鉄フライパンでニンニクを上手に焼くにはどうしたら良いのか。トマトソース編




鉄フライパンを使う場合、「油をフライパンに入れて加熱し、煙が出てきてから食材を入れ、火力調節して調理を始めます」と言っています。

でも、トマトソースの場合この方法だと、ニンニクが焦げてしまいます。
焦げるだけなら良いのですが、焦げたニンニクは食べたときに結構苦くてトマトソース自体の味が変わったりします。

なので、この時はこの方法↓でやるといいです。

その方法とは、フライパンに油を入れて、そこにニンニクを入れてから弱火で加熱です。手順が逆って事に気がついたと思いますが、更にここからが重要です。
と言うのは、これでもニンニクの焦げが始まってしまうからです。

これは鉄フライパンに限らず、どのフライパンでもある話なので、お料理のテクニックとして知っておくと良いです。

つまりは、トマトソースを作る時のニンニクの頃合いの見方です。


どの頃合いがいいかと言うと、ニンニクを入れてから弱火で加熱し、ニンニクの匂いが出てきたら直ぐにトマトを入れます。
トマトでなくても、トマト缶でも同じです。

要は、液体を入れてニンニクとフライパンの温度を一気に下げてしまい、これでニンニクが焦げることが防くわけです。
もしニンニクで、きつね色にとか、少し焼き色が出るくらいがいい頃合いと思っていたら、それは違う、ちょっとでもトマトソースの場合は絶対焦がさない事、と言うのが、バイト時代にシェフから教えてもらった事です。


「それとトマトソースの味みをする時は、液体だけをすくって味みをする人が多いけど、トマトの実もあるならそれもしっかりすくって味みをする事。それは生トマトも缶トマトも一緒!!!」なんだそうです。

というのは、意外にスープだけすくっている人が多くて、その方法だと塩味が分からないと言っていました。

塩味というのは、つまりは味がぼける事の表現だと思って聞いていましたが、味みをする時はちょっとだけすくってするのではなく、しっかりすくってする、です。


フライパンにトマトソースを入れて、パスタ麺と絡める料理には、軽目のフライパンが良いのですが、うちの場合、1.2ミリ板厚で作るフライパンが、そのタイプです。
でもニンニクに伝わる火も早いので、ニンニクが焦げやすいってイメージしますが、ニンニクの匂いが出てきた位で、トマトを入れればそれも起こりません。

これで美味しいトマトソースのパスタ料理を作って下さいね。

最後に美味しいトマトソースポイントを復習「ニンニクは焦がさない。焼き色も付けない位で」


ちょっと深めに作れば、絡める料理も使いやすいフライパンが出来ます。
そんな形を求める方用にフライパンを作っています。
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2018.3.26

 

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