鉄フライパンで餃子を上手に焼くにはどうしたらいいのか



これ、研究しました。


もう実験したのは数年前になりますが、そこで出た結論は、今でも使い続けています。

これは私の勝手な解釈ですが、その後で変えようと思ったことがないので、これで良いじゃないかとも思っています。


それと、業務でつかうと言う方がいらして、この話をしたら頷いていました。

その方は業務で餃子を焼いているので、私が言った内容のどこかが共通したんだと思いますが、
それはその方の餃子の味の企業秘密になると思いますので、それは内緒にしておきます。


まず、餃子ですが、餃子を作業分野で区切ってみると、餃子作りの作業と餃子焼きの作業にわけられます。


餃子作りで、面白い話もあるんですが、今回は「上手に焼くには」ですから、こちら側をメインで書きます。


餃子を焼くを改めて細かく見ると、フライパンに油を引く、加熱する、餃子を並べる、水を入れる、蓋をする、蒸す、蒸発させる、
油をひく、焼く、フライパンから餃子を取るになります。
これは皆さんご存知の通りです。


これ、更に細かく見ます。


例えば油を引く工程があります。

どの位引いたらいいのかって点で言えば、美味しいって思える油を引く量があるんじゃないかって感じです。

これ、結論から言うと、大さじ一杯で十分です。

これ以上やってもあまり意味がありません。

それは、ここの油はフライパンに油をひく事が出来れば、それ以上役割がなかったと言うのが結論です。

じゃあ、この大さじ1の油量とはどんな量になるかというと、フライパンの底面に油が行き渡る量です。

フライパンが小さければ、もう少し減ってもいいと思います。

もちろん大さじ1も使わずに、上手にフライパンを傾ければ行き渡らせられると言うのであれば、それでオッケーです。


次の「加熱する」です。


加熱はどの位したらいいのか?ここは一つ目の肝です。


ただ加熱して餃子を並べれば良いかって言うとそうでもありません。タイミングがあります。

じゃあ、その加熱のタイミングはどんな物か?時間でやるのか?勘か?目に見えるものか?と言えば、時間でも勘でもありません。

目に見えます。今です!!って感じで目に見えるものです。


それは「煙」です。煙が出てきたらそのタイミングです。

だから誰でもわかります。このタイミング!!とか、今!!って感じです。


で、2つアドバイスがあります。

一つは煙が出てきたら、そのタイミングと言いましたが、ここで一度深呼吸したくらい待ってから餃子を並べる事です。


これは、底面に当っている火が、実は熱ムラを起こしていたりするので、これを少しでも均一化させるためです。



ただ、これ、やってみるとこの一呼吸がものすごく長く感じます。


みればフライパンから煙が出始めているので、焦げちゃうんじゃないかって気持ちが先走るんです。


でも、この先走りが、後々「あ・・・・」ってなる原因になります。


こういう事って、今までの実社会でも経験ありませんか?


落ち着いて待ってれば・・・・

少し待って相手の話を聞いておけば・・・・



そのちょっとに我慢できず、つい先走ったために・・・・


なんていう経験です。


言ってみれば餃子も同じなんです。

だから、ここはじっと我慢です。時間は一呼吸ですから、数秒です。


もし今まで生きてきてそんな失敗があったら、この餃子焼きの機会に、この一つの「待つ事」を経験して身につけてみませんか?
ちょっと大げさですが・・・・・・


もう、作業に戻りたいので今日はここで。次回お楽しみを




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2018.3.6

 

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