャーハン」





ラーメン屋さんでお椀に入れて、盛り付けた様な形をしたチャーハンを見たことがあると思います。


あれ、「なんで?」って思ったことありませんか。


美味しいチャーハンって言ったら、パラパラした食感が第一印象ですから、ああいう感じで盛るとパラパラ感がなくなるような気がしていました。

もちろんパラパラした事だけが美味しいチャーハンではありませんが、お椀のような型で盛り付けるより、ふわっとさせて盛った方がいいように思えます。


で、これラーメン屋さんでアルバイトしていた時に聞いたことがあります。


今、ラーメン店と言ったら「こだわりのラーメン」を主力とするラーメン店をイメージしますが、昔のラーメン店といったら中華料理店のなかでのラーメンだったので、ラーメン以外中華料理やチャーハンも作ります。

そして、そこではチャーハンは丸く盛られていたんです。



さっきも言ったように、パラパラ食感のチャーハンがなんで固められるのか、って疑問ですが・・・・
おやじさんが私に教えてくれた理由をちょっと考えてみませんか。



いかがですか。


答えは・・・・・・・

「冷めにくくなる」だったんです。



確かに、丸く盛られたチャーハンを崩して食べると中は熱かったりします。
特に出前ではこの方が良いって事と、出前はラップをかけるのでふんわり盛ると、これがかえってラップで抑えられて、ぺたっとなってしまって、これが美味しく見ないとも言っていました。


あと、お椀型に入れてお皿に盛りつけると言うことは、そのお椀で決まったご飯の量を入れている訳ですから、一人前に対して調理されるご飯の量が決まるので味が安定するとも言っていて、これも納得しました。


こういった事、家でも応用出来るとおもいます。

チャーハンを美味しく作りたいフライパンがあります。「うちのチャーハン美味しい」って声と一緒に美味しいチャーハンも作ってくださいね。

 

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2018.5.30

 

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