鉄フライパンを上手に振るにはどうしたらいいのか。練習は必要なのか。その1
学生の時の話です。
レストランでアルバイトをしていました。
そこで、意外に大変だったのが、フライパンを振る事でした。
こう言うとちょっと誤解させてしまいますが、振ること自体大変ではなくて、このフライパンを振る練習で、店長と自分とがフライパンの持ち方が反対だったんです。
これを直すように言われて、これがたいへんだったんです。
後でわかったことですが、私はものを書くなど通常は右利きなんですが、なにか特定のことをやる時は左を主流に使っていて、妙な左利きだったんです。
それでフライパンを振ることもその一部で、店長はフライパンを右手で持って、ターナーを左で持つのですが、私はフライパンを左で持って、ターナーを右で持つので、オムレツからハンバーグから全ての動作が反対だったんです。
だから、これを直すとなると、左手で字を書くようなもんなので、動作がぎこちないのです。
これ、何が言いたいのかって言うと、フライパンが上手く振れないって思っている方の中に、もしかして私のように”その時だけの左利き”または”その時だけの右利き”って方がいらっしゃるんじゃないかと思っています。
フライパンが上手に振れないから料理が下手って思う方って意外にいらっしゃいます。
でも、それは動作のことであって、料理のことでなく、ましてや料理が上手か下手かでは無いと思っています。
もし、上手いこと振れないという方がいらしたら、まず逆手に持ち替えてフライパンを振ってみて下さいってお伝えしたいです。
フライパンが軽快に振れると料理も楽しいです。
「鉄のフライパンって使いにくい」って思っていませんか?
「コツ」です。
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