鉄のフライパンでチャーハンを上手にを書いてみます





チャーハンを上手に作るには、フライパン!!と言いたいですが、その前に具材を知っておくことがあると思っています。


一般的に家で作るチャーハンは・・・・
玉子、ひき肉、ネギまたは玉ねぎ、人参、ピーマンが主力になっていると思います。


一方ラーメン屋さんや中華店は・・・・・
玉子、チャーシュウ、ネギが主力でその他玉ねぎ、人参、ピーマン、ナルトなどになっていると思います。


この2つの違いは、家庭のものは玉子以外にひき肉は火を通さなくてはいけない物です。

一方、ラーメン店は火を通すのが玉子だけで、その他はしっかり火を通さなくてはいけないと言うものが無いことです。



この違いが調理の行程を変えてしまっています。


家庭の場合はひき肉には絶対に火を通さなくてはいけないので、ひき肉が先に来ます。

なぜなら玉子が一番だと、玉子→ひき肉の順で炒めると、ひき肉の時点では玉子が焦げてしまうからです。



パラパラしたチャーハンを作るには玉子をご飯の周りにコーティングするような、乳化させるような事ができないと、パラパラ感ができません。

それを作るには、玉子に火が通っていないときにご飯とを絡めることで、それができるのですが、ひき肉→玉子→ご飯の順番にフライパンにいれていくと、ご飯の乳化と同時に、ひき肉もそうなってしまうので見た目がよくありません。

でもラーメン店はチャーシュウはすでに火が通っていますので、ひき肉のように火を通すことが必要ないことから、玉子→ご飯→チャーシュウの順番になって、ご飯と玉子がいい乳化になります。



言葉じゃちょっとわかりにくいですが、家庭でもひき肉を使わずハムなどにして、玉子→ご飯→ハムの順番で炒めると、ラーメン店のパラパラ感に似た感じが出せます。


一辺ひき肉をハムにして、炒める順番を変えてチャーハンを作ってみて下さい。
パラパラの感じがつかめるトレーニングになります。もちろんひき肉でもできますが、またの機会にそれは書きたいと思っています。


うちでも「チャーハンは主人が作るようになって」と言う話をお客様から伺うことがあります。
「今までは台所に立つなんて」ってタイプだったそうです。


チャーハンが作りやすいフライパンってのもあります。もちろん鉄製です。振りやすい板厚で作っています。そのフライパンはこちら

 

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2018.5.29

 

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